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カテゴリ:それ以外(バトン系も含む)
ライフの第2話を見ました。
椎葉歩は佐古克己に振られたショックで踏み切りに飛び込んだ安西愛海を間一髪のところで救い出した。 「どうして邪魔すんだよ!?克己君のお嫁さんになることが夢だったんだよ。大好きな人もなくなって、夢もなくなって、これから何があんの!?ねぇ!!何があるの!?ねぇ…何があるの…っ…」 泣き崩れる愛海にかける言葉が見つからない歩。 篠塚家に花束を持って夕子に会いに来た歩だが、誰も出てこないので帰ろうとすると、ドアが少し開いたので前まで戻ってくるもドアが閉められてしまう。 「しーちゃん、具合大丈夫?ずっと会いたくて心配で…」 「毎日毎日いい加減にして!!迷惑なの!!」 「え?」 「あんたの顔なんて見たくない!!もう二度と来ないで!!」 「ごめん…」 翌日、愛海は学校を休むが1年2組の黒板には廣瀬倫子を中傷するセフレ募集という大きな文字が書かれていた。 黒板消しが隠されてないが、手で慌てて消す倫子を、歩はどうすることもできず切なく見つめるだけしかできない。 「罰が当たったんだって」 体育の授業中、歩は岩本みどりらに愛海が振られたことを隠して克己のことを聞き出すが、愛海一筋だとの返事が返ってきた。 同じ頃、佐古建設の社長で克己の父・敏克の元へ愛海の父・大治郎が訪ねてきた。 愛海へ別れを切り出した克己のことを敏克に激しく責める大治郎。 その夜、敏克は克己に暴行を加えて愛海とよりを戻すように命令をする。 翌日、愛海は学校へ来るが克己が無視して教室に入ってしまい、倒れてしまう。 「愛海!!愛海!!」 「安西さん、大丈夫?安西さん」 愛海は保健室に運ばれるのだった。 「そう、佐古君の存在が大きかったんだね」 「こんなに悩んでたなんて…全然気づいてあげられなくて」 「人の辛さや悲しみって理解するのは難しいんだよね。自分にとっては大したことじゃなくても、相手にとっては凄く傷ついてることってあるから」 「そうですね…」 「だけど、大事なのは分かってあげたいと思う気持ちなんだと思うな。こういう時、頼りになるのは友達だから、椎葉さん、力になってあげて。何かあったら私も相談に乗るから、ね?」 「安西さん、落ち着いたみたいです」 「あの子、何だったの?」 「佐古君にフラれたのがショックだったらしくって」 「そう…」 愛海から別れの理由が知りたいと言われた歩は放課後、克己の元へ行き理由を尋ねるが、はっきりとした答えが得られない。 雨の中、傘もささずに必死に食らいついてくる歩に克己は傘を貸すからと家へ誘う。 「早く上がって」 「だけど…」 「家の親なら気にしなくていいよ、大丈夫だから」 仕方なく家に入る歩だが、その様子を見ていた倫子が携帯の動画でこっそり撮影していた。 「お家の人は?」 「もうすぐ帰ってくるんじゃないかな」 「あ、愛海のぬいぐるみだ」 怪しい笑みを浮かべる克己に気づかない歩。 「愛海んトコとは家族ぐるみで付き合ってんでしょ?佐古君は優等生だし、いい人って皆言ってた」 「タオル、そこの二段目に入ってるから自由に使って」 「あの…どうして愛海と…」 「着替えてくるね、ちょっと待ってて」 克己の部屋に通された歩はタオルの下から1冊のアルバムを発見する。 そこには女子高生が縛られているSM写真の数々が貼ってあり、慌てて元に戻す歩だが克己が戻ってきてしまう。 「どうかしたの?」 「ううん、別に」 「見たね」 「へ?」 「駄目だよ、勝手に人の物見ちゃ。変態だと思ってんだろ?思ってんだろぉぉ!?」 