第16話 ハルヒと光の初デート大作戦桜蘭高校ホスト部第16話 ハルヒと光の初デート大作戦 ペンションみすずで再会したハルヒと荒井くん。 双子と環を友達か尋ねる荒井くん。 ハルヒは双子を高校の同じクラスで、環を先輩だと言ってはいけないと言われたので知り合いの人だとだと紹介します。 ハルヒは悪意ゼロです。 美鈴っちが効果音を担当しているので、絶望に勝手に効果音をつけないように言う環。 新井くんとハルヒの再会は中学の卒業式以来のようです。 髪を切ったんだと荒井くんはもったいないと言います。 ハルヒは切っちゃえばこっちの方が楽だと言います。 桜蘭に慣れたのか、中学のときの友達に会っているのか尋ねる荒井くんに、ハルヒはまあまあで、和美とかは連絡くれると答えます。 卒業以来連絡ないなんて友達じゃなくて、ただの元同級生じゃんと言う光。 同じ部活の人たちって何部なのか尋ねてくる荒井君に、ボソッとホスト部だと答えるハルヒ。 新井くんにはソフト部に聞こえたようです。 「おーい、ハルヒ。仕事しなくていいわけ?サボりの人がいますよ~」 「美鈴さんが休憩くれたんだよ」 環がしおりを手でちぎっているので、ごみを増やさないように注意するハルヒ。 「ごみじゃないもん。ハムスターのお家だもん」 「先輩、ハムスター飼ってないでしょう?」 「先輩じゃないもん。ただの知り合いの人だもん」 桜蘭の人って面白いねと、エリート学校で、世界が違うと思っていたけどと言う荒井くん。 ずいぶん異世界だと言うハルヒ。 本当はそんな高校に行って苦労しているんじゃないかって心配していたけど元気そうで良かったと言う荒井くん。 自分だけじゃなくて他の奴らもだと付け足す荒井くん。 「なんじゃありゃ。爽やか純情路線狙ってんのか?爽やか勝負は前回で終わってるっつの」 「さっきから妙に絡むな」 「っつうかさ、そいつ、あからさまにハルヒに気があんじゃん。ミエミエでなーんかやな感じ」 光にさっきから感じ悪いと言うハルヒ。 ハルヒに気があったのは本当だしと言う荒井くん。 その言葉に驚く双子と環。 しかも、すでに振られていると言う荒井くん。 驚くホスト部メンバーとハルヒ。 ハルヒに何故お前が驚くと言う鏡夜。 荒井くんにいつ頃のことなのか尋ねる環。 中学3年の夏 ハルヒに声をかける荒井くん。 ハルヒに桜蘭の特待生を受けるのか尋ねる荒井くん。 ハルヒは受かるかどうか分からないから東高も一緒に受けるようです。 同じ高校行けたらって思っていたと言う荒井くん。 「なら言ってくれれば良かったのに」 「それって…」 「桜蘭の特待生枠って1人じゃなかったと思うよ」 そっちかと思う荒井くん。 もし行きたいのなら人に気を使って諦めたら駄目だよと言うハルヒ。 恨みっこなしが受験だと。 先生に確認してもらおうと言うハルヒの手を掴む荒井くん。 「あ、あの…付き合ってほしいんだけど」 「うん。私も願書の締め切り確認したいし、一緒に職員室行こう」 お約束です。 告白に気づいていないようです。 固まっているハルヒ。 べたなボケでいたいけな少年の純情を…と言う鏡夜。 警察官のコスプレで取調室のようです。 気づかなかったのでごめんなさいと1年越しの返事がなされます。 改めて振られてんのと言う荒井くんですが、もう吹っ切れているのでいいと答えます。 気づかなかったということは興味なかったということだしと。 荒井くんはハルヒも大人しそうだけど遠くを見つめている目とか、離すときまっすぐ相手を見るとこととか、そういうのをずっといいなと思っていたそうです。 「うちの子のことをそこまで…。君の勇姿は忘れない!!」 荒井くんにそう言う環。 中学の修学旅行が京都だという話を荒井くんから聞いているホスト部メンバー。(双子除く) 国内なので珍しいねと言うハニー先輩。 庶民なら普通だと言う荒井くん。 俺も京都は好きだと言う環。 鏡夜も環に寺巡りを付き合わされると言っています。 光に向こうが盛り上がってるので混ざるかどうか尋ねる馨。 簡単に懐いちゃってアホじゃねえのと言う光。 環が双子に混ざるように言います。 「別に聞きたくありませーん。つーかバッカじゃないの?何でそんな過去の話とか聞いて盛り上がれるのか意味が分かんない。そいつもさー、ハルヒに相手にされてないって分かんないわけ?ハルヒん中にお前の入る場所なんかないっつうの」 光の頬を叩くハルヒ。 「そんなの光が決めることじゃないよ。人の友達にこれ以上失礼なことするなら許さないから」 「…なんだよ…。他の奴の事なんてどうでもいいだろ!?お前の友達は俺らじゃんか!!」 目を潤ませて去っていく光を追いかけていく馨。 「まだまだ世界が狭いな―…あいつらは…」 あんな自分勝手な感情をぶつけてたらまるで子どもだと言う馨。 すげえムカついたんだと言う光。 とりあえず荒井くんに謝っとこうよと言う馨。 帰る荒井くんに謝るハルヒ。 俺も何か気に触るようなことしちゃったみたいだしと言う荒井くん。 そこに光がやって来て、荒井くんに謝ります。 しかし、ハルヒだけは馨が光の真似をしたものだと気づいています。 馨はハルヒに明日1日デートしてと頼み事をします。 翌日 デートの待ち合わせ場所に来たのは光でした。 馨が風邪をひいたので代わりに来たのだそうです。 ハルヒのおめかし姿に環が引き寄せられそうになるのを止められます。 ホスト部全員います。 