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テーマ:アニメあれこれ(25332)
カテゴリ:DEATH NOTE
DEATH NOTEの第9話を見ました。
第9話 接触 「絶対に尾行はついてない。は、早くしてくれ、禁断症状が…」 「リンゴ食べたくて適当なこと言ってんじゃないだろうな?」 半径100m以内を飛び回って何度も確認したから尾行はいないとリュークは答える。 「しかし、ニュースで1500人の捜査員を投入というのもあったしな…」 月はリンゴを買ってあげることにします。 喜ぶリュークは逆立ちする。 リンゴを買ってもらえたリュークは食べさせてもらう。 「しかし、死神使い荒いぜ~。カメラを探し出させておいて、家の中でリンゴ食うの諦めろだもんなぁ~。お前、ホント終いにゃ、俺のデスノートに名前書いて殺すぞぉ~」 「竜崎…一昨日のひったくり犯と捕虜犯の心臓麻痺、あれは私の家族が情報を得てない間に起きた…。疑いは晴れたのでは…!?」 「そうですね…いくらキラが死の時間を操れても報道を見る前に死の時間を持ってこれるとは考えられま…また息子さんが帰ってきました] Lは話を中断して監視を始める。 《もうカメラの位置は全て把握してある。だが、ポテチの仕掛けで殺せたのは引ったくり犯と横領犯─。今までに比べれば、罪の軽いものになってしまった…」 月はTVをつけた。 《僕がTVやネットを見ていない時に報道された犯罪者が死んでも、逆に僕が報道を得ていない時だけ、罪の軽い者が死んだということで疑うことも可能ではある。つまり、僕がTVを見ている時に報道された罪の軽い犯罪者も殺しておけば特別視されない。そして、外に出た時のために罪の重さに関わらず、ニュース等で報道された者の名前を覚えておき、財布の中に仕込んでおいたデスノートで死の時間を適当にばらつかせ、殺す。これで監視カメラ対策は完璧だ…」 この数日間の盗聴テープとカメラの映像を何度も再生して検証してきたLは結論からして、両家に怪しい者はいないとLは言った。 ほっとしたため息をつく夜神父。 そして、カメラと盗聴器は外すことになる。 「はぁ…結局容疑者はいず…か…」 「勘違いしないで下さい。映像を見ている限りは怪しい者はいないという意味です。あの中にキラがいたとしても、ボロを出しません。いや、何も出さずに今まで通りに犯罪者を葬っているということです」 「では竜崎はやはりあの中にキラがいると!?」 「ですから…5%です」 《監視カメラがついている間にもキラによる殺人は行われていた…。どんな方法で殺人を行っているかはわからないが仮に念じるだけで人を殺せるとしても普通の人間であれば殺しを行う際、挙動や表情に何らかの変化があっていいはず…。あの中にキラはいない。そう考えるのが普通だろう。しかし、もしキラがあの中にいるのならキラの精神は既に神の域に達している。顔色一つ変えず悪人を裁いている。もはやキラなど存在しない。本当に神の裁きと考えたいほどだが。しかし、神が人を殺すのに顔と名前が必要なんてふざけている。これは神の裁きではなく、神の裁きを気取った子供染みた者がいる。そういうことだ…。キラという大量殺人犯は必ず存在する。そして必ず捕まえる…。しかし、このままカメラをつけ続けていてもキラが殺しの態度や兆候を見せるとは思えない…。どうすればいい…!?『自分がキラです』と言ってもらい、実際に殺しをやってもらった方が一番いい。そんなこと出来るはずが…》 リュークが部屋に仕掛けられたカメラがなくなっていることを月は教えてもらうが、盗聴器があると警戒し、喋ることはせずにリュークにリンゴを与える。 《これで僕は調査対象から外れた…。計算通りだ。だけど、Lは僕を追い続けるだろう…。だが、まだ日本警察を使っているのなら、その動かしている者の中に必ず父はいる。だとすれば、父を利用してLの正体を掴み消すことも…。Lさえ消せば、キラは新世界の神にまた一歩近づく》 翌日、東大受験だった。 受験にギリギリにやってきた月。 しかも、10分前に到着です。 そして、試験は始まった。 周囲は一斉にシャープペンを手にするが、月は余裕で一通り問題を読む。 そして、試験監督は何かに気付いたように、月を通り過ぎる。 「受験番号162番!!ちゃんと座りなさい!!」 その頃死神界では、人間界を見ている死神が多い。 「リュークが人間に飼われているらしい」 「リューク、ペットにしたって可愛くとも何ともないだろう」 そして、季節は春。 登場した月は無事に大学に合格していた。 月は東大で新入生代表に選ばれる。 そして、流河旱樹という名前でLは同じく新入生代表として選ばれる。 