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テーマ:アニメあれこれ(26109)
カテゴリ:結界師&レンタルマギカ
結界師の第30話を見ました。
第30話 烏森の適任者 『黒芒楼は遂に人皮を被った刺客を送り込み、良守達に結界師に宣戦布告をしてきた。怪しく強大な力を示す黒芒楼との初めての戦いに良守達は傷つき、かつてない苦戦を仕入れられる。ようやく勝利を収めた2人の前に翡葉と名乗る夜行の男が現れ、志々尾が烏森の任務から外されると告げた。中学生・墨村良守と高校生・雪村時音は今は学校が建つ烏森の地を妖から守るのが先祖代々続く結界師として2人に課せられた使命である』 翡葉は代わりの結界師補佐が派遣されると良守、時音に伝えて去っていく。 アパートに戻ってきた限は布団にそのまま倒れこみ、補佐役に任命された時の事を振り返る…。 夜行の仲間は限が補佐役に任命された事に不満を持ち、すぐに失敗すると陰口を叩いていた。 自信を無くした限が1人でいると、正守が現れる。 『へぇ、眺めいいな、ここ』 『あ…頭領…俺、やっぱり烏森での任務は…』 『烏森ってさ、俺、昔大嫌いだったんだよね。なのに離れてみると結構気になってさ。何なんだろうな、アレ。本当は大事だったってことかな?今、烏森は謎の妖集団に狙われているんだ。俺が行くまでそいつらから烏森を守ってくれると助かるんだけどな。俺はさ、お前が適任だと思ってるんだけど』 『頭領…』 『できるだろ?』 限は完全変化しないように自分をコントロールする自信がないと正守に弱音を吐くと、正守からお前を選んだ俺を信じろと励まされた事を限は思い出すが、翡葉の言う通り、荷物をまとめ始めるのだった…。 翌日、昼の烏森学園。 良守は屋上にいなかったので、廊下で限を見かけて声をかけようとするが、早退していた。 裏会総本部 「裏切り者のたずないてる大物分かったわ、○×△□…」 廊下で正守とすれ違う時に話す夜未。 「ビンゴ」 「ビンゴ?」 「今、丁度、そいつに呼び出されたトコ。多分説教だな、ハハ…」 「ちょっと、あんた、その格好で会いに行く気!?バカじゃないの!?」 「バカだと思ってくれると助かるんだけど」 《殺されなきゃいいけどね》 正守は裏会最高幹部・十二人会第八客の扇に呼び出されていた。 「呼び出した理由は分かっているな?お前に一任した烏森の件、上手くいってないようだが…」 「今のところ何一つ問題ありませんよ」 「こちらが何も知らぬと思うなよ。技術の拙い妖混じりの子どもなんぞを派遣するから暴走するのだ」 「限はよくやってくれています。それにサポートとして大分前から数名の人間があの地に張り付いているんです。その者達には私が直接指示を出しています。あなたはご存じないかもしれませんがね。そもそもあの地には専任の結界師がいるんです。裏会が出張る必要はありませんよ。この件の判断は私に任せて頂きたい」 「責任はとると?」 「はい。他になければ私はこれで失礼します」 夜の烏森学園では良守はいつもより早く学園に向かうが、限は姿を現さない。 「限君は?来てないのね…」 「知らねえよ」 「素直じゃないね、本当は早くから来て待ってたくせに」 「うるせえ!!」 「アハハ、赤くなって」 「白尾が言ってた。限君は血の滲むような訓練と強い精神力で自分の力をコントロールしてきたはずだって。そうでしょ?」 「多分な、チキンな奴にはできねえよ」 「そんな限君は途中で任務投げ出すようなことしないよ」 「そりゃ、俺だって…」 良守と時音が限について話していると、そこに妖のはぜむくりが出現する。 良守はのろい動きのはぜむくりを結界で囲もうとするも、はぜむくりは体を分解させ、無数のむくり玉に変化する。 むくり玉は素早い動きで弾け飛びながら良守らに攻撃を仕掛ける。 