花より男子2 第6話花より男子2の第6話を見ました。類もつくしのアパートにやってきて、西田とつくしが一緒にいるのを見かける。 アパートの壁は薄いからと車の中で会話することになります。 「あなたにとって坊っちゃまはもうありえない存在ですか?」 「は!?何でそんなこと?」 「坊っちゃんがNYに渡って暫くして一つの事件が起こりました。とあるパーティで語った坊っちゃんの何気ない一言が深い意味がない坊っちゃんらしい言葉でしたが、マスコミが次期経営者の発言として大々的に取り上げたため、先行き不安要素と認識され、グループの株は大暴落したんです」 「そんな…!?道明寺のたった一言で!?」 「道明寺グループはいきなり苦境に立たされ大規模なリストラ以外に打開策はありませんでした。リストラ対象者にはケン・ウチダという坊っちゃまが兄のように慕う日系人もおりました。リストラで彼の家族が崩壊し、生活も荒んでいきました。ある日、ケン・ウチダは会長を訪ね、再就職を願い出ました。しかし、会長もそれには応えることはできず。ケン・ウチダは絶望し、坊っちゃんの目の前で自ら命を絶ったのです。それからです、坊っちゃんが変わったのは。トップに立つということはグループに関わる何百万という人間の生活、そして命に対する責任を負っていると実感したんだと思います。だから必死であなたへの想いを断ち切ろうとグループのトップに立つ男として変わろうとしていました。そんな中、あなたと再会し、同じ時間を共有するようになってどうしても自分の思いに嘘がつけなくなってきているように思います」 「でも、あなた方は私と道明寺が付き合うことに大反対じゃないんですか?」 「私も明日にはNYに戻らなければいけません。ただ、会長が日本に不在だからといって油断しないで下さい。既に次の手も…。あなたと一緒にいるときだけ坊っちゃんは唯一人間らしくなります。トップに立つ男としてそうであって欲しい、私は願います。分かっていただけますね?」 立ち尽くすつくしの前に電話をくれたので来たと言う類が現れる。 これからドライブでも行かないと聞きますが、止めとくかと言う。 類は混乱しているつくしを後ろから抱きしめる。 「ますます混乱しちゃうかな?こんなことしたら」 司は椿に力を貸して欲しいと電話していた。 類はキスしようとしますが、つくしが首を竦めたので途中で止めて、そのまま帰っていく。 つくしは優紀と団子屋さんでそのことを話し、今年のバレンタインはどうするのかと聞かれます。 総二郎がバイクの後ろには誰も乗せないという話をすると、おかみさんが特定の女しか乗せない指定席だと断言する。 つくしの両親はまた漁村に帰っていくが、仕送りをしてもらえるのかどうかかなり危ない感じです。 そこへ司が佐藤を貸して欲しいとやって来る。 じゃが肉をつくるという司に、肉じゃがでしょと言うつくし。 先日、司と男同士の絆を深めた進は気をきかせて、姉に肉じゃがを作ってあげるように言う。 自分は隣の部屋で勉強すると、二人きりにしてあげる。 司はじゃがいもの皮を剥いているつくしの後ろから抱きしめる。 「昨日、俺が言ったこと、本気だから。もう一回きちんと…」 「今、何処触ってる?」 「あ!?違うんだ、これ、無意識っていうか…」 つくし胸に手がいっていた司。 つくしが司を投げ飛ばすと、床が抜けてしまい、二人は床ごと、下の部屋に落ちてしまう。 F4ラウンジで話す総二郎達。 つくしのことを本気なのか類に訊ね、更にこのままだと類との関係もまずいことになるんじゃとないかと言うも、類は最悪どうでもいいと言うのだった。 静とのことは終わっているときっぱり答える類。 つくしのアパートの床が抜けて取り壊しになると言う三人娘の話を聞く。 団子屋に更はつくしのことを気にしてやって来たようですが、アパートを丸ごと買い取ったオーナーと知り合いなら、もしかしてその友達とも知り合いなのかと探りを入れてくる。 つくしがF4とも知り合いだと言うと複雑な表情を見せる。 そこに今度は椿が登場する。 滋はパティシエさんからバレンタインチョコの作り方を習っているところに司からメールが入る。 自宅にいた司のもとへ椿が帰宅する。 運んできた大きな箱の中から何とつくしが登場する。 つくしが済む所がなくなったと聞いた椿はいい案があると言う。 「このバカね、婚約は破棄して牧野と一からもう一度始めたいから力貸してくれって連絡してきたの。司、その言葉に嘘はないよね?」 「おぅ」 「じゃあ決まり♪」 司に滋からメールが届く。 椿はつくしを物置みたいな部屋に連れていき、ここなら当分バレないと言う。 躊躇うつくしに今更駄目ならそれでもいいが、母のやり方にに振り回されて悲しい想いを抱える人を増やしたくないのだと言う椿。 自分も高校生の時は普通のサラリーマンの家庭の息子と付き合っていたが、いきなりホテル王の息子と縁談がもちあがり、抵抗したが彼の父の勤める会社と取引を停止すると言われてしまい、政略結婚させられたそうです。 その時は母を本気で憎いと思ったと言う椿。 今は夫が大事にしてくれるので結婚してよかったと思うが、あの頃大好きだった彼と結婚していていたら今頃どうなっていたのかと考えると言う。 「二人で逃げようと思えば、逃げられたわけだし。静ちゃんみたいに家を捨てることだってできたはずだけど、結局私にはこの暮らしを捨てる勇気がなかったのよ。