|
カテゴリ:中国
![]() 無造作に積んであった本の間から、私のお宝の一つ書聖・王羲之の神筆『蘭亭序』が出てきました。 「2001年10月上海友誼商店にて」と、最終頁に書き込みが! お宝が無造作に置かれてたことに猛反省! 机に座り、埃をはらい、心落ち着けしばし眺むる! その向こうに浮かぶのは、4世紀半ばの中国・東晋の時代。 「五胡十六国」による争い絶えない華北からの圧力に晒されながら、どっか貴族的で優雅な江南の地。蘭亭での曲水の宴。六朝文化。・・・・・・。 後漢末から三国時代、(西)晋、五胡十六国、隋、唐に至る、400年にも及ぶ殺伐とした華北軍事政権に抗するかのように、文化を育んだ南朝・六朝。 六朝最後の陳が隋により滅び、隋による中華統一が果たされる。 「武」は「文」に勝る? 「文」の書聖・王羲之、後世に名を残す! (思考中断っ!) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
|