2014/02/13(木)09:14
第一回目の早瀬浦 浦底は?
週末は毎年恒例となった、ソルト魂宅に幼なじみが集まっての飲み会を予定しています。
日頃から家は綺麗にするよう心掛けてはいますが、昨日は天気が良かったこともあり、
こたつ布団を干したり、普段手の行き届かない箇所を綺麗にする等、
二日掛かりで大掃除に精を出し、なんとか受け入れ準備は整いましたね。
頑張って身体を動かした後は、やはり晩酌、
先日、購入した浦底をいただきました。
早瀬浦 浦底
産 地:福井県
酒 質:純米酒
日本酒度:+6
酸 度:1.7
アルコール度:17度
使用米:山田錦、五百万石、越の雫
精米歩合:55%
購 入 店:かたやま酒店
購 入 日:平成26年2月
製造年月:平成26年2月
価 格:1785円(4合瓶)
裏書には、
このお酒は平成25年12月から平成26年1月に醸造した純米規格酒(純米吟醸を含む)の滓酒
を集め、純米生酒にブレンドした、まさにタンクの底の部分です。美しいブルーと透き通る
ような白さから、若狭美浜から望む冬の日本海の「大海原」を思い描いて頂ければ幸いです。
瓶底に沈殿している滓は1センチ程あり、いつもより多めか、
今回のロットは旨いのですが、凛とした酸、米の旨み、などなど・・・、
すべてがいつもよりも、ひと回りこじんまりしているように感じました。
もともとブレンドするお酒の出来に左右されるので・・・、
次回発売分の浦底に期待します。
この時食べた蒲鉾がとても美味しかったのでちょっと紹介しますね。
神戸にある、かいやの焼とうし蒲鉾、
調べると、文政9年に創業し、昔からの焼き蒲鉾製法を守ってつくっているとの事、
箱を開けると、
見た目からして普段食べている蒲鉾とは違いますし、
杉板の焼いた香りがほんのりと漂ってきて、只者ではないオーラが半端ないです。
焼とうしって言うのは通常蒲鉾は蒸し焼きするものを、こちらでは焼きのみで仕上げるそう
です。
使っている魚は鱧100%で、三河みりんがふんだんに使われていますので、
もぐもぐと噛みしめていると、鱧の濃厚な旨みとみりんの味わい深い甘みが口の中に広がり、
そこに浦底を流し込むと、まあうまいのなんの。
浦底のいまいちの出来を、焼とうし蒲鉾の旨み成分が補って余りある働きをしたと言える
でしょう。
いつも食べている福井の蒲鉾や金沢の昆布蒲鉾もうまいけど、
それらとはまた違った「かいやの焼とうし蒲鉾」は絶品でした。