父 かっちゃんが 去る 3月31日に
91才の天寿を全うし
来世へ旅立ちました。
最後の最後まで
『痛い』とも 『辛い』とも 言わず
ガンの末期と5年も闘い続けて 旅立ったとは 思えないほど安らかで 可愛らしいお顔でした
あまりにも穏やかな 本当に今にも 起きてきそうなお顔だった為
看護師さんが
『お写真を 皆様で お父様を囲っていただいて いるところを 撮っておきたい』
と 仰ってくださるほどでした。
母も
安心したように 穏やかな父の顔を見て
『写真 撮っておいてもらいたい
こんなに 男前な顔 。 生きてたときよりも 男前かもしれないわ』
と 話すほどの 父の最後のお顔に
本当に ほっといたしました
更に 昨日 4月2日に 火葬をしていただいたのですが
高齢なうえに ガンが骨にもリンパにも転移していたため
麻薬系のお薬も服用していたので
骨が ちゃんと残ってくれるのか心配だったのですが
係りの方が
『60歳位の方の骨かと思いました。
お顔や指先の小さな骨まで しっかりと綺麗に残って 真っ白で綺麗なお骨ですね。
ここまで 綺麗に お顔まで 全部残ったのは 本当に久し振りですよ』
と お話ししてくださいました
本当に お骨になってまで 皆さんに誉めていただいて
父は 幸福者です
関西の 桜の開花宣言を 待って 旅立った父
最後の一声は
まるで 母を呼んでいるよな
優しい いつもの父の声でした
(通常 叫び声になることが多いそうです)
実は 音楽が好きだった父のために ずっと
かけていたプレイヤー
そのなかで 丁度 【母】と言う曲が かかっているときに
母に
『おかあさん 有り難う じゃっ 逝くね』
と 言ったように 最後の一声があり
息をひきとった父
父らしい 最後でした
記憶にとどめておきたくて
ここに 記しておきます
【母】
母よ あなたは
なんと 不思議な
豊かな力を 持っているのか
もしも この世に あなたがいなければ
帰るべき大地を 失い彼れらは
永久にさすらう
お父さん お疲れさまでした
ご近所さんからも 【物知り博士】と言われていたお父さんには
本当に 沢山のことを教えてもらいましたね
お陰で お父さんが 40の時の一人娘の私でも
なんとか 人並みの知識を身に付けさせてもらうことができたと感謝しています
納棺の時
お花が好きだった お父さんによろこんで欲しくて
沢山の種類のお花を準備していただきました
その お花やさんが持ってきてくれたお花
一つ一つの名前 全部わかったよ🎵
それも お父さんから教えてもらったんだもんね
お父さん
もう 痛くないですか?
耳はよく聞こえるようになった?
歯は 全部 生えてきたかな(笑)
本当に最後まで 頑張ったもの ちょっと疲れたよね
少し 休んで また 元気になったら
生まれ変わってきてください
お母さんと nupoちゃんと 大空(たく)と
待ってるよ
きっと 生まれ変わっても また巡り会えるから
お父さん その時まで サヨウナラ
またね!
有り難う
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