2009/01/25(日)11:11
『失われた時を求めて11 第六篇 逃げ去る女 』その5
こちらからつづいてます。
*ネタバレありですが、どーせ本の訳注や前書きなどでネタバレされてしまふ箇所です。
アルベルチーヌの死のシーンは、『源氏物語』の紫の上の死のシーンを思い出しましたが、その源氏の悲しみと比べたら、この語り手のなんとうだうだしたことか!
源氏の空白の方が胸を打ちます。
この本全体が、すんごいうだうだうだうだしている気もします。
アルベルチーヌの秘密をエメに調べさせ、それを知った事よりも、知っている事をアルベルチーヌに知ってもらいたかった。って・・・もうほんっっといやしいとゆーか、くだらんとゆーか。
しかし、以下の所などは良いですね。
そのとき私は、自分をあんなに退屈された生活――少なくとも自分では退屈だと思っていた生活――が、逆に快いものだったことを理解した。
もうひとつ。
私はただ宝物の光が上から自分のところにまで反射してくるのを見て、それを完全にわが物にしていると思いこんだために、その本当の値打ちを評価するのを怠ったにすぎない。そのためにこの貴重な宝物も必然的に、私が想像力を働かせて評価していたどんなつまらない快楽に比べても劣るように見えたのだ。私は理解した、まるで牢獄からもれてくるように見えたこの光が、私の心にどれほどの充実感や、生命力や、幸福感をすべりこませるかを。
人間失ってみないと、その本当の価値がわからないんですよね。
この巻、次回で最終回かな?
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