明日も寝る

2007/04/18(水)21:45

空白の時間

恋愛と結婚(5)

 彼女は土曜日に来た。月曜に関東に行く予定だった。    僕と彼女の間で約束がある。「福島に戻る」「関東に行く」意味する事は分かるだろう。  もう一つ、前回来た時の連載を強制的に中止しなくてはならない。  理由は説明できない。いや、出来る余裕があったらする。  ただし、話しが混乱を生むので箇条書きにまとめてみる。  彼女と僕の病気の違い  僕より彼女の方が病気は軽い。薬の量で言えば10倍違う。ただし「社会復帰」を考えると僕の方が先行している。彼女はまだ病気と共存できていない。僕は共存できている。  彼女の病気  病名はふれられない。でも回復期にある。回復期には薬を減らしたり、弱い薬に変えないといけないが、彼女は現在それが出来ない。合う薬を探している状態。精神系の経験者ならば意味が分かると思う。「薬が分からない」「合わない」そんな時の不安が・・・。  彼女と僕の両親  前回彼女が母親に会い、一度結婚を認めてくれた。そうして、結婚するまでここに住んで良いと言ってくれた。だが、彼女は薬と不安から夜中に暴れて、家の一部その他を破壊してしまった。結婚話は流れた。それで二人で隠れて会う事にしている。  彼女と僕のものの見方  彼女は「社会生活」を経験していない。対して僕は20代の頃に会社を設立したり、かなりアクティブに動いていた。現在、彼女の社会適用に向かい、僕がフォローしている状態だ。  彼女の病気2  薬、不安、ストレス・・・。等で彼女はモードチェンジを起こす事がある。実は、彼女自身も気がついていなく、彼女の両親も医者もカウンセラーも気が付いていない。そうして、そのモードチェンジを治せるのは今のところ僕だけ。誤解が無い様に言うと「人格障害」ではない。  モードチェンジが出ない様に僕に小出しにするようにしている。  彼女との付き合い方  お互いに精神系を患い、相手が病気を起こしている時は対応を心得ているので早い。彼女のモードチェンジの際に僕が発作を起こす、いわゆる共倒れも何度か経験している。しかし、僕が発作を起こすと彼女は「助けよう!」と正常状態になる。  また、これは二人の課題だが相手を思いやる気持ちが先行して病気を隠す事で誤解を生じる事がある。これについては「調子が少しでも悪い時は隠さずに報告する」努力を二人でしよう。と約束している。  最後に  今回彼女が来た際に、ソフトバンクの携帯を二人で買った。電話の通話料が莫大になってしまったからだ。一部時間帯を除き、お金を気にしないで連絡が取れる。  僕の家からは7月になれば母親が出て行くことになっている。7月以降、最初は半同棲。様子を見て結婚を考えている。  僕の両親は大反対だろうが、一緒に生活するスタイルを見せて納得させるつもりだ。  精神系の病気を持った者同士の恋愛、結婚は全く考えていなかった。いや「結婚」は既に諦めていた。  連載を始めて、アクセス数がちょっと信じられないほどに上がった。ブログでも静かに、ゆっくりでやっていた自分には意外だった。それに対して、悪質な書き込みも増えた。男と女だからSEXの話も当然出てくる。違うジャンルの読者を引き付けてしまったのも事実だ。    今後は一話完結の様に書いて行くことにしようと思う。それ以外は今までどおり。  常連さんが増えているのは履歴でわかる。  まだ書いていないかも知れないが、彼女は肉体的にも障害を持っている。申請はしていないが、身体障害、精神障害の両方の障害者手帳を取れる状態だ。  僕も不安はない訳ではない。が、先の先が明るくなるような理想を目指してやっていきたいと思う。

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