|
テーマ:仮面ライダー電王(403)
カテゴリ:仮面ライダー電王
仮面ライダー電王の第26話を見ました。
第26話 神の路線へのチケット 実体化したモモタロス達が忍者と戦い、見たこともないライナーが走る世界へと連れて来られた良太郎。 「何、これ…?」 「あらゆる時間を支配できる列車・ガオウライナー」 「ガオウライナー?」 「兎に角、クライマックスにはお前が必要なんだよ」 呆然とする良太郎に侑斗はスプレーを吹きかける。 「よっしゃ、入るで」 侑斗はスパイダーイマジンを放り出して消えた良太郎にカンカンだった。 「野上の奴、どういうことだ!?戦い放り出していなくなるなんて」 「あ、侑斗!!大変だ、あのイマジン2つに分かれるタイプだった。まだもう1体残ってた」 「何!?クソ、デネブ、お前は病院戻って契約者の妹見張ってろ。イマジンの奴、絶対また狙ってくる」 「おい、何で急に良太郎が消えちまうんだ!?」 「私だって分からないわよ!!でも、何とか探さないと…。愛理さんのお店も大変なことになっちゃってるし…」 侑斗が文句を言おうとデンライナーに乗り込むが、そこへボロボロになった良太郎が入ってくる。 「良太郎!?」 「何だそりゃ、どうしたんだよ!?その格好」 「どうしたの?大丈夫?」 「侑斗、一体どういうこと!?」 「何のことだよ!?」 「いきなりあんな恐竜時代とか、江戸時代とかに連れて行くなんて」 「は!?」 「良太郎、何の話?」 「病院でイマジンと戦おうとした時、無理やりゼロライナーに乗せられて気がついたら江戸時代にいたんだ。それ以外にも色んな時代通ったし…」 「何言ってんだ?お前、大丈夫か?」 「おい、良太郎、落ち着けって。お前、悪い夢でも見たんじゃねえのか?」 「これ夢だと思う!?昨夜、君が来たと思ったのも夢じゃなかったんだ。あの時はウラタロスだったし、今度はキンタロスが僕に入ったよね。変なスプレーのせいで後の事は覚えてないけど…」 「ちょ、ちょっと待ってよ!!僕は何もしてないよ」 「俺も寝耳に水やで」 「でも、間違いないよ。で、気がついたらこんな格好で放り出されてるし…。ホントに何しようとしてるわけ!?」 「何のことだか全然分かんないね。あのな、俺はずっと病院で戦ってたんだ。誰かさんのせいでな」 「それは謝るけど…でも、デネブが…」 「デネブも俺と一緒にいた。お前、どっかで倒れて夢でも見てたんだろ?倒れるのが得意技だもんな。お前もういいよ、俺がある」 「ちょっと待って、僕がやる」 「止めなくて良かったのかな?良太郎、結構ボロボロっぽいけど」 「止められるかどうか、見りゃ分かんだろ!!マジだったぜ、ありゃ」 「あんな良太郎、初めて見た…」 「ええことや。男同士ぶつかり合ったらええんや、うん」 「一体、どういうこと?そんな昔に行けるなんて…」 「うわぁ、これスゴイ。本物?ほら、本物?」 良太郎が持ち帰った刀を振り回すリュウタロスを止めるモモタロス達。 人の記憶に頼らず、どんな時間にも行ける方法が1つだけあるというオーナーだが、その方法は今は失われていてありえないはずだった。 「あの子の兄貴が契約者だ。妹に星空を見せたいっていうのが願いらしい」 「星空…。そっか、都会じゃ星を見るには空が明るすぎるもんね…。あの子も好きなんだ、星」 「イマジンはまた来る。あの子さらってどっかで適当に星見せたら契約完了ってつもりだろうな」 「ここで見張ってれば…」 「お前、本当にできるんだろうな?また急にいなくなられたんじゃ堪んねえぞ」 「大丈夫、やるよ。君がまた変な邪魔しないでくれれば…」 「しつこいな。まぁ、いいや。カードが節約できればそれで」 スパイダーイマジンは妹をさらわずに、停電を起こして星が見えるようにしてしまう。 