花より男子2 第3話待ち合わせ場所に向かうと司と滋のキスシーンを目撃したつくし。つくしは後ずさりそのまま背をむけて帰っていく。 つくしは司に会うと言っていたと聞き、司は滋に会うと話す総二郎とあきらの話を聞いた類はそれを聞いて外へ出て行った。 司はキスした滋を突き飛ばす。 「痛っ、何すんのよ」 「お前こそ、いきなり何すんだよ!!」 「何?何か問題あった?」 「この猿女が!!いきなり唇貪りついて、俺はムツゴロウじゃねえんだ!!」 「ムツゴロウって小粋なこと言うね、司」 「下の名前で呼ぶんじゃねえよ、馴れ馴れしいんだ」 「照れちゃって~!!もう~ホントに奥手なんだね、つ・か・さ♪ムフフ。アメリカ、1年行ってたんでしょ?皆の前でキスするのがそんなに抵抗あった?」 「俺とお前はそういう関係じゃねえだろ!!」 「あれ!?だって、そういうつもりじゃなかったの?ここに来てくれって言ったの、司でしょ!?」 「待ち合わせした奴には誰でもキスすんのか、手前は!!帰れ。お前を呼び出したのは自分の立場をきっちり分からせるために呼び出したんだって、キスするための呼び出したんじゃねえってあかしろ(明白)だろ!?」 滋は怒って帰ろうとしますが、その場に留まったままの司。 お団子さんに行き、途中で帰ってきたと優紀に話すつくしであるが、本当のことは話さずにもうすぐテストもあるからと言う。 そこへやってきた類。 司はずっとつくしを待ち続け、それを陰から見ている滋。 つくしは類と外へ出る。 「何、何~あたしの顔が見たくなったわけ~?」 「そう。何となく牧野の顔が見たくなってさ。でも、実際居ると思ってなかったから正直、ビックリした」 怒りながらもつくしを待っている司。 「ホントは司に会うはずだったんでしょ?行ったの?行って何か言われて帰ってきちゃった?」 「いや、ね。てゆーか、何で会うはずだったこと知ってんの?」 「司、皆に牧野に会うって言ってたみたいだけど。何かあったんでしょ?」 「別に…。何だか途中で馬鹿らしくなっちゃって行くの止めちゃっただけ」 「行かなかったんだ?」 「ほら、道明寺とのことはもう終わったことだし」 「待ってるかもよ。司、そういうとこあるじゃん。本当にすっぽかしたままでいいの?」 つくしを夜になっても司は待ち続け、滋も寒そうな格好のままです。 そこに秘書の西田が迎えにやってきました。 「坊っちゃん、会長がお待ちです。これ以上待っても、牧野つくしは現れないかと」 「何で知ってんだよ」 渋々ながら司は帰宅します。 つくしは自宅で勉強しながらも、司と滋のキスシーンが浮かぶ。 携帯からダースベイダーのテーマが鳴り響きますが、つくそは電話にでないで布団に潜り込む。 「携帯鳴ってるよ、出ないの?」 牧野家では滋がコックに作ってもらった料理を持ってきたので豪勢な食卓です。 帰宅した司は母に、また何かしたのかと問い詰める。 「あの子、来たわよ。そして自分の意志で帰った。自分の胸に手を当ててよ~く考えて御覧なさい。来週、大河原御夫妻が来日なさるわ。これをもって正式な婚約とし、マスコミに大々的に発表するからね」 翌日、滋のことを総二郎達に話すつくし。 司に呼び出されたのに帰れと言われたことへの愚痴を聞かされ、お泊りしていく。 「ずっと親友でいてね、つくし」 滋がさっさと寝てしまったと話し、そこから待ち合わせに行かなかったのかと言う話になっていく。 「待ち合わせ場所に滋さん呼び出してるわけでしょ、実際。見せ付けたかったんじゃないの!?はっきり言って、やること陰険なんだよ、あの馬鹿男!!それで滋さんにだって帰れとか言って意味不明だし」 そこへやってきた司がそれを聞いてしまい、2人は口論になる。 怒ったつくしは出て行ってしまう。 「俺はあの猿女に…猿女に牧野には敵わねえってとこを見せつけてやろうと思ったっつーか、俺は牧野にきちんと向き合おうと思ったんだよ…」 つくしは非常階段で叫んで怒りを発散します。 「キスしてたんだ、司。それ見て、帰ってきちゃったんだ。でも何で司、そのあと大河原滋にも帰れって言ったんだろう?」 司は誰でもよかったから、自分に見せつけたかったんじゃないかと頭に血がのぼったままです。 つくしはそんなことより、類に勉強を手伝ってと頼みます。 車で移動中の司はホームレスを見て、父のことを思い出します。 法学部に行きたいと言うつくし。 「それってさ、静の影響?」 「そう、静さんみたいな人になりたい。自分をしっかり持った女性になりたい」 静が再来週帰ってくるので嬉しそうな類。 追いかけてくる滋から逃げる司。 「俺はお前を婚約者だと認めてねえ」 「認めなくてもそういう運命なんだよ、私達」 「運命…!?