2009/07/25(土)13:08
景気が底を打った?
オバマ大統領が11月に来日するって・・・?
政府・日銀が先日、景気は底を打ったと報道していた。 われわれ
庶民のところでは実感できないが、マクロ指標ではそういうことに
なっているのだろう。
お隣のシナでは景気が回復基調で日本からは素材産業や工作機械の
出荷が増えはじめているという。 また日本国内ではエコ、エコ
でトヨタのプリ●スとかホンダのインサ●トなどが売れに売れて、
プリ●スは今注文で引渡しは来年の4月以降になるほどらしい。
一方家電業界も政府主導のエコポイント制で薄型テレビはじめ洗濯
機など受注が好調みたいだ。 政府の大企業へのバラ撒きである。
でも、中小零細企業では今夏のボーナスも前年の20~50%が普通で
中にはゼロの会社も沢山あるという。 景気は底を打ってもこうした
中小零細企業までそのおこぼれが行き渡るのはまだまだ先のことなの
だ。 格差社会の構図がはっきりと浮き出ているではないか。
オバマ大統領が来る11月には日本も新政権が誕生していることだし、
そのご挨拶もあるのだろう。 が、どうやらまた米国債購入依頼が
主目的であるように言う人もいる。
アメリカの景気も今一回復が遅れているようである。 その資金調達
の為と言っても満更否定できない状況だ。 現在日本は米国債を65兆
円持たされていて、シナは75兆円持っていると言われる。
この二国で米国債の海外の保有の50%を占めるという。 これ以上購
入し、もし国際通貨のドルが破綻したら日本は道連れになってしまう
恐れがある。 戦敗国として何でもハイハイと聞いてきた姿のひとつ
がこれだ。 小泉のようなアメリカかぶれはごめんだ。 これからは
つかず離れずのほどほどの姿勢が一番いいと思うがどうだろうか。
IMFを中心とするドル本位制が機能しているうちはいいが、この間
のように第二の通貨を云々する人も出てきている。 日本も、何でも
自民党のようにアメリカ、アメリカでなく、いち早く中立中庸の政策
で独立の気概を持たなければダメだろう。
そんな意味では民主党に政権が移るのは時宜に叶っていると思うので
あるが如何なものだろう。