2017/01/08(日)11:05
噛むことの大切さ
どうやら風邪が癒えました。家人には移さずに済みました。めでたし、
めでたし。さあこれからはちゃんと養生してスキを見せないようにし
なくちゃね。
一月は12日のボランテイアの仕事まで予定なしなのでパソコン相手に
中国語の復習に力を入れています。覚えては忘れ覚えては忘れの連続
なので兎に角鈍ったアタマにムチを入れ入れ覚える努力をしています。
英会話でも私の場合はネイテイブの外国駐在という機会を持てなかった
ので国内の仕事で学ぶトレーニングしか出来ていませんでした。だから
一番の問題はヒアリング(聞き取り力)が弱いという欠点があります。
外国の現地で学んだ経験のある人はそこが違うんですね。
こちらがしゃべりたい事はしゃべれても聞き取りが出来なかったら会話
が成立しないのです。中国語とて同じ、ヒアリングが大変難しいのです。
これだけは慣れるしかないから兎に角耳を慣らすことしかありません。
スピード〇ーニングとか盛んに宣伝していますが聞かないよりマシだろう
があんなもので会話力が上達するなら苦労は要らん。ボキャブラリーを
如何に増やすかが第一なのだ。
私の周りにあれに飛びついてすぐケツを割った人が4~5人もいる。言語は
極端に言えば単語の羅列でも通じるものだ。駅に行く道が分からん時に、
"station?" で相手は分かってくれるだろう。レストランに入ってどれが
美味いか分からん場合、”which tasty?"でいい。美味しいは deliciousだ
からそれを使ってもいい。兎に角単語の羅列で通じるものだ。
外国人があなたに ”駅?”って尋ねてきたら、あなたはああそう駅か、駅
ならあっちだよって指差して教えるでしょう。つまり単語さえ覚えていた
ら大抵の用は足りるのである。
「縄文パン」って知ってます? これはかの邪馬台国の主食はかくあらんと
想定したパンで三日に一度食べれば確実にアタマがよくなると言われたもの
です。精白してない穀物類(玄米、そば、きな粉など)や木の実の粉を団子
に練ったもの。卵と牛乳を混ぜて蒸すがそれに根菜、海藻も添える。大事な
ことはゆっくり噛んで食べることだという。
縄文時代は日本は他国に例を見ない海藻王国であったことは間違いなく、何
十種類もの海藻類を日本独自の料理法で食用にしていたらしい。その海藻
文化に加えて縄文パンの主食をよく噛んで咀嚼する。噛む文化が縄文人を
長生きさせたという。
現代のインスタント食品は自分で噛む手間まで省いて親切ずくめである。
そんな消化のいい時代、ものわかりの良すぎる時代が一方では人間の咀嚼
する能力を削ぎ、あごの発達を鈍化させる。だからそこから脳に刺激が与え
られなくなりアタマの悪い人間が多くなるという因果関係。
今盛んにテレビで歯周病が取り上げられている、それも20代から40代の。
やがて彼らはポロンポロンと歯が抜け落ち、”歯なしおじさん”になるのだ。
兎に角、噛むこと、噛め噛め噛めという、噛めば歯も強くなりアゴが強化
され脳に刺激がゆく。めでたし、めでたしになれるのだ。どうえ、皆様?