欧州SUV乗り比べ まとめ編
日曜は体協の打ち上げという名のバーベキューを、松原海岸のクリーン作戦が終わってから準備し夕方まで楽しみました。続いていたイベントもこれにて一段落、これからは海況が良ければボートのキス釣りやのんびり食べ歩きでもしたいですね。5月は福井でのワイン会3回を除けば外飲みは控えていましたが、逆に家では毎晩のようにワインを開けていて休肝日はほぼなし状態、明後日の人間ドックは大丈夫かな前回の続きで、3台目は車種がやたら増えたレンジローバーから、一番コンパクトなイヴォークを、お値段は496万円からとなっていますが、装備や付けられるオプションを見ていくと最低でもSE Plus(587万円)、出来れば HSE(642万円)は選びたいところです。イヴォークは全幅が全長×全幅×全高=4,355×1,900×1,635mm幅は1.9メートルと幅広ですが、これに対して全長は4.35メートルとなっていて前の2車よりも扱いやすいサイズです。一方で、全長がコンパクトな分、後席は頭上や横幅には余裕がありますが、トランクルームの前後スペースは狭かったです。さて、2012年にデビューしたイヴォーク、ぼちぼちモデルチェンジの話しも出てきましたが未だに色褪せない洗練されたデザインが魅力です。その生い立ちを少し、イヴォークは当初ランドローバー・フリーランダー2の骨格、4WDシステム、トランスミッション等を流用して作られ、エンジンもフォードの改良版ということで、スタイリッシュで斬新な外観とは裏腹に旧態然とした中身でした。そんなイヴォークもマイナーチェンジをするなど改良が繰り返され、今では、トランスミッション(6AT→9AT)、エンジン(フォード→自社開発)、4WDシステム(旧世代→トルクベクタリングの自社開発最新式)と立て続けに変更を行い、現モデルでは見えない部分をしっかりとバージョンアップされ、内外ともに魅力的なクルマとなり、年内にはインジニウムディーゼルが搭載予定となっていて、2年後くらいにはフルモデルチェンジがありそうで末期モデルではありますが、今まででもっともコストがかかったモデルとなっていて買いごろとも言えますね。内装を見ますとインパネ上のボタンは少なくあくまでもシンプル、レザー、それにメッキ樹脂ではなく本メタルが奢られていてセンターコンソールの雰囲気もこの内装のさりげないオシャレ感は国産にはないもので、アイボリーなど明るい内装色を選ぶと更にオシャレ度が増しますね。2.0Lターボエンジンは、ターボ特有の踏んでからの多少のタイムラグはあるものの、気持ちの良い加速をします。ハンドリングはマカンやF-PACEまでのスポーツ性はありませんが、安定した挙動とやや硬めながらもしなやかな動きをするサスペンションにより、快適な移動空間を演出して、想像ではありますが長距離の高速移動も快適に過ごせそうに感じました。最後になりますが、このイヴォークは様々なカスタマイズができ、ボディカラーは全17色、ホイールのデザインとサイズは全14種類、また、インテリアでもベースカラーが10種類、フィニッシャー素材は6種類から選ぶことができ、自分だけのオリジナルのイヴォークが作ることができるのも楽しいですね。さあ、こうして試乗してきた欧州のSUVですが、それぞれに個性があって、どれも所有してみたいと思わせる魅力のあるとても良いクルマではありますが、どの車種も満足できる装備を付けていくと総額で800万円くらいは掛かりそうそんなわけなので、夢を見るのはこれくらいにして現実世界に戻りましてと、来年末に3回目の車検を迎えるC5をどうするか考えてみますと、この前シトロエンからハイドロに替わる新しいサスペンションが発表され、次期C4から順次搭載されていくようですが、シトロエンブランドではもうC5のような大型セダンは今のところ造らないようですし、そうなるとハイドロ搭載の最終モデルとなるC5は、今まで以上に走行距離を抑えるようにして少しでも長く維持していこうかなという気持ちになりつつあります。FTPに行って旧いクルマ達が元気に動いている姿を見た影響もありますが・・・、それには普段の足に使っているスイフト(今年9月末に車検)を買い替えようかと、スイフトは良く出来たクルマなのですが、乗り心地が硬いところがあり、1~2名乗車だと問題ないのですが、3名以上乗車になると、段差を乗り越えたときのガツンという突き上げが大きくなり、クルマの上下動の収まりも悪くなり、高速ではいつも85キロのオートドライブで走行していますが、その速度域までなら問題はそれ程ないのですが、90キロを超えてくると極端に言うと、常に上下に揺すられている状態になり、それプラス、これはスイフトに限った事ではなく国産車全般に言えるのですが、フランスをはじめ欧州車だと高速走行時にハンドルに軽く手を添えているだけで真っ直ぐに走るのですが、国産車だと、自分が乗ったことのある高級車も含めて真っ直ぐに走ろうとする力が弱く、両手でしっかりとハンドルを握っていないといけないし、それでも修正舵を入れることになるので長距離運転は疲れます。この点も含めて、満足できる国産コンパクトカーには未だ出会ったことはありません。スイスポなどのスポーツタイプと、現行デミオは試乗したことがないので除きますが。そんな訳ですので高速走行が快適で、なお且つ高齢の両親を乗せても乗り心地よく走るスイフトに替わるクルマを検討中、というか秋に発売される新型モデル、これ一択で現在進行中です。