DEATH NOTEの第31話を見ました。
第31話 移譲
キラを信奉するテレビキャスター・出目川の扇動で動く暴徒に取り囲まれたSPK本部。
中から外の状況を監視し逃げ場がないと見た
ニアは驚きの脱出策を実行に移した。
SPK本部のビル上階から、暴徒達の上に何千枚もの100ドル札を撒いたのだ。
これに気付いた暴徒達は、襲撃のことなど忘れ、我先に札を奪い合う。
ビル周辺がパニック状態になったことから、周辺を囲んでいた警官隊は事態を収拾するためにSPK本部に突入。
ニアはこの混乱に乗じて、見事本部ビルからの脱出に成功する。
テレビで
ニアの姿を確認できずその抹殺に失敗した
月は、次の手を打つ必要に迫られた。
ニアは日本の捜査本部とコンタクトを取り、メンバーの中にキラがいると断定した上で、内部情報の提供を呼びかけた。
「きゃ、月から緊急指令♪」
パソコンを操作した
海砂は驚く。
ニアに応えたのは
月の行動に疑問を抱いていた相沢だった。
「遂にこの時が来たんだ。海砂を安全にして、普通のお嫁さんにするため…。月が願ってくれてる、本当の女としての幸せ。月、ありがとう」
ニアへの情報提供を当の
月がOKしていたこともあり、相沢は死亡した
総一郎の発言などを紹介する。
この相沢の話を分析した
ニアは二代目Lが
総一郎の息子・
月で、この
月こそキラだとにらんだ。
一方、自分が
ニアに情報を提供したと公表した相沢は
月への疑いを払拭したいこともあり、
月を監視し、
海砂の部屋を捜索すると宣言した。
だが、
海砂の部屋からはノートはもちろんキラに関するものは何も発見されなかった。
「削除、削除、削除、削除、削除」
まもなく、出目川が中心となって作ったキラを信奉する“キラ王国”の幹部達が次々と殺され始め、出目川も犠牲となる。
キラに対する世間の評判が落ちる中、
月も
海砂もノートを使っていないと知る相沢は首をひねった。
実は、出目川らを殺害したのは
月がその行動を読んでノートを渡した
魅上という男だった。
《魅上、やはり使える。僕の選択に間違いはなかった。僕の指示などなくともキラの考え、理想、欲するもの、要らぬものを理解し、実行に移せる。海砂にはデスノートの所有権を放棄させた。それで海砂はデスノートの記憶をなくし、別の人間に送らせた。今頃は何を聞かれても答えられない。問題は次の所有者だ。常にTVを通じてキラに話しかけていた男…キラを心から崇拝し、ノートを受け取っただけで自分は選ばれたと理解できる男…。間違いはなかった。魅上照、奴こそキラの手足となるに相応しい》
「死神、よく来てくれた。これで確実に死の裁きを下せる」
次回、「選択」
DEATH NOTE vol.7