「まさか!?」 スパイダーイマジンは契約を完了したとして2001年11月18日へ飛んでしまう。 この日は妹の6歳の誕生日で、まだしょっちゅう入院することもなかったそうで、この日見た星空が忘れられず、妹が自分自身が元気だった頃と重なるものだと分かる。 良太郎はチケットを借り、過去へと飛んでいく。 良太郎を見送った侑斗の前にもう一人の侑斗が現れる。 過去へと飛んだスパイダーイマジンは街を破壊し始めるが、そこへ良太郎が到着する。 『おい、良太郎、機嫌直ったんなら俺にやらせろよ』 「うん、ごめん」 『ねぇ、たまには僕もやりたい』 リュウタロスが良太郎の身体を奪って、電王ガンフォームへと変身する。 「いくよ、お前倒すけどいい?答えは聞かないけど」 スパイダーイマジンに撃ちまくるリュウタロス。 「お前、結構面白いね。もっとやってよ」 「さっさと片付けてもらわないといつまでも始まらないんだよ、クライマックスシーンが」 ゼロノスがスパイダーイマジンへ攻撃する。 「僕やってないよ。あぁ、もう邪魔されるの嫌い!!もう面白くなくなっちゃった」 リュウタロスはモモタロスに代わります。 「もっと早くに代われ、このバカ!!俺、参上!!」 モモタロスはスパイダーイマジンへの攻撃を楽しみます。 「よーし、そろそろ決めてやるぜ。必殺、俺の必殺技パート5!!」 スパイダーイマジンを倒し、戻ってきた良太郎は侑斗と共に病院へ戻る。 「おい、終わったんだから帰ればいいだろ?」 「彼女にちょっと用があるんだ。連れて行きたい所が…」 「後にしろ、俺にも連れてく所がある」 「え?どこに?」 「お前こそ、どこ連れてく気だ?こっちは…」 「「希望ヶ丘」」 希望が丘で星を見せてあげる良太郎と侑斗。 妹は兄と一緒に流れ星を見たかったそうです。 「あの子が見たかったのはただの星空じゃなくて流れ星だったんだ…」 「2001年11月18日はしし座流星群を予測していた日だからな。大量に流星が見られたはずだ。そりゃ印象に残るだろう」 「僕はただここに来れば綺麗な星空が見られると思って…。でも、流れ星も見られて良かったよ。偶然だけど」 「偶然じゃない。この時期はペルセウス流星群が活発になるんだ。一番見やすい流星群でもあるしな」 満天の星に流れ星を眺めながら、何気なく星への愛情を垣間見せる侑斗。 「桜井、侑斗、同じ名前…」 「野上、正直、お前があんな状態で戦いに行くとは思わなかった。それだけ」 「過去に連れてかれた事で君を疑った事はごめん」 「あぁ、あれ。あれはお前が正しかった。そろそろお迎えだ」 良太郎が侑斗を姉・愛理の婚約者・桜井と重ね合わせ、侑斗の横顔を見つめていた良太郎だったが、またも突然現れたデネブに無理やりゼロライナーでさらわれてしまった。 「野上、頑張って来いよ」 「何のことぉぉ?」 車内ではもう一人の侑斗が良太郎にさらった理由を説明する。 「侑斗…?これって一体…!?」 「言ったろ、クライマックスの手が足りないって」 「意味が分からないんだけど…」 「俺は少し先の未来から来た。かなりマズイことが起こってるからさ」 「マズイことって?」 「デンライナーがハイジャックされた。時の列車ばかり狙う牙王って奴がデンライナーを乗ったんだ。奴の狙いは時間を支配できる神の列車だ。このままじゃ全ての時間が消されるかもしれない。だから牙王を倒す。その為に色んな時間からお前を集めてたんだ。最後の一人は苦労したな。戦いの助っ人までしたし」 次回、「ダイヤを乱す牙」 ![]() ![]() ![]()
Last updated
July 29, 2007 09:38:07 AM
[仮面ライダー電王] カテゴリの最新記事
|