のだめカンタービレの第12話を見ました。
Lesson12
「いいから食え、ほら早く。とりあえず飯を食え。痩せすぎだ」
のだめに
千秋がリゾットを無理やり食べさせようと思っても口を開けず、ピアノを弾きたいと言う。
「お前はいつも楽譜を見ない、勝手に弾く、作曲する、どうやってオケが合わせるって言うんだ!?」
「のだめ、楽譜見なくてもラフマニノフは何度か聞いたことがあるし、知ってます。それに…先輩の音がまだちゃんと残ってて…のだめも弾きたい。あんな風に」
「よし。そこまで言うなら聞かせてみろよ、お前のラフマニノフ。学校に行こう。ピアノが2台ある方がいい」
「先輩…」
「ちゃんと服着て来い」
学校へ行き、2人でピアノを弾く
のだめと
千秋。
「俺がオケの部分を弾くから、お前は普通にピアノを弾いて。じゃ、いつでもどうぞ」
千秋の伴奏で
のだめがラフマニノフを弾き始める。
《音多い。やっぱ作曲してんじゃねえか。しかも今日は端からキレてるし。駄目だ、こんなのコンチェルトじゃない。止めるか?クソ、ちゃんと合わせてやるから俺の音を聞け!!》
ギャラリーが集まりだし、
のだめはハリセンに目をつけられてしまう。
のだめと
千秋の同棲とか恋人とかの噂を聞いて敗北感を味わった彩子は去っていく。
《2回演奏して気絶、そのまま熟睡か。はぁ…こいつ、どうすればいいんだ…?》
声楽科のライバルにドラベッラに似ているとバカにされているのを聞いた彩子は
千秋との出会いを思い出し、徐々に気持ちを解放していく。
《そうよ、私もすぐに心が揺れたわ。あったりまえでしょ。真一とは完全に終わってたんだから。格好良くて、優しくて、音楽に疎い男と恋をしたわ。でも、真一の方が格好良かった。真一以上に優しい人はいなかった。真一の音楽がなかった。だから、もう1度手に入れたかった。悪い?悪いか!?コンチキショー!!》
『君、凄く綺麗だ。声が』
ちゃんとコンチェルトを勉強してもらおうと意気込む
千秋だったが、
のだめは
千秋と一緒に演奏したことですっかり満足していた。
「千秋様、のだめ、久しぶり~」
「よぉ、元気にしてたのか?」
「これからどっか遊びに行かない?」
「行く行く~。漫画喫茶なんてどうですか?」
千秋は廃人と化していた。
《のだめ…それでいいのか?》
新年を迎え、試験が近づいていた。
クラシックライフに学祭の記事(
千秋)が載った。
佐久間さんは感動したようで、素敵なポエムで表現していた。
のだめは商店街の福引でプリごろ太チョコ1年分を当てた。
その中から
千秋にちょっと早いバレンタインのプレゼントをする。
学期末試験の準備も始まり、
千秋はリストを弾くことになっているのだが、
のだめにやる気はなかった。
ちょっと弾いてみろという
千秋から目を逸らし、みんなにチョコを配ってくると言って出て行く
のだめ。
真澄はオーケストラに就職が決定し、
裏軒に学校で会った河野と佐久間を連れてきた
千秋。
ここが
千秋の行きつけなのかとイメージと違うと思ってしまう河野さんですが、注文したものはクラブハウスサンドとエスプレッソだったのでイメージ通りだと思う。
クラッシックライフの佐久間の記事(ゲーテのパクリのポエム)を見て、真っ赤になる
千秋。
千秋の卒業試験のリストに食いついてくる佐久間はまた演奏が聴けるのかと訊ねてくる。
《また変人か…》
千秋が大学卒業後に海外に行ったり、コンクールに出ると思っていた河野と佐久間ですが、行かないということが分かると、佐久間が熱くポエムを語る。
しかし、飛び立てないし、航海できないので海外に行けない
千秋。
「君は日本で一体何をするつもりだ!?」
「俺がどこで何をしようと俺の勝手だろ!!あんたらに心配される筋合いはねえよ!!放っといてくれ」
千秋は逆ギレして帰っていく。
佐久間はまだポエムで語っていた。
萌と薫は卒業試験を頑張り、二次試験に進めたのだそうです。
卒業試験は演奏会のオーディションでもあるのだそう。
これもSオケ効果だと語る2人は鬼のような
千秋にしごかれたお陰で練習もスキンケアを怠るほど頑張り、上達していったようです。
Sオケメンバーの4回生は皆、それぞれ新しい道へと進んでいく。
のだめも卒業と同時に結婚したいと
千秋に言う。
「しろよ、同じ星の人間と」
千秋はいらいらしているようで、料理も缶詰ばっかり。
のだめは大学を卒業したら、幼稚園の先生になるつもりだということを知り、
千秋は驚く。
「のだめ、夢ってそれなのか?」
「はい」
「もっとピアノを頑張ってコンクールに出てみるとかするつもりないの?」
「のだめがコンクール!?ギャハハハハ…そんなの鳶に油揚げ、猫に独楽ですよ」
「馬っ鹿、お前!!いくら出鱈目でもあれだけできるのに何でもっと上、目指さないんだ!?」
《俺がのだめを心配するようにあの人達が俺のことを考えてくれているのなら…》
河野や佐久間が自分のことを期待して心配してくれていたことに気づく
千秋。
「先輩…大丈夫ですか?やっぱどっか具合でも悪いんですか?」
《でも…海外に行けないことが問題じゃないんだ、もう》
『君は日本で一体何をするつもりだ!?』
《そうだ、それなんだよ》
Lesson12完
のだめカンタービレ DVDvol.1
のだめカンタービレ DVDvol.2