斑尾は急所の頭を狙えとアドバイスするが、良守はむくり玉の素早い動きに手こずり、触角のある頭を何とか判別したものの結界は空振りしてしまう。 そこに限が現れ、むくり玉の頭を一撃で仕留める。 「志々尾!!おい、待てよ!!」 「解任まではちゃんと務める」 「限君!!」 「逃げんなよ!!おい、こら!!」 限は解任まで補佐役を務める事を告げると、呼び止める良守を無視して帰ってしまう。 時音は出会った頃の素っ気ない限に戻ってしまった事に落胆する。 校舎の裏では、翡葉が正守に限の様子を携帯で報告していた。 正守は監視を続けるように翡葉に指示して電話を切る。 「さて、次は良守だな…」 式神が学園を修復する間、良守と時音は限について話し合う。 「あたしだって限君にはこのまま烏森にいて欲しいけど…」 「俺は別にアイツにいて欲しいってわけじゃないけどよ…」 「おや、強がっちゃって。何だかんだ言って結構あいつを気に入ってたくせに」 「うるせえ!!俺はアイツに借りがあんだよ。借りはきっちり返してえんだ。なのにさ、何かあいつ帰る気満々っていうか、しおらしいっていうか。任務投げ出す気はないとか言っといて、もっと抵抗すりゃいいのに」 「そうだね」 「あの夜行の翡葉って奴がさ、志々尾のこと色々言ってたよな。姉wpどうとか、家族がどうとかってさ…。俺、あれが気になって一体何があったんだろうって」 「そりゃ私だって気になるけど、だからって限君が話してくれるわけないし…」 「他の誰かに聞くってもあいつのこと知ってる奴なんて…」 「限君には何だか気持ちが伝わらないのよね…。壁みたいなものがあって弾かれちゃう感じがする」 「壁はあっても協力は必要だと思う。その壁、何なのかしんねえけど俺、兄貴に聞いてみるわ」 「良守、あんた…」 帰宅後、良守は修史から正守の携帯の番号を聞いて、連絡するが繋がらない。 その時、良守は背後から声をかけられる。 そこには帰宅したばかりの正守がいた。 皆で夕食に天ぷらを食べた後、正守は繁守の部屋へ向かう。 繁守は裏会に深入りするなという忠告を守らず、裏会の幹部になった正守に憤怒するが、正守は烏森を守るためだと主張する。 良守は限が解任されるのかを正守に訊ねる。 正守がお茶を濁すと、良守は助けてくれた借りを返す前に解任されては困ると訴える。 「あのさ…夜行に翡葉って奴いるだろ?志々尾の監視役だって男。あいつがさ、志々尾のこと色々言って実の姉をどうのとか、家族に捨てられたとかって…」 「その話か」 「やっぱり知っているんだな!?兄貴。一体、どういうことなんだ!?志々尾は何やったんだよ!?」 「知ってどうする?」 「どうするって、分かんねえけど…」 「では言えんな。」 「何でだよ!?」 「その程度の覚悟では他人の重荷を背負うことなど到底できない」 「そんなの兄貴が決めることかよ!?あいつ、俺を見ないんだ。目も合わせないし、耳も貸さない。こんなの我慢できるかよ!!」 「ガキの癇癪だな」 「違う!!俺は…アイツの周りにはさ、結界みたいな壁があんだよ。あれがある限り、志々尾は俺達を仲間だなんて思わねえ。だから俺はそれをぶち壊したいんだ!!」 「限の過去を知ればその壁を突き崩せるとでもいうのか?」 「そんなの分かんねえよ!!分かんねえもんは分かんねえんだよ!!分かんなきゃ聞いちゃいけねえのかよ!?」 「お前、無茶苦茶だな。――限は実の姉を殺しかけたんだ」 次回、「志々尾 驚きの経歴」 結界師 DVDvol.9 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
July 30, 2007 08:56:50 PM
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