2007/01/13(土)08:56
花より男子2(リターンズ) 第2話「最強のライバル」
花より男子2(リターンズ)の第2話を見ました。
第2話 最強のライバル
司の誕生会に楓から招待されたつくしだったが、司の婚約者・滋の突然の登場に度肝を抜かれる。
滋は世界一の石油王・大河原財閥の令嬢だというが、壇上でピアノを弾きながら即興で歌い出したりと、かなり破天荒な女の子だった。
司に声をかけて立ち去るつくしを司は怒鳴り、つくしと喧嘩ごしになってしまう。
「ちょっと付き合え、話あっから」
なぜか司は滋の手を取って、会場を抜け出してしまう。
司は自分が連れ出したのが滋だということにようやく気づく。
司は滋を置き去りにしようとするも、滋は後をついてきます。
そのまま連れて来られたためにお金も何ももってなかったのだ。
司に馬鹿と言われた滋は道端にあった幟を司に投げつける。
「私がこの状況で裸足なのは何故だか分かる!?あんたが無理やり引っ張っていくから途中で脱げたの!!」
「だから何だよ、探しに行けよ」
「探しに行けよじゃないでしょ。ごめんの一言は?すいませんの一言は?」
「お前な、かなりウザいよ。つか、付きまとうの止めてくんね。あ、もしかしてお前ストーカーか!?」
滋は叫びながら、司の背中に飛びつく。
滋は司の耳たぶを齧る。
一瞬固まり、びっくりした司は動揺する。
「つか、ね、耳感じるの?」
「は!?お前、いい加減にしねえとぶっ殺すぞ!!」
「可愛いとこあんじゃん。やばい…久々ドキュンかも☆」
帰宅したつくしは勉強に集中できません。
翌日F4ラウンジでも、勉強しながら食事。
意地悪3人娘達に嫌味を言われても負けません。
そこに滋がやって来た。
人を探しにきたと言う滋に庶民が繰るようなところじゃないと言う3人娘にいきなりジャンケンしません?という滋。
「あっち向いてホイで私が勝ったらちょっとだけ探させてもらえませんかね?出さなきゃ負けよ、ジャンケンポン!!あっち向いてパン!!ごめんね、痛かった?ま、とりあえず勝ったから人探させて」
そして、つくしを見つけると寄ってきました。
F4専用スペースで気にせず食事する滋。
「ぶっちゃさ、うちら同じ匂いしない?」
「道明寺さんに会いに来たんですよね?」
「そうそう、あの頭おかしい男。酷いんだよ、あの馬鹿男。昨日もあの後、置き去りにされてさ。こっちは裸足だし、お金ないし、3時間かけて真冬の中、家まで帰ってさ」
「でも婚約者ですよね?付き合ってるんじゃ…」
滋は急にお腹が痛くなってトイレへ向かう。
そこへ今度は司がやってきました。
「言っとくけど、お前に会いに来たわけじゃねぇから。総二郎達とここで待ち合わせで」
「改めて婚約おめでとうございます。そういうことならそういうことって言ってくれれば良かったのに。アメリカ行ってあの人と出会って婚約に至って、そいで私からの連絡はシカトし続けたってことでしょ?私会ったよ、あの人とNYで。それで道明寺は彼女連れ去ったんでしょ?映画みたいで素敵だったよ」
「それは、だから勘違いで…」
「何が勘違いなの?」
「だから、お前と話をしようとして…」
「何の話があんのかな?今更私と何を話す必要があんのかな?」
そこに滋が戻ってきて、昨夜のことを謝るかきっちり責任とるように司に詰め寄る。
「耳たぶ齧られて真っ赤になる純情少年がいきがって。私があんたを調教してあげる、婚約者として!!」
滋は司を殴って宣言するのだった。
「どうせ結婚するんだし恋愛してやってもいいよ、司」
つくしに司のことを色々教えてほしいと言う滋は、家に上がり込んできたり、バイト先に押しかけてきたりと勝手につくしに心を開いている様子だった。
自宅で母に詰め寄る司ですが、道明寺財閥の今おかれている状況がまずいらしく、その命運を左右するのは石油関連事業で滋とのことは政略結婚らしく、言い返せない。
アクセサリーショップで司好みのアクセを選ぶ滋。
つくしと優紀にはびっくりするようなお値段だった。
その後、お茶しながら司も大財閥の跡取りとして、色んなこと我慢してると思う言う滋。
「私の場合、結婚は政略結婚って昔から決まってて、だから恋愛とかに何の希望もなかったわけ。どうせ弱々しいダサぞうと結婚するんだろうなと思ってたんだけど、あいつと出会って私の人生、捨てたもんじゃないなって思った」
滋は別れ際に、今日付き合ってくれたお礼とさっき2人が見ていたアクセサリーをプレゼントすると帰っていきました。
一方、F4は集まり、滋のことを面白い女だと言っていた。
「しながねーんだよ、しなが!!」
「もしかして品って言いたい?」
「ひん?品川のしなだ、バーカ」
「司くん、漢字には訓読みと音読みがあるんだよ」
「じゃ、何だよ。お前ら、あれ、ひんがわって読むと思ってんの!?」
「ね、司。牧野のことはもういいの?司が本当に牧野のことどうでもいいんなら…」
「類、お前も大企業の後継者なら分かんだろ?俺は何百万という人間の生活を支えてる。大財閥のトップになる男なんだよ。このことが意味することは現実として突きつけられてみろ。お前らだってちょっとは分かんだろ」
「でもそれって大河原滋との結婚を選ぶってこと?」
「あの猿だけはありえねえ!!」
F4ラウンジで類と会うつくし。
「司、しばらく日本にいるって。あの子と結婚しないって」
「そっ、そうなんだ」
「動揺してる」
「それは、そんな顔近づけるから…」
接近してきた類と一緒にソファに倒れこんでしまい、焦るつくしは非常階段へ逃げる。
電話が鳴って、呼び出されるつくし。
総二郎とあきらは滋の気持ちをこちらに向けて、諦めさせようと画策したものの、朝からケーキの食べ放題、遊園地の絶叫マシーン、焼肉食べ放題、爬虫類のペットショップへ連れて行かれてクタクタになったそうです。
滋は作戦をお見通しだったのだ。
「大きなお世話かもしれないけど、やっぱ司には牧野が一番いいと思うよ」
「お前にのぼせ上がっている時だよ、司が人間らしくなるのは。お前、ぐずぐずしてっとホントに司、あの女に取られちまうぞ。いいのか、それで?」
つくしは総二郎らの言葉を思い出しながら、バースデープレゼントを見つめ、黄金の携帯を手にし、思い切って電話する。
『もしもし』
「あ、あの…牧野、です…」
『おう』
「今、大丈夫かな?」
『ま、大丈夫だけどよ』
「久しぶり…だよね。この携帯使うのさ」
つくしは泣き出してしまいまう。
『泣いてんのか?』
「…ぅ…ごめん…っ…泣いてないよ…ぅ…何かさ…何かね、この電話でね、道明寺と話してんのがさ、何か凄いことなんだ…。もうここから、道明寺の声は聞けないもんだって、ずっと…思ってたから…。今度の日曜、恵比寿ガーデンプレイス時計広場、1時」
そう言うとつくしは電話を切りました。
そのあとまた司に誰からか電話がかかってきた。
日曜日、バイトを休んでデートに行くつくしは司からのプレゼントの土星のペンダントを付ける。
電車に乗って待ち合わせ場所へ急ぐつくしは司を姿を見つけるも、滋が司にキスするのを目撃してしまう。
「え…!?」