ながされて藍蘭島の第12話を見ました。

第12話 おいしくて、花嫁修業
「ちょっと!!今日の朝食当番はお姉様でしょ!!何で何も用意してないのよ!?」
「お腹へって動けない…」
仕方なく
あやねが朝食の用意をしました。
「結局私が作ることになるのよね…」
「いただきます」
「お姉様、一体いつまで食事当番サボるつもり!?掃除も洗濯もやりゃしないし、ちょっと聞いてるの!?」
おかわりだとお茶碗を差し出す
まち。
「ったく、お母様にいつも言われてるでしょ。家事も修行って」
「でも、私には呪術や式神があるし…家事なんかできなくったって別に…」
「あら、お姉様。そんなことじゃ、ますますいき遅れの底なし沼から這い上がれなくってよ。お姉様は気づいてないみたいだけど、家事っていうのはずばり花嫁修行なのよ!!お母様もぶっちゃけた話、家庭的なところ見せれば男なんてイ・チ・コ・ロって言ってたでしょ?特に料理は花嫁修業の必須項目よね」
「知らんかった…」
「お子ちゃまのゆきのですら台所仕事を手伝うようになった今、お姉様だけじゃない?この島でお料理の一つもできないのって。アハハハハハ…」
式神にぐりぐり攻撃させた
まちは花嫁修業をする気になります。
まちは
ちかげの元を訪れて料理を教えて欲しいと頼みに来ました。
ちかげのことを褒めたのですぐに教えることを了承してもらえ、初心者は火加減や塩加減といった調整部分で失敗してしまうものなので、レシピ本を見ながらやればいいのだと教わります。
超簡単サルでもできる料理本からきのこ雑炊を作ってみることになり、材料や調理道具を出そうとする
ちかげですが、どこに何があるのか分からないため散らかしてしまい、様子を見に来たばな子さんに叱られてしまいます。
まちは避難して、
りんの家にやって来ます。
あやねが入浴中に帰ってきた
まちの手には重箱があった。
中身は空っぽで、
あやねが尋ねると、お料理ではなく重箱の漆塗り自体を習って来たようです。
もう一度、
りん宅を訪れた
まちは今度こそ料理を習います。
魚を三枚におろす
まちは腹話術しているので怒られてしまう。
あやねから
まちが料理修行していることを聞いた
行人と
すず。
行人に料理を作ると言い出した
あやねを阻止しようとする
すず。
そんなところに
まちから料理を振舞うと矢文が飛んできます。
お呼ばれすることにした
行人と
すずは
あやねと一緒に家に向かいます。
りんは行ってはいけないという。
そして、
まちに料理させたら大変なことになると言って倒れてしまう。
「あ、えっと、そういえば…オババに頼まれた用事があったんだ。じゃ」
「私も頼まれてたんだ」
「ちょっと、私一人冥土に旅立たせる気!?一緒に連れて行きなさいよ!!」
式神達に行く手を阻まれ、家へ強制的に連れられていく三人。
「本日はようこそ。覚えたての拙い料理ですが、私の全総力を尽くし、振舞わせていただきます。では、調理に入りますので皆様は暫しご歓談でも。それと一つ、決して調理場を覗かぬようお願いいたします。ウフフフフ…」
行人は逃げようと小声で提案し、限りある命をお粗末にする方がおかしいと
あやねは部屋の戸に手をかけるも、障子が開きません。
何と式神が開かないようにしています。
逃げ出すことも出来ない
行人達は変な物音と悲鳴を聞いてしまい、
まちの料理方法が変な方法だと想像を膨らませて怯えています。
行人達は台所での様子を見ようと、戸を開けるも式神達が現れ、中を覗くことはできなかった。
自然界には存在しない色の料理の数々が食卓に並び、予想を裏切ることはない出来だった。
裏切って欲しかったけど…」
「お口に合いますかどうか分かりませんが、どうぞお召し上がり下さいまし」
あやねはお客様である
行人に先にお料理を勧めます。
《そうきたか…》
「行人、頑張って!!」
「すずだってお客さんなのに…」
「行人様、どうぞ冷めぬうちに」
行人は刺身なら妙な味付けはないだろうと恐る恐る箸をのばしていきますが、生物は中った時にやばいと思ってしまいますが、
まちが見ているのでお箸を戻せず、勇気を振り絞って口に運びます。
う……美味い!!」
「え!?」
「嘘!?」
次々と箸をすすめる
行人を見て、
すずと
あやねも恐る恐る一口食べると、美味しかったようです。
変な材料は沢山あるので、全部食べるまで帰してもらえないという。
お腹いっぱい食べて苦しいのにデザートのフルーツ盛り合わせが出てくるのだった。
次回、「会いたくて、行人」
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