五郎のイギリス日記。

2007/04/07(土)01:48

地球温暖化に関する重要「英語」表現について

環境問題(2)

2007年4月6日(金) 地球温暖化問題。どんどん深刻になってますね。 今夜のNHK報道でのオーストラリアの干ばつ状況ひどかったですね。 確かオーストラリアは米国とともに京都議定書には大反対の国家。 いったいどうするのでしょうね。事の重要性、深刻さを一番感じているはず。 BBCサイトで IPCC会議関係の記事が今いっぱい出されています。 地球温暖化で将来いろんな現象が起きるでしょうという場合の 可能性のレベル。確実性とか確率のレベルについての判断基準についての 分類があるのでとても役に立つね。 http://news.bbc.co.uk/2/hi/in_depth/629/629/6528979.stm IPCC definitions of probability of occurrence Virtually certain: more than 99% Extremely likely: more than 95% Very likely: more than 90% Likely: more than 66% More likely than not: more than 50% Very unlikely: less than 10% Extremely unlikely: less than 5% IPCC(Intergovernmental Panel on Climate Change)とは、国際的な専門家でつくる気候変動に 関する政府間パネル(政府間機構)のことで、地球温暖化についての科学的な研究の収集、整理のための、 国連環境計画 (United Nations Environment Programme:UNEP)と 国連の専門機関である世界気象機関(the World Meteorological Organization:WMO)が 1988年共同で設立した組織。 ******************************************* 先日も前FRBの理事長のグリーンスパンが 米経済が下期にリセッションに陥る確率についての表現で 彼は”It's possible but not probable"についてはこちらの分類のほうが 役に立つと思います。 Debateでは Certain 75%-100% probable 50%-75% possible 25%-50% uncertain 0-25% ここでおわかりになると思うけど、普通によく使われるpossibleは 意外と起こりうる確率は比較的低い。だから広範囲で使用される頻度が 高いことになると思う。 注意しないといけないのは欧米人でもこういう分類は知らないはず。 だから知識人と一般人が使う場合ではまたその意味されるケースが 違うということも頭にいれておくと、きっと役に立つでしょう。 五郎

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