MAGI☆の日記

2006/11/22(水)19:56

少年陰陽師 第8話「貴船に響く怨嗟を止めろ」

非公認戦隊アキバレンジャー(54)

少年陰陽師の第8話を見ました。 第8話 貴船に響く怨嗟を止めろ 彰子は窮奇の配下と圭子姫にさらわれてしまう。 「彰子、どこだ?嘘だ、俺が守るって言ったのに…そんな…彰子ぉぉぉ!!」 紅蓮はもっくんに戻る。 「昌浩、大丈夫か?」 「もっくんこそ傷は?」 「大したことはない。掠り傷だ。それより彰子だ。奴ら闇に紛れて飛んでいきやがった」 「圭子姫の情念、恨み…。貴船の鬼女、丑の刻参り…釘の音…。夢だ、こないだ見た貴船の夢。……!?貴船の鬼女の正体は圭子姫だ」 「ってことは奴らは貴船か!?確かに人里離れたあそこなら、奴らにとって格好の隠れ場所になる。だが、貴船は竜神がいる霊峰だぞ!?」 「竜神は雨水を司る神。そういえば…貴船の竜神は封じられているんだ。圭子姫の怨念が貴船の大地に染み込んで妖異たちの妖力と絡まって貴船の神を封じ込めた」 「奴ら、神を封じるために圭子姫の怨念を利用したってわけか」 「間違いないよ、もっくん。圭子姫と奴らは貴船にいる。そして、奴らが連れ去った彰子も貴船のどこかに必ずいる!!そうと分かれば…」 もっくんを抱きかかえて昌浩。 その様子を見ていた青龍は晴明に彰子が連れ去られたと話す。 「何!?それで昌浩はどうした?」 「騰蛇と共に妖異を追った。鳥の妖と女の生霊は太陰が追っている」 「彰子姫が連れ去られた時、お前たちは何をしていた?」 「見ていた。お前が後継だというあの子どもに何ができるのか」 「青龍よ、あの時のことをいつまでも引き摺るな。あれは避けられないことだった。騰蛇の意思ではない」 「だが、お前は死にかけた。それは事実だ。チッ。俺は太陰の後を追う。藤原彰子は俺たちだけで救い出す。いい加減、無能な孫に肩入れするのは止すんだな。あれにお前の後継などは荷が重過ぎる」 「ならば見届けて来い。お前たちが未だ認めぬ我が孫の力。仕えるに値せぬ器だと断ずるもよし。わしは咎めぬ、行け」 青龍は太陰の後を追う。 「本当のところはどうなんだ?」 「気になるのならば、お前も行ってくればよかろう」 「それはできない。お前の身を守るのが俺の役目。今はお前の側から離れるわけにはいかない」 「六合、昌浩はな、この安倍晴明唯一の後継だ。このわしと騰蛇がそれを認めた」 「そうか、ならばその言葉を信じよう」 昌浩は疲れてしまう。 「大丈夫か?昌浩。無理をするな」 「急がないと彰子が…彰子が…でも遠すぎる。このままじゃ間に合わないよ…。彰子…」 もっくんは何か来るのを感じる。 やって来たのは車乃輔だった。 「そうだ、車乃輔に貴船まで乗っけてってくれるように頼んでよ、もっくん」 車乃輔は通りすがりの雑鬼にいきさつを聞いて恩返しのために、そのつもりで来たようです。 窮奇の配下は彰子の霊力、黒く長い髪は極上で主に相応しいと言っていると、彰子から破邪の香りが漂う。 このままでは主に献上できないので、蛇のような妖の血の穢れを使って、破邪の香を無力にする。 1度穢れてしまえば、香は効き目を失ってしまうそうです。 車乃輔に乗って貴船に向かう昌浩ともっくんですが、この先は貴船を守る結界のために車乃輔が先に進めなくなります。 車乃輔に礼を言うと、昌浩ともっくんは貴船に向かう。 結界の中は蛍が1匹もいない。 釘の音が聞こえると、しゃがみ込み、昔のことを思い出してしまう昌浩。 