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テーマ:轟轟戦隊ボウケンジャー(400)
カテゴリ:獣電戦隊キョウリュウジャー
冒険学校にやって来た蒼太と菜月と暁。
暁はさくらにカメラチェックをさせます。 素人相手の試験なので自信満々の三人。 映士は無事、退院したようです。 暁は冒険学校の試験に落ちたようで、落ち込んでいます。 「冒険の試験に落ちたのか?ボウケンレッドが?」 「高丘さん、今はそっとしておいてあげてください」 「『体力、知力、精神力、全てにおいて自分では気づいていない欠陥があります。冒険には向いていません。周囲の人に相談して別な人生を考えましょう』ハハハ!!」 「別な人生って明石から冒険取ったら何が残るんだっつうの」 放っておいてあげるように言うさくら。 冒険学校の講師はシズカです。 遅刻して来た生徒の一人(島田)は会社に辞表まで出したようです。 シルベガミが授業を始めます。 お喋りしていたり、答えられないと即チョークが飛んできます。 休憩時間に職員室に尾行していく蒼太と菜月。 職員室内ではシズカがお茶を飲んでいたり、ヤイバもいます。 そして、聞き耳を立てているのがバレてしまっていた蒼太と菜月は変身しますす。 「ダークシャドウ、今度は何を企んでるわけ?」 「別に~。これは新しいビジネスなの。プレシャスだけじゃやってけないもん。皆で楽しく勉強するだけ」 「にも関わらず、我らに武器を向けるとは乱暴だな」 皆、夢を持って入学しているのにボウケンジャーが荒らすのかと言うシルベガミ。 「ボウケンジャーがそんなことするわけな~いじゃん。あなたたちも冒険の夢持ってるんでしょ?一緒に勉強しよ、ね?」 「はい」 授業に張り合いが出ると言うシルベガミ。 学校自体は悪くないので、もう少し調べるしかないということになります。 そこに島田がやって来て、当てられたときに答えを分からないように教えてもらってありがとうございますと菜月にお礼を言います。 「ううん。菜月も昔、冒険に必要だってしつこく教えられたとこだったから」 「そんなに前から冒険の勉強を…。凄いです!!是非、勉強させてください」 「うん。菜月で教えられることなら」 蒼太は島田に冒険に向いていないとはっきりと言います。 「すいません。そうですよね…。分かってるんです。でも、挑戦したいんです、私」 菜月は蒼太にあんな言い方することないじゃんと呼び止めます。 「菜月ちゃん、あの人にあんまり関わりを持たない方がいい。僕たちは任務で来てるんだよ。学校ごっこじゃない」 「でも、会社まで辞めてきたのに。一生懸命、冒険しようと頑張ってるんだよ」 「あの人は帰した方がいいと思うんだ」 「酷いよ!!蒼太さんは何でもできるから、そういうこと平気で言えるんだよ。蒼太さんが優しいのって女の子だけなんだね」 体力作りのの授業で島田さんはチャレンジします。 「ったく、菜月の奴、あの男に自分を重ねてるんだ。俺に鍛えられた頃の自分にな」 「なるほど、菜月の気持ちは分かりますけどね」 島田さんの様子を見ていると、全然駄目です。 「あれが受かって、お前は落ちたわけだ。挫けるな、明石。別の人生について話し合うか?」 笑う真墨と映士の耳を引っ張るさくら。 島田さんは全然駄目なので、シルベガミが鞭で打ちます。 それでも駄目なのでチョークを飛ばします。 島田さんに駆け寄り、絆創膏を貼ってあげる菜月。 「すいません。私みたいなのが冒険家は目指すなんておかしいですよね」 「菜月だって最初は駄目駄目だったよ」 「そんなことないよ。菜月さんは優しいですね。私、普通に学校出て、普通にサラリーマンやってました。でもある日、冒険学校の張り紙見たら、子どもの頃、冒険者の映画を見て憧れたこと、凄くドキドキしていつか自分もって思ってて…。素質ないって分かってるんですけどね。でも、こうやって訓練するだけでもなんか本当嬉しいな」 隠れて聞いていた蒼太。 