|
テーマ:アニメあれこれ(26068)
カテゴリ:DARKER THAN BLACK
DARKER THAN BLACK -黒の契約者-の第9話を見ました。
第9話 純白のドレスは、少女の夢と血に染まる…(前編) 「リチャード・ラウだな?契約者に関する情報があるというのは本当か?」 「はぁはぁ…本当だ。何だって喋る、だから俺の身の安全を保障してくれ」 「それは内容による」 「あんたがこの街で血眼になって探してる奴を俺は知ってる」 「VI-952か!?」 「そうだ、だから俺を…」 「いいだろう。責任をもって保護してやろう。新しい戸籍も用意しよう。だが、情報が先だ」 辺りを気にしながら男性だったが、背中は血塗れで、誰かが指を鳴らすと男性の背中に穴が開き、死に絶えた。 「物質転送能力の一種のようです。使い方は随分とえぐいですけどね。課長が見たって言う抉られた場所に付いていた血ってのは何か関係あるみたいなんですが」 悔しがっている未咲。 事件現場にやって来た男性は警官に入れないと言われたが、未咲の父であり、警視監だった。 マフィアの幹部が次々と殺害される事件が発生し、これで9件目だった。 捜査線上にVI-952と呼ばれる契約者の名が浮上していた。 父に誘われ、食事に行く未咲だったが、マフィアの経営するホテルの中華レストランを選ぶのだった。 そして、そこで父に警視正の辞令が下され、暫くどこかの署長をやって、ゆくゆくは本庁で参事官についてもらうと言われるが、未咲は客寄せパンダかと言う。 父は人々を救うために警察官になったのなら、出世すれば多くの人を救うことになるのだと娘に言います。 霧原未咲は父を見送った後、ホテルの玄関で、友人のアリスと再会する。 アリスはマフィアのボス、王少棠の娘。 この日はホテルでアリスの誕生日会が開かれるそうで、ホテルの上のプライベート空間で誕生日だということを忘れていた罰として眼鏡を外し、チャイナドレスを着せられてしまう未咲。 「不思議だね、王少棠の娘と警視総監の娘が一緒にいるなんて」 高校時代、屋上で煙草を吸うアリスから煙草をとりあげる未咲。 「あんた、あたしが誰だか知ってんだろ!?」 「父親なんか関係ないじゃん!!煙草なんか吸ってるのは、大人ぶりたい子どもか、何かに依存しなけりゃ生きていけない弱い人間だけだよ!!」 「ああ、そうかい。それならそれで構わないよ。あたしがどんな人間だろうと、あんたに関係ねえだろ!!」 「あるよ!!あなた、私の隣の席でしょ。臭いの!!煙草の匂いが」 放課後、アリスのお迎えにくるウェイ。 車に乗ろうとするアリスが未咲に気づくと、未咲はぶんぶんと手をふり、アリスは照れ隠しなのか慌てて車に乗り込みます。 アリスとともにパーティー会場へ向かう未咲。 来賓達から次々祝福を受けるアリスは未咲を父に紹介します。 未咲はパーティー会場を伺い、ウェイの姿も目にしますが。眼鏡を外しているためによく見えません。 そこに現れたウェイターは部下の齊藤だった。 「それにしてもちょっと、刺激的すぎじゃありませんか?その格好」 「う、うるさい!!それよりどんな様子だ?」 「連中も、幹部を殺して回ってるのが誰なのか分かってないようです。今日も表向きは娘の誕生パーティーということになっていますが、実際は緊急の幹部会らしいですよ」 「このタイミングで幹部を集めたのか?」 「忠誠を試しているんですよ。この程度でびびってちゃ幹部の資格はないというわけです」 その時、盛大にお腹の鳴る音がします。 ウェイターと潜入している黒が立っていました。 「あんな体ですげえ食うんですよ、あいつ。食い意地が張ってるというか何というか」 ウェイターの主任に叱られる黒は皿洗いを命じられ、齊藤もナンパしてるなと怒られます。 その様子を見るアリス。 監視カメラを見ているはずの警備員達は惨殺されていた。 ウェイはアリスと王専用エレベーターに乗り込む。 仲良く並んで皿洗いする齊藤と黒。 「え、李君、あそこ行ったの?」 「はい。ちょっと道を間違っただけなのに怖い顔した人達に囲まれちゃって、生きて帰れないかと思いましたよ」 「はっはっは。あのエレベーターに近づいた君が悪いよ。あれは最上階直通で、このホテルのオーナーとその娘しか乗れないんだ。おかげで、とんでもなく厳しい警備でね」 「へぇ、齊藤さん、詳しいですね」 「だ、いや、ちょっとね。洗っても洗ってもなくならねえな、皿。ったく主任の奴、ちょっと話しただけでこの仕打ちかよ」 「お知り合いですか?」 「え?」 「チャイナドレスの女性ですよ。何だか親しそうだったけど…」 「ちょっとね」 「美人でしたね」 「いやいや。そりゃ見た目に騙されてるよ。すげぇ怖いんだから、あの人」 幹部が次々に別室へ行き、幹部会が行われること気づく未咲に近づくアリス。 「あそこはダメ。いくら未咲でも、あの部屋に近づけるわけにはいかない。その代わり、情報ならあたしがあげる、それもとっておきの。知りたくない?VI-952の正体」 未咲を連れてエレベーターに向かうアリスですが、警備員が誰もいません。 2人が着いた先のペントハウスは植物が沢山植えられていて、青白く光る花を手で折るアリス。 「石?」 「そう、石の花。でも人工物じゃなくて、ちゃんと成長してるの。これはゲートからの流出品。この石の花で育ったミツバチは特殊な物質を体内で生成するようになる」 蜜を吸うミツバチを捕まえたアリスはその針を自分の腕に刺す。 「これでもう、痛みも悲しみも消えてなくなるの、素晴らしい光に満ちた、あたしだけの世界が始まる。未咲もやらない?」 未咲はハチを差し出すアリスを避けて、倒れると、王の死体があった。 幹部会の席に王の姿はない。 「ウェイ。ボスはどうした?」 「とっくに時間はすぎてるじゃないか」 「それにお嬢様の姿も見えないが」 「フフフフフ」 「何を笑っている、ウェイ・チーシュン」 「王少棠ならもう来ません」 「何!?」 「チンロンタンは新たな時代を迎えるのです」 「何を言っている!?お前は」 ウェイはナイフを取り出すと、自らの腕を切り付ける。 王の死体をみて驚く未咲。 「この傷は?」 「ウェイがやったの。ウェイ・チーシュンなのよ。VI-952は」 ウェイは自分の血しぶきが顔に飛んだ幹部に向かって指を鳴らすと、幹部の、血がついた部分に穴が開いて死んでしまう。 「アリス、あなた!?」 未咲に銃をつきつけるアリス。 「さよなら、未咲。さよなら」 引き金をひこうとした時、灯りが壊れ、暗くなりその隙に未咲は逃げます。 未咲は隠れるも、裾が敗れて足がまるだしになっています。 何かが足にふれた、横にいる黒に気づきます。 「あ、どうも」 次回、「純白のドレスは、少女の夢と血に染まる…(後編)」 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
June 1, 2007 02:11:08 PM
[DARKER THAN BLACK] カテゴリの最新記事
|