おい、猿。お前だって分かってんだろ!?今回の結婚の裏にどんな思惑があるか」 「だから、大河原財閥と提携しないと道明寺グループの未来はないんじゃないの?」 「俺はお前と一緒にならないでうちのグループの未来を切り拓いていく方法を考えるそれより何より俺はお前とは違う女と運命を共にしてえんだよ」 その後、団子屋にきてその話をしながら嘆く滋。 おかみさんの運命論が語られます。 それを聞いていた優紀は総二郎が自分の電話にでてくれないとポツリと呟き、あきらと電話したおかみさんが明日、あきらの家に総二郎が来るという情報を得、優紀はつくしにあきらの家に行くのを付き合ってと頼む。 翌日。 あきらの家はまさにメルヘンハウスだった。 フリフリドレスのかわいい女性がママで、同じくフリフリドレスの双子が妹だった。 そこへ総二郎もやってきましたが、優紀を見るとUターンしていく。 優紀は総二郎を追いかけていき、つくしはその後、やってきた司とばったり会う。 気まずいまま、2人になる司とつくし。 つくしが滋とキスしていたことを言うので言い訳しようとする司。 「滋さんてお嬢さんなのにいい子だし、 やっぱり世界の道明寺財閥の跡取りのお嫁さんになる人は正直違うなって思った」 「いや、俺があいつを呼んだのは…」 「もういい、何も聞きたくない。てゆーか、今更話すことなんてないよね。よくさ、別れた後も親友になったりとか、仲良しになったりするとかあるじゃん。そういうのって私無理かも。どこかで線引いて、一切会わないとかそういう風にしないと無理だわ、私の場合」 「俺、お前にきちんと話しないと…」 「ごめんなさい、この間はいきなり電話とかして。もう、そういうこともしないから。バイバイ」 司の言葉を聞かずに、そのまま帰るつくしはまた泣くのだった。 それを追った類はつくしの後姿を見て、引き返す。 夜、司はつくしからもらったプレゼントの箱を開けて中のクッキーを見つめる。 だが、中のクッキーは割れていました。 同じく、つくしは今年プレゼントするはずだったプレゼントのクッキーを見つめるものの、それをゴミ箱に捨てるのだった つくしの父が会社のプロジェクト失敗の埋め合わせのために会社のお金をつかって株に手を出したと言う。 つくしはまたバイトを増やす。 優紀は総二郎とカフェまで行くも、会話が弾まず気まずい雰囲気になります。 お茶のことにも何にも答えられなかったので、ネットで情報を探し、お茶のサークルに参加し、そこで会った女性はどこかで会ったことがある人だった。 司はもう一度、母に他の道がないか尋ねる。 「あの時よりもっとたくさんのグループ関係者の生活に影を落とすことになるわ。それよりも企業がうまくいくことはありえない」 つくしは夜、工事の交通整理のバイトをしていた。 司は荒れて、また通行人相手に昔のようにケンカ。していた。 つくしが遅くに帰宅すると、滋が抱きついてきた。 「あたしね、司に付き合おう言われた。あたし、嬉しくてね、いてもたってもいられなくてね…。あいつ、いきなり呼び出してきて…」 「どうしたの?司。何よ、怖い顔して」 「付き合ってくれ。俺と、付き合ってくれ。お前を好きになるように努力する」 「あたし、嬉しくてね…気が変になりそうで…涙が止まんない…っ…涙が止まんないよ…。あたし、こんなに、本当に、司のこと…好きになってた。どうしよう…つくし、どうしよう?」 「滋さん、おめでとう。よかったね」 優紀にその話をするつくし。 滋がとても女の子らしかったと言う。 「でもいいの?つくしちゃんは本当にそれで」 「全然!!何かこっちもすっきりしましたよ」 司もF4に同じことを言われていた。 「そもそもあいつとは終わってんだよ。俺はもうガキじゃねーんだよ。俺は今大人の階段を上り下りしてんだ。これが俺様の生き様なんだよ」 「もし司が本気で言ってるなら俺は祝福するよ。それじゃ、おめでとう」 司は母と一緒に滋の両親との会食に出かける前につくしからもらったクッキーをかじりますが、箱ごと残ったクッキーもゴミ箱に捨てる。 「後悔なさいませんように」 「おめーはどっちの味方なんだよ」 「私は正義の味方のつもりです」 「つまんねーんだよ、死ね、バカ!!」 つくしは団子屋のバイト先で疲れがたまってフラフラしています。 そして次のバイト先である工事現場で倒れて救急車で運ばれます。 西田が、それを知らせるメモを司に渡し、司は立ち上がって走り出しました。 それを見つめる滋。 ジャンル別一覧
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