2007/04/30(月)14:24
京都 侘び寂びを無視して食い倒れる その5 ~ 大徳寺 高桐院
大徳寺高桐院(こうとういん)は大徳寺塔頭寺院の一つで、利休七哲の一人である細川忠興が父の菩提を弔うために建立しました。
細川ガラシャの墓はここにあります。
京都観光名所のど真ん中で、JR東海の京都キャンペーンに使われたりと大変人気の場所なのだそうです。
高桐院は大徳寺で一番人気の塔頭だと思うのですが、大徳寺自体が他の京都観光名所と比較すると人が少なめなので、おすすめの場所だと思います。
表門をくぐると、長くて風情のある参道があります。
紅葉の季節なので、落ちた紅葉の葉がきれいです。
着物の絵柄にしたくなる気持ちが分かりますよね。
建物に入ると庭園が見えます。
禅寺なので華美ではなく、自然で無駄なものが無い庭です。
落ちた紅葉の葉がじゅうたんのように敷き詰められていて、京都らしい感じがします。
広島では見られない様式美だと感動です。
奥には茶室があります。
人が多いので行き着くまでに時間がかかりました。
紅葉が鮮やかできれいです。
つつじ系の木に見えました。
さらに奥には様々な潅木が植えられた広い庭があります。
参道、庭、茶室、全てが京都らしい寺でした。
是非もう一度行きたいです。