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テーマ:政治について(19773)
カテゴリ:世界と政治
皇室問題の選択肢の実質
――今までのことは前ページ参照―― 1 「ファミリー系」 現天皇家、それが絶えれば現皇族の女の子の子、 これは、昭和の戦後以降のテレビのホームドラマの典型としての天皇家。 しかし、その基礎は明治に始まる「君主制」の名残としての天皇ということになる。 (補足:下のコメント部を参照) 2 「男系(父系}」 戦前まであった皇位継承権者の家、血筋は数百年前に分かれた、そこから伝統にしたがって男系男子を皇族に入れる。 実際には――優先順位によるがおそらく――、そのさらに子どもか孫が40~80年後の天皇になる。 これは、神道的な匂いがするため、政治的に避けたい者が多そうだ。 しかし、その基礎は、明治以前の江戸時代の「祭祀ブランド」としての天皇に戻るということ。むしろ君主の完全な否定だ。 (ある意味、こういう天皇の地位の変化こそが、歴史を通して天皇が続いた意味なのかもしれない ) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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なかなかおもしろい指摘がありました。
僕が、本文で、ファミリー系の基礎を 『その基礎は明治に始まる「君主制」の名残としての天皇』 と書いたのはイメージのことだったけど、それが実体化した事実がここにあるわけです。 皇統断絶問題TBセンター 入門記事 http://japan.arrow.jp/blog/2006/02/post_7.html #trackbacks 『 もし、今上天皇陛下が女系でも構わないという感情をもたれたら、それは皇位の私物化に他ならないでしょう。皇位というのは、氏族の氏長者であり、家長のような私的なものとは違います。 今上天皇の系統だって、わずか数代前は、傍系の閑院宮家の第6皇子だった光格天皇であり、彼が即位する直前まで、彼には皇位どころか、閑院宮家を継承する可能性すら薄かった。彼の兄たちは、閑院宮家の継承が決まっていたり、あるいは出家して門跡寺院に送られたりしていて、偶然、当時の皇室本流(中御門天皇の父系の系統)が断絶した時に、光格天皇は門跡寺院に送られる直前で、空いていた皇族だった。 つまり、そういう傍系の系統であるのが現在の皇室であり、もし男系無視で、自分の直系に皇位を継承させるのなら、光格天皇の正統性・現在の皇室全体の正統性自体に疑問が出てくると思います。 投稿者 Anonymous : 2006年01月18日 21:00 』 (2006年02月06日 23時58分41秒) |
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