『《ドラキュラ公》ヴラド・ツェペシュ』その５

November 4, 2006

『《ドラキュラ公》ヴラド・ツェペシュ』その５

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カテゴリ：読書

《ドラキュラ公》ヴラド・ツェペシュ

◆風貌◆

ヴラド・ツェペシュの顔と言えば、荒めの版画の顔が有名かと思いますが、あれは残酷な人格に、誇張して描かれているようです。
ローマ教皇使節の司教ニコラスによる、ヴラドの印象を書かれたものが残っていて、興味深いです。以下引用。

　背はそんなに高くはないが、頑丈強健で、無慈悲でおそろしげな表情をしていた。高く筋のとおった鼻、ふくらんだ鼻孔、おおきく見ひらかれた碧眼と黒ぐろとしたふとい眉毛のある細長い顔面、いくぶん赤味をおびた肌は、他人に威圧感をあたえた。口髭をのこして顔にはきれいに剃刀があてられていた。こめかみの幅がひろく、顔全体もおおきかった。首はふとく、垂れさがったちぢれ毛が、ひろい肩幅をおおっていた。

・・・って、あの版画の肖像画そのものって気もするんですが・・・。
この本の作者の清水正晴は、ヴラド援護に偏り気味な感もするんですよね。

様々な伝承や中傷本など、まるでマルキ・ド・サドのような話がいっぱいあるのですか、紹介しきれないので割愛。中には、童話の教訓話になりそうな、おもしろい話もありました。

＊猫缶の余っている方、おりましたら、こちらのpyorinさんの日記にどうか目を通してくださいませ。

＊今朝は５時に喉の激痛で起こされて、御飯食べて薬飲んで再び寝たのですが、鼻詰まりのせいで口で息をすると喉痛も悪化するし、解熱剤が喉痛に効くとの情報をネットで得て、鼻炎の薬とEVEも飲んでしまいますた。危険ですよね…。どーも、のどぬーる塗るのも悪化させてる原因かもしれにゃい！と思って控えてます。
鼻詰まりはアロマライトで、MEDOWSのコールドリリーフかユーカリ↓↓を炊けば、いつもならスッと楽になるんだけど、ぜんぜん効かねっす。(´Д⊂