環は何故デートさせねばならんのだとご乱心です。 ハニー先輩が初デートかもねと言うと更にヒートアップ。 あの格好は超可愛いと言っています。 あの格好は常陸院家のメイド2人が着替えさせたり、ヘアメイクしたりしたもののようです。 ズルイズルイと駄々をこねている環。 馨は光に大事なものが増えるのはいいことだと思うと言います。 今までは自分たち以外大事ではなく、他人にどう思われてもいいって感じだったのでこんな好き勝手な性格になったのだそうです。 自覚はあったのかと言う環。 「光なんかは特にお子様だから感情だけで突っ走っちゃうの。光は自覚ないみたいだけどハルヒのことかなり気に入ってんだよ。ただ自分の感情押し付けるやり方しか知らないみたいだから子ども染みた独占欲になっちゃう。相手に認めてほしいって思っても、どうやったらいいか分かんないんだ。おもちゃじゃなくて、本当に友達になりたいなら相手も尊重しなきゃ駄目じゃん?そういう、ちゃんとした他人との付き合い方ってのを光はきっちり学ばなきゃいけないって思うわけ」 馨に凄いなお前と言う環。 このデートは光に相手を思いやる気持ちを芽生えさせる試練なわけかと言う鏡夜。 なので邪魔しないように言う馨。 なら尾行しなくてもいいのではと言う環に、こんな面白いのを見ない手はないと言う馨。 行き場所がなかなか決まらないので面倒臭くなってきた光。 天気を気にするハルヒに、天気なんてどうでもいいんだよと言う光。 なんつーウキドキ感がないデートなんだと代わりにエスコートすると言い出す環を止める馨。 鏡夜に不良役を頼みますが、寝言は寝て言えと却下されます。 ハニー先輩の思う和ませアイテムの登場です。 アイス屋に扮装したハニー先輩をもうダッシュで回収するモリ先輩。 いつの間にかハルヒがいなくなっているので辺りを見渡す光。 ハルヒはソフトクリームを買っていました。 一口お先にどうぞと光に言うハルヒ。 不味かったら罰ゲームと言う。 変装した環がソフトクリームをもう1個サービスします。 せっかくいい雰囲気だったのに何邪魔してんのさと怒る馨。 環は間接キスを妨害したかったようです。 山芋の漬物を味見して2袋購入するハルヒ。 お土産は最終日に買ったほうがいいんじゃないのと言う光に、馨のお土産だと言うハルヒ。 遠出はまた皆ですればいいんじゃないと言うハルヒ。 今日はこの辺のお店を覘いて、馨へのお土産を買おうと。 「何で分かんの?馨のことでイライラしてるって」 「てきとう」 ちょっと目を離した隙にいい感じになっている2人。 やっぱりアイス屋が和ませたのかねと言うハニー先輩に違うだろうと言うモリ先輩。 馨はこれ以上ここにいてバレても台無しだし、これ以上ここにいてはいけない人もいるので帰ろうと言います。 楽しそうでいいなと涙を流している環。 ゴロッと音がしたような気がしたハルヒは光に音がしたか尋ねます。 いいやと答える光は降りそうではあるねと、そろそろ帰る?と言います。 通りに出てタクシーを拾ってと。 そこにおじさんのお店で働いている荒井くんがいました。 うちのおじさんの車で送ってってやると言う荒井くん。 タクシーを拾うからいいと言う光ですが、荒井くんはタクシー代がもったいないと言います。 雷の音を聞いて早い方がいいのでお願いしようかと言うハルヒに、好きにしろと機嫌を悪くして1人で帰っていく光。 昔の友達がそんなに嫌なのかな、自分にだっているだろうにと言う荒井くん。 双子には昔から友達がいないと言うことを思い出すハルヒ。 雷雨です。 ペンションに荒井くんから電話です。 荒井くんのお店の前でハルヒを置いて、光が帰ってしまったという連絡です。 光をハルヒが追いかけていったそうですが、すぐにこの大雨になったそうです。 光に電話する環。 ちょうど良かったと車をまわしてくれるように言う光。 「馬鹿野郎!!いいからすぐに引き返してハルヒを探せ!!こんな雨の中、女の子を1人置いてくる奴があるか!!いいか?ハルヒは雷が怖いんだ。雷が鳴ると怯えて動けなくなるんだぞ。一人前にやきもちやく前に相手のことをもっと考えろ!!」 そんなの言われなきゃ知るわけないじゃんと思う光ですが、ハルヒが天気を気にしていたことを思い出します。 光はハルヒを探し回り始めます。 聞き込みしたり、お店の中を見てみたり。 とある教会のドアが少し開いて玄関が少し濡れているのを発見する光。 言わなきゃ相手には伝わらない。でも、相手のことを思うなら時にはきっとほんの些細なヒントも見落とさないこともたぶん大切で―…という馨の言葉を思い出している光は怯えているハルヒを見つけたので、雷の音が聞こえないように音楽を聞かせ、シーツのようなものを渡します。 「ごめん…ごめんな、1人置き去りにしちゃって。大事な友達にひどいこと言っちゃってごめん」 うっすら涙を流すハルヒ。 「ありがとう、光…」 翌日 ペンションみすず 荒井くんがスイカを持ってきました。 荒井くんが渡すスイカをありがとうと受け取る光。 昨日のデート作戦は勢いあまって恋愛感情が芽生えるとは考えなかったのかと馨に尋ねる鏡夜。 それはまだ早いと言う馨。 光は馬鹿だしと。 うちの部は馬鹿が多いからなと言う鏡夜。 第16話完 ジャンル別一覧
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