「落ち着けよ、暗いだけだ。それに俺がいる」 貴船神社に置いてきぼりにされた時も紅蓮がいた。 「泣くな、昌浩。怯えなくていいんだ。大丈夫だ、俺がいる。1人なんかじゃないから泣かなくていい」 尻尾で昌浩の頭を撫でているもっくん。 「ほら、もう恐くなんかないだろ?」 「ありがとう、もっくん」 圭子姫の呪詛の音である釘の音を聞き、そこに彰子が待っているとして音のする方へ昌浩は向かいます。 《ごめんなさい、昌浩。私が勝手なことをしたばかりにあなたまで危ない目に遭わぜてしまって…。だから、私のことはもう…》 目を開けるように言われる彰子。 昌浩は貴船の宮司に突然襲い掛かられる。 「昌浩、上からもう1人!!」 刀を手に襲い掛かってくる宮司の攻撃を避ける昌浩。 攻撃しようとするもっくんに神将が人を傷つけたら駄目だと言います。 「よく見ろ、昌浩。こいつらは人じゃない、もう死んでいるんだ!!」 「異邦の影に殺されてなり代わられたのか!?」 もっくんは炎で攻撃する。 「先に行って待っていろ。何れ、仲間たちもお前の元へ送ってやる」 紅蓮は宮司を黒焦げにする。 先を急ぐ昌浩と紅蓮。 「この山の神とやらはさぞかし悔しかろうのぅ。我らに屈服させられ、雨も封じられ」 「神など恐るるに足らず。斯様な島国の神など我らには及ばぬわ」 「しかし、お前はまこと面白いことを考える」 「この仕掛け、きっと主にも楽しんで頂けるであろう」 立ちはだかる妖異を前に、紅蓮はここは片付けるから先に行けと昌浩に言う。 紅蓮が炎で妖異たちを焼き尽くし、作った道を進む昌浩。 紅蓮は傷が痛むようですが、あまり時間がないと武器を取り出す。 「我が身の不幸を呪うがいい!!」 圭子姫が釘を打っているところに、昌浩が辿り着く。 圭子姫に呪詛は必ず自分に返ってくるので、止めるように訴える昌浩。 放っておくように言う圭子姫ですが、昌浩は彰子から圭子姫を助けてくれるように言われているので、彰子の願いだと叫ぶ。 「天蓬、天内、天衝、天輔、天禽、天心、天柱、天任、天英。清陽は天なり、濁陰は地なり。伏して願わくば、守護諸神、加護哀愍したまえ!!急々如律令!!」 昌浩は呪文を唱え、お札を圭子姫の胸に飛ばす。 そこに、紅蓮も駆けつけてくる。 「紅蓮、彰子のところへ。今、止めたら圭子姫が死んじゃう。ここにいるのは圭子姫の生霊。俺がここから離れたら復活した貴船の神の霊力が押し寄せて、魂のない体は耐その力にえ切れなくなる。圭子姫に宿る邪悪な気を時をかけて徐々に消し去る。それまで俺はここから動けない。紅蓮、彰子を頼む」 「…駄目だ。そんな体のお前を残して行くことはできない」 そこに若き晴明が現れる。 「人を頼るな。仁義を尽くして天命を待つ。お前が精一杯努力したのなら自ずと運も開けるということさ。お前はさっさと行け、邪魔だ」 晴明は六合に昌浩を助けるように言います。 「愚かだな。妖異の誘いに惑わされ、人として許されない道に入るとは。だが、まだ手遅れではない。昌浩が水際で食い止めたからな。闇に染まった心の全てをこの晴明が引き受けよう」 彰子の手首に嘴で獲物の印を付ける窮奇の配下。 第8話完 次回、「闇の呪縛を打ち砕け」 少年陰陽師 窮奇編 第1巻 豪華版 メールブロック(もっくん)もっくんミニクッション

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