会場は流河旱樹び名前にざわついていた。 アイドルと同じ名前だったからだ。 凛々しく立ち上がった月と違って、Lは普段通りだった。 《二人で挨拶するとは聞いていたが、こいつだったとは…。センター試験前期日程、僕の後ろ側で変な座り方をして、完全に一人で浮いてたやつだ…》 入試で二人とも全教科満点だと噂されています。 どっちが好みかと話している子もいます。 二人は対照的で、一人はいかにも温室育ちの秀才って感じで、もう片方は野性的というか、そうとう変わってると言われています。 Lの挨拶を記載してあるはずの紙は、白紙だった。 挨拶も無事終わる。 「─夜神君。警察庁・夜神総一郎局長の息子さんであり、その父に負けないくらいの正義感の持ち主─。そして、自らも警察官僚を目指し、過去に数件の事件へ助言をし解決に導き、今、キラ事件にも興味を示している…。その正義感と手腕を信じて、もし誰にも洩らさないと誓って頂ければキラ事件に関する重大なことをお話したいと思っています」 《何なんだ、突然…!?こいつ、相手にしない方がいいのか…。しかし、キラ事件に関する重大なことって…》 「誰にも言わないよ?何?」 「私はLです」 《ま、まさか…!?何を言ってるんだ、こいつ…。LがLだと言うわけがない。変な奴だと思っていたが、マジでおかしいのか…。まずい、動揺するな。もし、本当にLだったら…、とにかくここは、夜神総一郎の息子・夜神月として自然な行動を取らなくては》 「もしあなたがそうなら、僕の尊敬する憧れの人です」 「どうも。名乗ったのは、キラ事件解決の力になって頂けるかもしれないと思ったからです」 《夜神月、キラである可能性は5%未満…。しかし、あの中では一番何かを感じさせた。お前は完璧すぎる。もし、お前がキラであれば、これ以上のプレッシャーはないだろう…》 《こいつがLだとしたら…。いや、実はLじゃなくとも僕は…僕は…こいつに何も出来ない…。こいつの話が本当なら父にもLとして顔を明かしているだろう。僕に対し、自分がLだといったこいつが死んだら、真っ先に僕に疑いがかかる…。しかも、こいつ流河旱樹などとあからさまなな偽名を使っている…。こいつを殺そうとデスノートに名前を書き、こいつの名前が流河旱樹でなければ嫌でも頭の中に浮かぶアイドルの方の流河が死ぬかもしれない…。こいつが死なずに僕がキラだという推測がたつ。こいつ…Lなのか…!?そして僕をキラだと疑っているのか…!?どの程度か分からないが、疑われているのは確かだ…。他に夜神総一郎の息子にLだと名乗る理由がない。レイ・ペンバーの調べていた者の範囲でまだ捜査しているということか─。しかし、何故Lが直接僕の前に…。今は駄目だ、何も考えない方がいい─。すました顔をしていなくては…。こいつは絶対、今僕が動揺していないか、観察している…》 腹の探り合いだった入学式は終わった。 「夜神くーん、今日はどうも」 「いえ、こちらこそ」 「じゃあ今度はキャンパスで」 入学式に普段着できたLを迎えにきていたリムジンで帰って行った。 ドアをあけたワタリも素顔だった。 帰宅した月は、荒れていた。 「くそっ!!やられた!!Lめ、こんな屈辱は生まれて初めてだ!!」 死神の目の取引を持ちかけたリュークにも激しく怒っていた。 「死神が人間を殺すのと、人間が人間を殺すのを同じ次元で考えるな!!何としてもあいつを殺してやりたいが、殺せば足がつく…。デスノートは名前を書いたその人間一人しか殺せない。誰かを操って殺させることができない。全く不便だよ!!デスノートってやつは。Lをなめていた!!Lが僕に、私はLだと名乗り出てくることは考えもしなかった。キラの可能性のある者にはLの分身でも構わない。Lだと名乗っておくことはLにとってキラに対するかなり有効な防御であると共に攻撃でもある。やられたよ…いい手だ…。あのとぼけた顔した流河が大学でどんどん僕に接近し、操ろうとしてくるだろう…」 突然、悪魔のような微笑みを浮かべる月。 「これはいい…何も悲観することはない。これは向こうが何も掴んでいないという証拠だ。表面上は仲良しのキャンパスメイト。裏ではLなのかキラなのかの探り合い。面白いよ、流河…。お前が僕に友情を求めてくるなら、快く受け入れてやる─。僕はお前を信じ込ませ、そして全てを引き出し、お前を殺す。この手で必ず─!!」 第9話完 次回、「疑惑」 ![]() ![]() ![]()
Last updated
December 12, 2006 10:39:13 AM
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