ハヤテのごとく!の第6話を見ました。



第6話 時が見えると君は言うけど、たぶんそれは走馬灯
伊澄が
ナギの家に遊びに来た。
ナギは
伊澄が迷子になると予想していたのだが、意外と早くに遊びに来れた。
伊澄はちゃんと迷子になったのに、
ナギの家に来れたというのだ。
「ハヤテに会ったのか?」
「新品のカシミアのコートを着てた」
「それはやっぱりハヤテ君みたいですね」
「でも早くしないと死んでしまうかも…」
どうやら
ハヤテが連れて来てくれたらしいのだが、何やらトラブルに巻き込まれている様子だというのだ。
当の
ハヤテ本人は、困っていた。
以前両親の借金で追い回された黒服達に偶然再会するだけでなく、同時に
伊澄を誘拐しようとしていた黒服達にも再会し、
ハヤテ自身が怪しい人物と思われてしまったのだ。
ハヤテは逃げようとすると、仲間を置いて助かろうとする奴だと思われてしまう。
ハヤテは素直に謝っていればよかったと後悔し、黒服達に向かって行くのだった。
ボロボロであるものの、何とか屋敷に戻ってこれた
ハヤテ。
「帰ってきたみたいですよ」
「しょうがない奴だな。マリアのハヤテのこと、怒っちゃ駄目だぞ。温かく迎え入れてやるのだ。そういえば、ハヤテは私のこと何か言ってたか?何かホラ、可愛いとか愛らしいとか…」
「えっと…えっと…あ!?確か、ちっちゃくて我侭で気が強い手がつけられない暴れん坊と…」
ナギは帰ってきた
ハヤテを追い出してしまう。
「でも優しくて可愛いと…」
「そういうことは早めに言ってあげるといいと思いますよ…」
熱を出して寝込んでしまった
ハヤテ。
「全く、急に寒気が襲ってきたからって風邪を引くなどとは軟弱にも程がある」
「まぁ、軟弱かどうかは知りませんけど誰かさんにこの寒空の下、ずぶ濡れの服で何時間も外に閉め出されていれば風邪もひくでしょうね」
視線が痛い
ナギ。
「ミルクセーキです。体が温まりますよ」
「ありがとうございます」
「いえ、ナギが閉め出したのがトドメだったとはいえ、元の原因は私ですから」
伊澄の手作りのミルクセーキを
ハヤテが美味しいと褒めるので
ナギは
ハヤテお粥を作ってあげることにします。
マリアは胃薬を用意しておくことにします。
出来上がった
ナギのお粥を一口口に運ぶ
ハヤテ。
《こ、これは塩加減が間違ってるとか、微妙に酢飯の味がするとか、中まで火が通ってないとかそれ以前にほのかにキッチン用の中性洗剤の匂いがする…。これはもう食べ物ですら…》
「もしかして美味しくなかったのか?」
『時に男には貫かなかなければならない意地があるという』
「とっても美味しいですよ」
ナギのお粥を食べる
ハヤテ。
「あんまり無理してるとホントに死んでしまいますよ。全く、よくあれを全部食べられましたね。だってあの子ったら油と間違えて洗剤入れてたでしょ?」
「えぇ、まぁ。でもお嬢様が一生懸命僕の為に作ってくれた料理ですし…。それに嬉しかったんですよ、病気になって看病してもらえるのが」
「ハヤテ君のお母さんは病気になった時、看病してくれなかったんですか?」
「僕の母親は子どもが熱を出そうが、大怪我しようが軽く無視してドラムがくるくる回る夢に投資する人だったから…」
「ま、兎に角今日はゆっくり眠ってくださいね」
ナギはさっきまでの話を聞いてしまい、眠る
ハヤテの部屋へと侵入する。
「ハヤテ…ありがとう…」
眠る
ハヤテにキスしようとするも、
ハヤテが目を覚ましてしまう。
「あの、何してるんですか?お嬢様。その、そんなに顔を近づけられると寝づらいのですけど…」
ナギを怒らせてしまうのだった。
一晩眠って風邪を治した
ハヤテは眼鏡っ子メイドに出会う。
「おはようございます。今日は天気がいいので絶好の洗濯日和ですね。おやおや、三千院の執事とあろう方がタイが曲がっていますわよ。主に恥をかかさぬよう、身だしなみには十分気をつけなさい、では御機嫌よう…」
こけてしまう
サキ。
この子のことを
マリアに訊ねると、そんお子は問題ないので朝の掃除をするように言われ、もう一人お客が来るので客間に通すように言われる。
「あ~ぁ、地球滅びねえかな…」
庭を朝の掃除をしていると、
ハヤテは少年に蹴りを入れら、池に落ちてしまう。
「執事だったらこれくらいの攻撃避けろよ。そんな貧弱な奴じゃ主は守れねえぜ」
ハヤテは怒らず、客間に案内しようとする。
「若、こんなとこにいらしたんですか。若、少し質問なのですが?」
「この兄ちゃんのことなら知らねえぞ」
「いえ、そうではなくて若の後ろのマシーンは一体…?」
警備保障のマシーンが排除行動に入って攻撃を仕掛けてくる。
ハヤテはお客様を安全に客間に通さないといけないので、2人を抱きかかえて走る。
「女の子の身体をそんな気安く触るなんて…不良ですよ」
サキと
ワタルに暴れられて、天井を突き破って客間に落っこちてしまう。
「まぁ、確かに客間には連れて来て下さいと頼みはしましたけども何も天井から連れてこなくても」
「もう離して下さい。お嫁にいけなくなったらどうするんですか!!」
「で、こちらの方々は一体…?」
「この男の子はですね、橘ワタル君と言いまして、ナギの許婚ですわ」
次回、「男の戦い」