誉めるということ。。/ 魅力のある会社とは。。。
2003年4月5日(土)先日、いつも庭いじりをしてるおじいさんに初めて声をかけた。おじいさん、うまそうにタバコを吸っていた。俺はタバコをやめてもう2年3ヶ月。タバコを吸い煙をゆっくりとはきだすとき、「俺は生きている」という実感を感じた。タバコをやめるとき、俺はもう坊主か仙人みたいな生き方をしようなんて思ったもんだ。おじいさんに「この庭はこの村では一番美しく手入れされているね。花の配置もなかなかすばらしい。」今日夕方海辺を散歩するとき、またそのおじいさんに出会った。今度は彼のほうからニコニコしながら大きい声で「ハロー」と言ってきた。誉めるってとても大事なこと。一生誰からも誉められたことのない人間はゴマンといる。それはあまりにも悲しい話。“一言誉める”っていうことは、場合によっては ある人の人生を変えてしまうくらい効果があるときがある。人間誰しも誉められるとうれしもんだ。毎日悪戦苦闘している自分をいたわってやることができる。自分の仕事が誰かに認めてもらうことによって自分と社会との関係ができる。誉められると苦労が苦労でなくなる。誉められると、また明日も俺はさらにいい仕事をやってみようと思うもの。僕がやってきた仕事はどちらかと言えば、一匹オオカミ的な仕事。仲間はいても競争相手。。部下はいても競争相手。。海外ではボスはボスでない。ボスはできる部下を採用すればいい。ボスはできる部下をそばにおけばいい。したがってボスは敵である。自分の給与を高く維持させるために、部下の仕事を低く評価したり、途中で解雇したりする。組織ごとにチームごとに収益を生むことを要求されるから。そういう意味では海外企業や外資系ではストレスがすごいかもしれないね。「ストレスはパワーの源泉だ!」なんてラジオ体操みたいに叫ぶ元気はない。俺は言う。「ストレスは次ぎのストレスの源泉だ!」俺に部下がいたら誉めるだろうなぁ・いい仕事はとことん誉める。。有頂天になってロケットみたいに飛んでいく方向まで計算して俺は誉めるだろうなぁ・・部下がよくない仕事をしたら、その原因を静かに分析して、対策を練る。自分で考えたほうがいい場合はしばらく放っておく。そいつの能力分析。、その日のアプローチをじっと分析する。ターゲットの相手も分析する。その日なぜ失敗したかを冷静に指摘し、その原因を取り除けば目標を達成できる。君は能力はあるのだからやればできる。なーに何も難しくはない。努力の仕方、アプローチの仕方をほんの少し変更すればいくらでも君は伸びる。きっと僕はいつも誉めるだろうなぁ。いつも人と会うとき、その人の一番いいいところを探そうと本能的に行動している自分がいる。インタビューでは取材先の会社の一番いいところを知りたいと思うし。誰かにインタビューするときはその人の一番いいところをどこまで俺は引き出せるか。いつもそれが勝負だった。相手のnegativeな側面はまったくここでは不要。友人関係をつくりあげていくときもそんなもんはいらん。相手のいいところを誉めてさらに伸ばしてあげる。チームでやるときはできる奴は放っておいても伸びる。できる奴はもっと伸ばしてやればいい。できない奴はみんなでそいつをどうやって伸ばせるか、真剣に考えて智恵をだしあって伸ばしてあげる。仕事のしかたが悪いのか、なにか特定の能力が不足しているのか、環境がいけないのか、与えられた目標がいけないのか。相手先の会社の選び方が間違っているのか。。チームのダイナミックスは全員が毎日楽しく仕事ができて毎日一人一人の、その能力が前進している時、最高のパフォーマンスが達成されるのではないだろうか。会社選びもここがポイントだね。。会社は数字じゃない。人間も数字じゃない。数字で表現されるものはただの数字でしかない。数字ではでてこない。。人間の魅力、、組織の魅力。。会社の魅力。。これをすみやかに分析判断して、それらの魅力を毎日の活動に転化して今度はそれを誰がみてもはっきりわかる数字に変えれる人物。これが本物のトップにふさわしい人物。そしてこのトップの下でみんなが目を輝かせながら毎日仕事をするようになったら、その会社はすばらしい。。俺が買い出動したくなる瞬間だ。1年に3回あるかないかですね。また話が脱線してしまった。五郎。