8/6 パンケーキにはならない読書日記???
8/6(土)おはようございます。更新遅れました。昨日は暑かったですね。一雨あった後で、晴れたので湿気もあって最悪でした。電車も最悪でしたが、興味深いことが一つありました。たまたまある駅で座ることが出来て、ふと隣の女性を見たら少しニヤつきながら一生懸命メールを打っていて、しかもハートやら絵文字満載でちょっと引いてしまったですが、突然カバンを探り出してやおら結婚指輪らしきものを取り出し、薬指に嵌めてました・・・。大きな旅行鞄を持っていたのでその帰りだったのだろうけど、あまりに挙動不審だったので失礼ながら観察してしまいました。良い土日をお過ごし下さいね。貴志祐介『鍵のかかった部屋』角川書店。榎本径-セキュリティ事情に詳しく自称・防犯コンサルタント。その経歴は謎であり、胡散臭い臭いがプンプンするのだが、冷静かつ頭脳明晰。弁護士の青砥純子から持ち込まれる密室の謎を見事に解き明かしていく。青砥純子-弁護士。正義感溢れ、法知識も豊富であるが、少し天然入っていて、時々榎本を茫然とさせる発言をしたりする。「佇む男」山奥の別荘で新日本葬礼者社長の大石満寿男が遺言書を傍らに死んでいた。警察の捜査の結果、誰も出入り出来る状況では無く自殺であると考えられていた。いわゆる密室ということであるが、顧問司法書士・日下部は大石社長が遺言書を書きかえたい意向を聞いており、自殺と考えるには不自然であると主張する。専務の池端誠一に遺贈しようとしていたものを書きかえたい意向のようであった。調査に乗り出した榎本と純子であるが、榎本の頭脳を持ってしてもそのトリックを見破るのは困難な状況であった。しかも、白幕が張られた奇妙な部屋で、死んだはずの社長が一人佇む姿を目撃したという子供が現れたのだ。果たして榎本はこのトリックを見破ることが出来るのか?「鍵のかかった部屋」空き巣のスペシャリストにして「サムターンの魔術師」と言われた会田は、ある不幸な偶然が重なり逮捕され服役していた。刑務所を出所した後、今は亡き姉の家族を訪ねた。姉・みどりは2人の子供を産んだ後、夫に先立たれ今の夫・高澤と再婚したのだった。高澤は優秀な理科の教師と評判だったが、人間味に欠ける感じを会田は持っていた。そんな重苦しい雰囲気の中、美樹が2階から下りてきて、大樹を呼んでも返答がなくおかしいと言って来た。ところが大樹の部屋は鍵が内側からかかっており開けることが出来ない。ドリルで鍵が付いているところに穴をあけても開かないことがわかった会田はもう2度と使わないと誓っていた技「サムターン回し」を使いドアを開ける。ドアを開けると生暖かい風が顔をかすめた。そして、大樹が死んでいるのを目にすることになった。どうやらBBQコンロを使った自殺のようで、部屋中に目張りがしてあるだけでなく、紙テープで飾り付けがしてあるという異様な風景であった。美樹は高澤が犯人と言い張り、実際高澤にはその動機が確かに存在した。母・みどりから2人に残された遺産がそれであった。会田の古い友人である榎本は現場を調べて、最高難度の密室であると言った。手掛かりは、目張りをした粘着性のテープとサムターンの中にあった紙テープのみ。相変わらず純子は突拍子もないことを言って榎本を困惑させる。そんな中、榎本はトリックを解き明かすことが出来るのか?4編を収録した短編集。「硝子のハンマー」、「狐火の家」で出てきた防犯コンサルタント・榎本径&熱血弁護士・青砥純子のコンビ、久しぶりの登場です。このところの「悪の教典」、「ダークゾーン」などとは違った路線で、新鮮かつ面白く読み終えることが出来ました。しかし、幅広いジャンルを手掛ける作家ですね。しかもそのレベルが高いというのは素晴らしいことです。余談ですが、「鍵のかかった部屋」というポール・オースターの名作があります。ちなみにこちらはミステリーではありません。鍵のかか...価格:1,680円(税込、送料別)【送料無料】鍵...価格:1,470円(税込、送料別)太ってしまいそうな・・・チョコはミルク味でお願いしますそれはそうだけど・・・励みになるので応援頂ければ幸いです。にほんブログ村