写真を見られたことを察知した克己は豹変し、いきなり逃げようとする歩に襲い掛かった。 「放して!!放して!!」 「逃がさないよ、歩ちゃん。――いいね、もっと嫌がってよ。僕はね、歩ちゃん、刺激が欲しいんだよ。冗談じゃねえよ、一位になれだろ、彼女と上手くやれだの、こっちの気持ちも知らねえでよ!!何が優等生の佐古君だよ!?」 克己は歩を下着姿にして手錠とガムテープで拘束すると、自殺未遂をした篠塚夕子の話を持ち出し、皆にバラすと脅迫して土下座をさせたあげく、微笑むように強要してデジカメで撮影する。 「歩ちゃんってホント友達思いなんだね。そんな顔していいのかな?篠塚夕子…同じ塾だったんだ、篠塚と。僕は知ってるんだよ、歩ちゃんのひ・み・つ。親友、自殺に追い込んだら駄目でしょ。愛海達知ったらどうなんのかな?」 「お願い、言わないで…」 「お願いします、言わないで下さいだろ!!」 「お願いします、言わないで下さい…」 「いい子だね、歩ちゃん。――ほら、笑ってよ。歩ちゃんの笑顔みたいな。笑ってよ。笑わないと帰れないよ」 一方、高校の同窓会に出席していた椎葉文子は同級生だった敏克と再会していた。 敏克の名刺の“代表取締役社長”の文字を見ながら、ぎこちない笑顔を浮かべる文子。 「愛海とはやり直してあげる。その代わり、この事は二人だけの秘密だよ。もし、誰かにバラしたらばら撒くからね」 母親の帰宅で克己から開放された歩は雨の中を家路につくが足元がふらつき転んでしまう。 そのまま起き上がれずにいた歩に傘がさしかけられた。 「あ、羽鳥さん…ちょっと転んじゃっただけ。へへっ…」 「あんた、笑うの下手だね。見てるこっちが疲れる」 歩に傘を渡すとアルバイト中の喫茶店へ戻っていく羽鳥未来。 翌日、学校を休みたいと訴える歩に文子は28点と点数の悪かったテストの事を責めて取り合ってくれない。 仕方なく家を出た歩は未来がバイトする喫茶店へ傘を返すために立ち寄った。 「傘、ありがと。ここ置いとくね。学校サボるのドキドキしちゃうよね。羽鳥さん、バイトしてるから学校来ないの?親とか五月蝿くない?うちのお母さんなんて勉強のことしか聞かないし、お父さんは単身赴任で帰ってこないし、羽鳥さんのトコもそんな感じ?」 「ここ喫茶店。何か飲めば?」 「そうだよね。どれにしよっかな…。お勧めとかありますか?」 「飲みたいもの飲めば?」 「そうだよね…。私、やっぱり笑うの下手かな?だけど、笑ってないと…」 「無理しなくてもいいんじゃない?暖まるよ、コーヒー」 「美味しい…」 「上手く笑えるじゃん。笑いたい時に笑えば?」 少しだけ気持ちが落ち着き、学校へと向かった歩へ愛海が声をかけてきた。 愛海は歩のお陰で克己とよりを戻せたと微笑み、お礼だと犬のぬいぐるみをプレゼントする。 その頃、校舎裏では倫子が歩と克己の姿を映した動画をみどりらに見せていた。 愛海に見せようとする倫子に、みどり達はショックから立ち直ったばかりだからと止める。 教室では歩と愛海と克己が一緒にお弁当を食べていた。 まったく食の進まない歩に、愛海は克己の鞄からデジカメを取り出し、写っている2ショット写真を見せた。 さらに他の写真も見ようとする愛海だが、その手を歩が咄嗟に掴んだことで愛海のスカートに紅茶が零れてしまう。 愛海がトイレへスカートを洗いに行くと、話があると携帯電話を握り締めた倫子が近づいてくる。 一方、歩は克己から昨日の写真を見せられていた。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
July 8, 2007 03:48:33 PM
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