獣拳戦隊ゲキレンジャーの第9話を見ました。
修行その9 ケナケナの女
昔。
暗い場所に一人でいるリンシーの姿の
メレ。
《冷たくて、苦しくて、寂しくて、暗くて…。許さない。暗い、永遠につづく闇。…誰?》
そこへやってきた
理央。
「目が覚めたのはあなたのせい?」
「深い悲しみ、黒い憎悪。暗闇の中で生きとし生けるものを憎むお前の心。その悲しみを解決するのに必要なのは、強さだ」
「どうして私の心は震えるの?」
「俺はお前の心に共鳴する。お前は、強さを求める俺を助けるがいい」
リンシーから
メレへと変身する。
「暖かい…」
そして現在。
《あの時の光、あの時の理央様の言葉。あれが今の私の始まりだった》
そこへブラコがやって来る。
「メレ様、お話があります」
修行している
ジャン、
レツ、
ラン。
「ゲキバズーカーの調整はバッチシよ。あとはあなた達の頑張り次第ね」
激激砲を撃つには1分50秒もかかるので、時間がかかっていること自体が問題なので「瞬時に打てるようにするために修行するように言われてしまう。
理央は瞑想していた。
臨獣殿では
理央に謀反を企てるブラコが、
メレを仲間に引き入れようと誘いをかけていた。
しかし、
理央を愛する
メレが誘いにのるはずがなかった。
「理央様の恩を忘れる愚か者の当然の定めよ。あの暗闇に帰るがいい」
メレはブラコを再び闇に帰そうと、とどめを刺す。
ところがブラコは秘伝リンギ・真毒を使い、本当の命を手に入れていたため、
メレの攻撃は効かず、逆に
メレが倒されてしまう。
「これが正しくお前達の知りたがっていた秘伝リンギ・真毒さ。俺の6つの蛇の指が即ち、真毒なのだ。今、自分自身の本当の命の為に1つ使ったがな。真毒とは死者に死を与えることで命を裏返し、逆に生を生み出す毒。つまり俺は再び本当の命を手に入れたんだ」
「本当の命…」
「お前のような仮初で偽りの命とは違う本当の命だ。覚えているだろ?本当に生きているあの素晴らしさ」
ブラコは瞑想している
理央を襲うつもりで
メレを倒し、谷底に突き落とした。
ブラコは真毒を使ってカデムとモリヤを蘇えらせる。
メレはブラコを倒すため、ゲキレンジャーのもとへ向かう。
「ゲキレンジャー、あたし、格下とは戦わない主義だったけど今日は特別に相手してあげてもいいわよ」
ゲキバズーカーを構えるゲキレンジャー。
《きた、この技よ。この技がブラコの大蛇砲に似てる。これさえ見切れれば…》
激激砲を浴びて倒れても立ち上がる
メレは何度も吹っ飛びながらも、立ち上がり、向かっていく。
《絶対に強くなってみせる!!理央様のために!!》
そしてついに
メレは激激砲を受け止めることに成功する。
そんな
メレの姿を見て、
ジャンは
メレはゾワゾワな悪い奴じゃないのではないかと思い始める。
瞑想中の
理央を襲いに来たブラコ達であったが、
メレが現れる。
「理央様の愛のために生き、理央様の愛のために戦うラブうラブウォリアー、臨獣カメレオン拳使い・メレ。理央様に逆らう者には速やかな死を」
理央も目覚める。
「どこの虫けらだ?我が瞑想の邪魔をするのは。臨獣ライオン拳・臨気凱装。猛きこと獅子のごとく、強きことまた獅子のごとく、世界を制する者、我が名は黒獅子理央」
カデムは瞬刷され、
理央に怖気づき、モリヤは逃げていく。
ブラコも撤退していく。
理央に1度逆らってしまったので後には退けなくなったモリヤは街にでて暴れだしました。
ゲキレンジャーはモリヤに向かっていく。
逃げるブラコのもとへは再び
メレが立ち向かっていく。
何度攻撃されても諦めない
メレは大蛇砲をはね返すことに成功する。
「ゲキレンジャーの激激砲の方がずっと手ぎたえあったわね。覚悟はいい?」
そこへ
理央もやって来る。
「理央様、少々お待ちを。速やかに裏切り者を処刑し、真毒を献上致します」
「待て。待ってくれ!!俺を倒したらお前はずっと死んだままだぞ」
「何が言いたいの?」
「残る真毒はあと3つ。理央は三拳魔を蘇らせるために使うだろう。お前の分はない!!お前の体は永遠に死体のままだ。醜い体からは逃れることはできん。お前だって本当の命がほしいだろう?」
「本当の命…」
「そうだ。昔のように生きられるんだ」
「それは…いいわね」
「だろう?」
「でも…!!」
ブラコの真毒だけをまず取り、とどめを刺す
メレ。
「あんた、あたしのことを知らなさすぎるわ!!あたしにとって生きるてことはね、理央様の傍にいるってことなのよ」
ブラコは爆発するのだった。
メレがブラコをやったことに気づいたモリヤ。
ゲキレンジャーも激激砲でモリヤを倒し、今まででにないゾワゾワを遠くの方に感じる
ジャン。
メレは
理央に真毒を謙譲する。
「理央様、遅くなって申し訳ありませんでした。これが真毒です。これでようやく三拳魔を蘇らせることができます」
「よくやった」
メレに手を差し出す
理央の姿は昔のことに酷似しており、そのことを思い出す
理央だったが、そのまま立ち去るのだった。
「理央様に喜んで頂ける、この一瞬が私の生きている瞬間」
「俺の求める強さへの道が照らされた、行くぞ」
次回、「ジャラジャラ襲撃!はじめてのおつかい」
獣拳変身 ゲキチェンジャー ゲキトンファー 獣拳合体 DXゲキトージャ ゲキバズーカ