ついに、冒険者として合格か不合格かを発表する最後の授業が行われます。 合格者は、蒼太と菜月、優秀な生徒三人、そして島田。 そして落第した生徒たちは、シズカの術により窓から飛ばされてしまいます。 ダークシャドウは何かを企んでいたようで、蒼太と菜月は変身し戦おうとしますが、島田がヤイバに人質に取られてしまいます。 蒼太と菜月はシズカに拘束され、アクセルラーも海に投げ込まれてしまうのだった。 島田は人質で残しただけのようです。 最初から落第だったらしく、本当の合格者は島田の一つ前の番号57番だったそうです。 57番とは暁のことです。 それを聞いた暁はすぐさま立ち直り、出動します。 「蒼太さん、ごめんね。島田さんを帰した方がいいって言ったの、こういうことに巻き込まれないようにってことだったんだよね」 「いや、僕も任務ばかりに拘りすぎてた。菜月ちゃんが島田さんの思いを大切にしたから、島田さんは頑張れたんだ。訓練できただけで嬉しいって、あの時の笑顔を見て分かったよ」 「蒼太さん…」 さっさと歩くように言うシズカ。 「でも、島田さん、今頃がっかりしてるだろうな…」 海にやって来た島田は冒険なんか所詮無理だったんだなと落ち込んでいます。 ダークシャドウの狙いは、優秀な冒険者の魂を海に捧げ、かつて海の底に沈んでしまった空を飛ぶより速く海の上を走れるプレシャスの『光の船』を浮上させようとするものだった。 生徒たちを海に沈めようとするシルベガミとヤイバ、シズカ。 「待て!!―-俺も入学させてもらうぞ。Ready!!」 「「「「ボウケンジャー、スタートアップ!!」」」」 そこに暁たちが駆けつけ、変身します。 蒼太や菜月たちの拘束をズバーンを投げ飛ばして断ち切ります。 蒼太と菜月のアクセルラーは、島田が海に飛び込み探しだしてくれていた。 変身した蒼太と菜月も戦います。 シルベガミに海に落とされてしまう蒼太。 菜月までもが海に落とされかけた時に蒼太は浮上し、シルベガミにキックを入れます。 「甘いね」 「も~、頭にきた!!」 菜月は蒼太に支えてもらい、デュアルクラッシャーでシルベガミを爆破します。 ゲッコウの術でシルベガミは巨大化してしまいますが、ボウケンジャーはダイボウケンとサイレンビルダーで応戦します。 シルベガミは落第と言いながら攻撃してきます。 「落第はチーフだけで十分」 「そうそう蒼太さん」 「いや、あれは…間違いでだな…」 「はいはい、分かった分かった」 ダイボウケンはサイレンビルダーの肩を貸してもらい、高く飛び上がり、アドベンチャードライブでシルベガミを倒しました。 戦いを見ていた島田さんは凄かったと言います。 「島田さんの方が全然冒険者だったよ」 「本当にそう思いました。海に飛び込んてくれた島田さんを見て、向いてるとか向いてないとかは冒険には関係ないんだって。すいません。それにありがとうございました」 握手する島田と蒼太。 くしゃみした島田は服を着ます。 「冒険は学校で習うようなもんじゃない。ましてや点数なんてつけられるようなもんじゃない。そういうことだな」 「まだ拘ってるよ」 「トラウマだな、こりゃ」 笑う映士と真墨。 何かあったのか尋ねる蒼太と菜月。 「それがな、不合格が相当ショックだったらしくて…」 「ちょっと、二人とも…」 「あの凹みっぷりっていったら一生一度見られるかどうか…」 「やだ、チーフ可愛い」 「明石から冒険を取ったら」 「何が残るんだろうって?」 怒る暁 皆に何が残るのかと言われる暁。 「煩い!!どうせ俺は何も残らないよ!!」 Task32完 次回、「レムリアの太陽」 戦隊紹介はマジレンジャー。 マジジャケット着たボウケンジャー。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
October 8, 2006 10:00:57 AM
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