2005/04/20(水)20:00
人権ねえ・・
人権というより、人の尊厳という方がわかりやすい気がする。
あるいは、人道とか。
教育で言うと、尊厳というのは、尊く厳しい、つまりは高く深くというイメージになって、成長する権利のはずだと出てくるが。
最近の教育のおかしな話題になる人権というのは、平板にそのままでいること、のような気がする。
人道というのは、やるべきこととか、やっちゃいけないこととか、わかりやすいはずで、今まで起きてる問題は、この人道の話だと思うんだが。
・・・答申の議事録の終わりを見ると、今までの人権擁護委員には基本的な資質が欠けているという話があったらしい。
いったい、どんな人権を目指してるんだろう。
翻訳して見ると、「Human rights」 と出る。「人間らしさの権利」だろう。
最近のヘンな使い方からして「personality rights、性格の権利」 かと思った。
「人権救済制度の在り方について(答申)」(平成13年5月)では、
『人々が生存と自由を確保し,幸福を追求する権利としての人権は,人間の尊厳に基づく固有の権利であって,』 ――なんか、具体的な権利と、理念的な権利とが二重構造になってるようで、それでいいんだと思うが、――尊厳をプライドとしか取らない者が多そうな気がする。
人権とは、「プライドを傷つけられない権利」 へと移行していこうとするのではないのか?
子どものストレスを減らすだろうか? むしろ、全てを自分の意識に引き受けなきゃならなくて、疲れるのではと思う。
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