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何年前かな。
もう15年くらい経っているか。 『ウェインズワールド』と言う映画が流行った。 『オースティンパワーズ』のマイク・マイヤーズが出てて、 元々テレビ番組だったロックのショーが映画化され、 一時流行ったな。 すごくバカバカしくて面白かった。 その映画の裏で、対向映画として 『ビルとテッドの大冒険』 『ビルとテッドの地獄旅行』と言うのもあった。 私はなぜか、こちらから観た覚えがある。 これもバカバカしくて、ロックが歴史を動かして 世界を救うと言う物語。 主人公の二人のロック青年が、 未来的に英雄になるのだが、 確か、過去に遡ってロックで世界を救い出すと言う筋書き。 何かしばらく気に入って、サントラも手にした記憶がある。 この主演の二人のうちの一人が 実は若かりし日のキアヌ・リーブスなのだ。 今でこそ、世界的な大スターなのだが、 この映画が公開された時には、 誰もがそのような活躍をするとは、 思いも寄らなかっただろう。 ロックを聞かない人には、 本当に下らないコメディーだ。 二人の青年がご機嫌な合図として、 ギターを持っていないのに、弾いているフリをしたりする。 これが今で言う所の『エアギター』の走りだったかも知れない。 最近、私は何かにつけて昔聞いた曲を 思い出して聞いている。 この映画のサントラも良く聞いた。 映画の一番最後のエンドロールで流れていた曲が、 KISSの『God Gave Rock’n Roll To You』だ。 「神がロックをくれたんだ。 神がお前にロックをくれたんだ。 全ての人にロックのソウルをくれたんだ。」 聞き直して訳を調べると、やけにポジティブなこの曲にも、 意外な名言があってびっくりする。 「お前が歌い手になりたかったり、ギターリストになりたいなら、 汗をかき続けるハメになるか、出世はしないだろう。 定時で仕事をして、成し遂げられる事はないだろうから。 お前は明確な意思を打ち出す事も出来るし、 妥協する事も出来る。 お前は一生懸命本物になる事だって出来るし、 空想に耽って過ごす事だって出来る。 だけど、お前が自分で実現出来ると分かるまで お前が本当に活き始める事はないんだ。」 これって、ロックに限った事じゃないと思うなあ。 いろいろな事に言い当てられる事なのではないだろうか。 ロックが苦手な人も、歌詞に耳を傾けてみると良いと思う。 今までと違う音楽の聴こえ方がする。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
Mar 7, 2006 01:40:34 AM
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