カテゴリ:【照明】インテリア照明
今回はハワイやらオーストラリアの写真と全く関係なく、私の手がけた友人宅のライティング・コーディネートを紹介します。
友人Mさん宅。変形間取りが印象的な、いわゆるスタジオタイプの都内のワンルームです。 要望は大きく以下の二つ。 - リラックスできる部屋にしたい - 寝る時の照明をなんとかしたい これらを基本的にインテリアをいじらず、照明だけで解決しようというのが今回のプロジェクトです。 【ではまずBeforeショット】 天井に埋め込まれたダウンライト×2、これで普段過されてます。 写真では点いていませんが右側奥(玄関)にも同様の照明があります。 【この時点での印象】 蛍光灯ではなく白熱灯の暖かい照明なので、くつろぐ部屋としてはそれほど悪くはありません。 でも、これでは部屋に備え付けの物を使っただけの「普通」の照明です。これを、先の要望をかなえると共にスタイリッシュな空間を演出しようというのが今回の目的。 と言うことで、 【対策:インテリア照明アプローチ】 -ローボード奥の空間を利用し、間接照明 >拡がり感、おしゃれ感、ドラマチック感演出 -フロアライトを設置 > 柔らかい光でくつろぎ感、手元を明るくして安らぎ感演出 -寝る時用照明 >ベッドから光源が見えない配置、間接照明にて柔らかい光の演出 なおフロアライトは今回の希望に直接は無いものだったので、私がサンプルを持参>効果を感じてもらったなら後日お気に入りのものを買っていただくということで、設置してみました。。 【では実践。。】 これらが購入してきたライト&調光器。それぞれ2~3,000円。 それぞれ左から、寝る時用玄関設置のクリップライト、ローボード裏用床起きスポットライト、調光器。 【まずは床置きスポットライト】 最初の写真左に写っているのローボードの裏に設置、45度くらいの角度で上に向けます。 その設置された様子を真上から撮影。。これによって、... こうなります。 -天井も照らすことで高さ、広さを演出。 -観葉植物に当てることで、葉を光らすと共に影を天井に映しドラマチックに。 (これがとても気に入ったそうです) -水槽やオーストラリアのビール瓶(笑)を、後ろからのライティングで印象的に。 なお調光器を付けたので、好みや気分によって明るさを調整できます。 【さて玄関側】 こちらは寝る時の照明。ちなみにMさんは真っ暗だと寝れないため、今までは玄関のかなり明るい光を点けて、むしろ「眩しい」状態で寝てらっしゃいました。 こちらは「寝るための常夜灯」なので、ベッドに横になっても光源が目に入らないよう位置を見つけた上で、さらに床から50cmくらいと低めに設置。光はそこから床に向けて反射させます。 床の濃い茶色で暖かい色になった光が天井に回り込み、ベッド側からは柔らかい間接照明になります。こちらも調光器を付けたので、好みの明るさにできます。 この写真だとかなり眩しい印象ですが、寝る時はもっと光を落とすので問題ありません。 また普段この照明を(写真のように)明るく点けておくことで、光と影で作られたドラマチック感が演出できます。 なお、ちょうどいい位置にクリップライトを挟むところがなかったので、暫定的に旅行バッグの取手を伸ばして固定しました(笑) が、ご本人が「旅行に行く気分みたい♪」となかなかのお気に入りのようで、恐らくこのまま旅行バックが使われることでしょう。。 【リビング仕上げ~ After!!】 フロアライトを設置、さらにキャンドルを点けてとりあえず完成。 そして全体の印象はこんな感じに。 なお、この写真を撮った位置では生活しません。また右の玄関側が明るいですが、これは調光を全開にしていたためで、絞ってしまえば問題はありません。 同じ場所からの部屋全体。玄関の灯は麻のカーテン越しにするとこんな感じに見えます。 リビング、普段過すのはこの辺。 直径10cm位の大きめのキャンドルをテーブルに、床には自作フロア照明をサンプル持参。 このフロアライトによる「柔らかく、暖かい印象の光」は気に入られたようで、後日好みのものを購入されるとのこと。 この時点で、友人Mさんの希望は満たされたのですが、さらに私がサプライズ照明テクを。<大したことないが(笑) それがこれ。 【照明で部屋を広く見せるテクニック】 さっきのフロア照明を、あえて部屋の一番端に置いた例。 こうすることで、今まで真っ暗だった壁が明るく照らされ部屋が広く見えるようになります。 どうですか?最初とは印象が全然違うでしょ?? 実際その場にいると、もっと強く印象の違いを感じます。。「これが自分の部屋?」みたいな(笑) 【インテリア照明:まとめ】 照明の種類や照らし方を変えることだけで、これくらい大きく部屋の印象を変えることができます!特に今、天井に設置されている蛍光灯で過されてる方ならその効果は劇的です。 と言うことで、「私の部屋もこうしてほしい!!」「照明を変えてみたいけど、どうしたらよいか分からない」と言う方がいらっしゃいましたら、お気軽にご相談ください♪また、お宅に訪問してのカウンセリングも承ります。 以下よりメールを頂ければ返信させていただきます。まずはご相談ください。。 http://plaza.rakuten.co.jp/se30jota/mailboxform/ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
Apr 27, 2008 09:28:36 PM
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