コードギアス 反逆のルルーシュのDVD第4巻とSound Episode1が届きました。
Sound Episode1の1つのドラマは限定配信で聞いてましたが、残りの話も楽しみでした。
DVDはまず、ピクチャードラマだけを見ました。
咲世子さん、ナナリーに渡してるんですか!!
これから、2PのカラーのCLAMP漫画とか、オーディオコメンタリーを見る予定です。
それが終わったら、Sound Episode1を聞く予定です。
TVが終わってから久しぶりのコードギアスですね。(ラジオ以外で)
早く24話と25話が見たいな…。

ピクチャードラマ
STAGE9.75
「美味しい、流石お兄様」
「冷蔵庫に豚肉があったから」
「このソース、不思議な甘さ…。何を使っているんですか?」
「マデラーシュだよ。肉にはワインビネガーとビールが使ってある」
「ふふふ、酔ってしまいそう」
「大丈夫だよ、ナナリー。ここは俺達の家だ。ゆっくり食べて、ぐっすり眠ればいい」
「はい、お兄様。思い出します?あの頃のこと…」
「まさか、思い出したくもないさ」
「でもいいこともありましたわ。スザクさん」
「あぁ。あれだけは楽しかったな。他が悲しくて、嫌なことばかりだったせいもあるだろうけど、あれだけは…」
「そういえば、最近いらっしゃいませんね」
「軍の仕事が忙しいらしい。スザクにはそのうち…」
「いいえ、C.C.さんのことです」
「ど、どうして?」
「やっぱり私がいてはデートになりませんものね。だから外で…」
「違うぞ、ナナリー。あいつは彼女とかそんなのじゃなくてその…」
「その?」
「その…」
《考えろ、ルルーシュ。共犯者なんて言えるはずもないし、友達…あんな夜中に一人で訪ねてきた女がただの友達?説得力がなさすぎる。学校の先生とか。俺は先生と将来を約束するのか?ありえない。そうだ、ナナリーはC.C.の外見はわからないから声変わり前の男の子と言って誤魔化すか。それとも、それとも、それとも、それとも、それとも…》
「ただいま、戻りました」
「お帰り、咲世子さん。早かったじゃないか」
「すみません、こちらの都合でお休みを頂きまして…」
「咲世子さんはアッシュフォード家が雇ってるんだ。アッシュフォード家の用事じゃ仕方ないさ」
「ミレイさんの見合いどうだったんですか?確か31回目の…」
「いつも通りですミレイ様、自分からぶち壊しにいかれて…」
「ふふ、それでこんなに早く終わったんですね」
「相変わらずだな、会長は」
「ミレイさん、誰か思い人でもいらっしゃるんでしょうか?」
「まさか、もう少し自由でいたいだけだろ」
「さぁ、どうでしょう?ミレイ様はああ見えて意外と照れ屋さんですからね」
「お傍係だった咲世子さんが言うと説得力がありますね」
「あ、ナナリー様、これ」
「何だ?」
「千羽鶴シリーズ第2弾です」
「日本には他にも願いを叶えるようなおまじないがありますかって聞いたんです」
「はい、ナナリー様」
「そ、それは!?」
「なるべく強力なものをとのご要望でしたので」
「変わった手触りの人形ですね」
ナナリーが手にしていたのは藁人形で、咲世子は五寸釘を手にしていた。
「植物かしら?」
「はい、藁で編んだ人形です。こちらの五寸釘とセットで使ってくださいね」