でも、不思議なんだよね、今でもあの頃の私がどこかで自分を責めてるのよ。どうしてもっと頑張らなかったのかって。だからこそ司には同じような想いをさせたくないの。まして相手はつくしちゃんだし。ここで住むこと、考えてみて。司のこと、決着つけるにしてもいい機会だと思うし」 滋は司に話をさせまいかのようにウェディングカタログかのようなものを見せて、式がどうのドレスがどうの話を続ける。 「あたし、別れないよ。別れるとか司に言われたら、あたし死んじゃうかもよ」 つくしは優紀に電話で事情を話す。 進は両親の所へ行ったようです。 その電話を切ると、優紀は更とバレンタインの話になり 更は、バレンタインにはあんまりいい思い出がないと言う。 同じ頃、総二郎の前でバレンタインは禁句だという話が出る。 つくしは司の家に戻るも、ここにいていいのかと悩む。 司が帰宅すると、椿からつくしがここに住むことになったので後は頑張るように言う。 司はベッドにダイブしてジタバタして喜ぶ。 「はしゃぐ前に大河原滋さんのこと、きちんとしなさい。彼女と縁を切って、つくしちゃんを選択することは司にとっても道明寺グループにとっても大きな犠牲を伴うんだからね。あんたがこれからやろうとしてることは命がけの恋だからね。くれぐれも慎重に。暴走するんじゃないよ!!」 類はバレンタインチョコを販売している所とカップルを眺める。 滋はプレゼントするはずだった失敗作のチョコを一人で自棄食い。 司はつくしの部屋のドアノブに手をかけるが、引き返す。 つくしはなかなか寝付けず、司からもらった土星のネックレスを手に取り、言われた言葉を思い出す。 「俺とお前は星占いで言うと一緒の土星人だから楽しい時も苦しい時も一緒の運命共同体だ」 翌日、結局眠れずお弁当も作れなかったつくしはF4ラウンジでお昼を奢ってもらう。 そこに司がやって来る。 つくしは試験結果発表が今日だったことを思い出し、席を外す。 司はご機嫌で一緒に住んでいることを話す。 まだ楓にはバレていないので今回は慎重にいくと言う司。 司は類と二人で話をしようと誘う。 つくしは合格して大喜び、そこに類から電話が入る。 合格したことを伝えますが、そばに司がいると知って慌てて電話を切る。 つくしの元に今度は滋から電話が入る。 「俺よ、類に言われて目が覚めたっていうか、NYで色々あって、牧野諦めようとしたけど無理っつうか、やっぱあいつは俺ん中で、最強なんだ。牧野と一緒にいることで、誰にも迷惑かけない方法もあるはずだし、滋の家との合併が失敗してもいくらでも立て直す方法はある。そう思ったらもう、俺の気持ちは誰にも止められねえ」 「俺に牧野を諦めてくれって言ってんの?バレンタイン…牧野は誰にチョコ渡すのかな?」 滋とつくしも会っていた。 「おめでとうって言ってくれたよね?あたしが司に付き合ってくれって言われた夜、『良かったね』って言ってくれたよね。つくし、今は司とは何もないって言ってたの、あたし、それ…信じていいんだよね?」 優紀はつくしに電話する。 更にチョコの作り方を教えてもらっている優紀の所にあきらと総二郎がやって来る。 総二郎を見た更は姿を隠す。 日向更の事を聞くと、総二郎は立ち上がって去る。 更はその後姿をこっそり見送るのだった。 そしてバレンタイン当日。 優紀は更と総二郎に何かあることに気づき元気がない。 司は嬉しそうにつくしを待つ。 つくしは司に土製のネックレスを返す。 「いろいろ考えて、たくさん悩んで出した答えだから…。やっぱ遅すぎたよ。皆を傷つけて、あたし達だけ幸せになんかなれないよ」 司はネックレスを川に投げ捨てる。 橋を蹴りながら叫ぶ司。 「お前にとっての俺はそんなもんかよ!!あんなもん、おまえがいらねえっつうんだったら、俺には何の価値もねえ!!俺は別に、何も悲しくなんかねえからよ!!俺はな!!俺は、お前以外…牧野以外ありえねえっつうんだよ!!」 残されたつくしはショックを受け、流れていくネックレスの箱を見つめ、これを貰ったときの司の言葉を思い出し、慌てて川に降りていき、ネックレスの箱を追いかける。 川に入って水に濡れるのも構わずにネックレスを掴み、抱きしめて涙を流す。 その様子を見守っていた老女。 司が帰宅すると、滋からのプレゼントとカードがテーブルに置いてあった。 翌朝、眠れなかった司のもとへやって来たメイドはつくしだった。 「今日からここで働かせて下さい。確かに行くとこないし、ここに住まわせてもらうのはホントに助かるしありがたいんだけど、でもやっぱりただでいるってわけにはいかない…ですので…。今は、理由がほしいの。ここで道明寺と、一緒に、住む理由が」 「牧野…」 「だから、これが、あたしの、精一杯の、道明寺に対する返事、です」 老女、タマさんが現れる。 楓に言われて、司の世話をするために戻ってきたらしい。 つくしの手をひっぱっていくタマ。 つくしがおばあさんと呼ぶとタマはおばあさんと気安く呼ぶなと怒る。 そして、使用人頭なので先輩と呼ぶように言う。 「やると言ったからには死に物狂いで働いてもらうよ。ここではやることは山ほどあるんだ。容赦しないからね。ここで私の言うことは絶対だ。それを忘れんじゃないよ」 ジャンル別一覧
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