DARKER THAN BLACK -黒の契約者-の第15話を見ました。
第15話 裏切りの記憶は、こはく色の微笑み…(前編)
「領収書をお切りしましょうか?」
「よろしく」
「御宛名は?」
「イギリス秘密情報部で」
「は?秘密…?」
「略称でいいわ。あ、MI6は止めてね。SISで」
「冗談がお好きなんですね。それにしてもお強い」
「飲まずにはいられないの。仕事の後はね、いつも。―客より先にホストの方がダウンするクラブなんてそっちこそ冗談だろっつーの!!」
エイプリルは子どもと一緒にいる
フェブラリーを目撃し、
ノーベンバーに電話する。
「エイプリル、最優先目標を確認。対象・フェブラリー」
エイプリルの乗ったタクシーが突然爆発する。
病院に運ばれた
エイプリル。
「容態は?」
「一命は取り留めたが、まだ意識は戻らん。しかし、本当なのか?彼女が東京に現れたというのは」
ノーベンバーは携帯の留守電のメッセージを聞かせる。
ジュライは屋上のベンチに座り、
ノーベンバーも屋上で爆発の目的など
フェブラリーの話を始める。
太陽に大黒斑と呼ばれる黒点が出現した。
それは5年前、南米のゲート消失時と同じ現象だった。
黒は子どもが木の枝に引っかかった羽のネックレスを取ろうとしていたので、取ってあげます。
「君の笑顔をずっと守ってくれますように」
「どうして…?ううん、こんな時はお礼を言わなきゃ。ありがとう。はじめまして」
「はじめまして、李舜生です」
「マキ」
「誰かからの贈り物ですか?」
「大切な人がくれた」
「そう、じゃ大事にしないと。でも、どうしてあんな所に?」
「ありがとう」
連続爆破事件が発生していた。
「45番地が狙われるとはな」
「狙われた?」
「現場の鑑識に潜り込ませてあった伝書鳩からの情報だ。保管してあった『流星の欠片』が見つからない。それこそ、欠片すら」
「どこの仕業だ?」
「MI&の人間が足跡を残してる。ハヴォックの案件で接触してきたエージェントの一人だ。取り戻して来い」
「何故、MI6が?」
「パンドラに国境は存在しない。言い換えれば加盟国全ての思惑が入り乱れる坩堝ってわけだ流星の欠片を奪い取った情報がイギリスに渡っていたっておかしくはねえ」
「現場に戻るなんて何を考えてる?」
「大切なものを落とした。爆風で飛ばされて、木の上に引っかかってた。アマギリ、面白い人間に会ったよ。優しくしてくれた。何だか不思議な気分だった」
「何者だ?」
「知らない」
「尾行は?」
「大丈夫」
「流星の欠片は手に入った。次はこの町を混沌と憎悪で満たす。始めるぞ」
「アンバーはどこ行ったの?」
「最後の鍵を探しに出かけた」
「最後の鍵?だったら僕も…」
「お前が行く必要はない」
「どうして?ねぇ、もしかして誰かに会いに行ってるの?」
駅の改札を出て、ビニール傘を買った
アンバー。
また、爆破事件が起こった。
MI6の東京支部のあるビルが爆破され、CIAのビルまで爆破されてしまう。
「返してもらおう」
「何の話かな?」
「お前達が奪った流星の欠片だ」
「知らんな。他を当たれと言いたいところだが、歓迎しよう。私も君に聞きたい事がある。フェブラリーはどこだ?東京にいるという情報は掴んでる。君達の組織でのコードネームはアンバーだったか?」
「アンバーが?この街に…?」
「早朝のビルの爆破は彼女の仕事だろう。うちのエージェントが確認した」
「奴を見たのか!?」
「お陰で爆破に巻き込まれ、瀕死の状態だ」
「教えろ!!あいつは今どこにいる!?」
「聞いてるのはこっちだ!!彼女がお前達の組織の人間であることは…まさか!?お前達も彼女に砂をかけられたのか?ふん、可愛い顔して大胆なことをする。とんだ小悪魔だったってことだな」
「何故アンバーは東京に現れた!?」
「貴様はどう考える?」
「お前達は手を出すな!!アイツは俺が始末する!!」
イギリス秘密情報部、MI6の元諜報員で
フェブラリーと呼ばれる契約者が爆破事件の首謀者だと読んでいた。
彼女の別名は
アンバーで、
黒の南米時代の仲間だったのだ。
車に乗っている
ノーベンバーに向かっていく
黒は轢かれそうになるが、ワイヤーを使って脱出する。
「ノーベンバーだ。CIA爆破に関する新しい情報が欲しい」
MI6諜報員の
ノーベンバーは流星の欠片を奪い去った
アンバーを追って、次に狙われるであろう爆破場所に向かうと爆発が起こる。
そして、そこには
エイプリルが言っていた
アンバーと一緒にいた少年の
マキがいた。
ノーベンバーは
マキという幼い契約者を捕らえようと足を凍らせるも、
ノーベンバーの足下に手形が付くと、爆発が起こる。
「あんなんで殺られるような奴ならいらないよ」
黒も
アンバーを探しながら昔のことを思い出していた。
アンバーからお守りをもらう
黒。
「あなたの笑顔をずっと守ってくれますように」
アンバーが東京に現れたと
黄に連絡する
黒。
猫は
銀なら居場所が分かるかもしれないと
銀のもとへ向かう。
「私は言うのも変かな?でも結構気に入ってるんだ、この名前」
「アンバー」
「そう、はじめまして、銀、久しぶり」
アンバーがビニール傘を差していると、雨が降ってきます。
次回、「裏切りの記憶は、こはく色の微笑み…(後編)」