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テーマ:アニメあれこれ(25375)
カテゴリ:シドニアの騎士
地球へ…の第18話を見ました。
section18 再会のアルテメシア 《目撃情報が移動している…。この先はアルテメシアのある星系…。クジラが最初に目撃された場所。巣に帰ろうとしている…?》 パルテノンを訪問するキースのことがニュースで報道されていた。 そのニュースを見ている女の子達は格好良いと騒いでいます。 《まるでアイドルスターね、キース》 ナスカ崩壊、そしてブルーの死。 拠り所を失ったミュウ達に、地球への進撃と人類との全面戦争を表明したジョミーは手始めに故郷・アルテメシアの攻略を開始する。 圧倒的な戦闘力を有した、トォニィ達ナスカチルドレンはたった4機で戦艦5、巡洋艦7、駆逐艦8を大破・撃沈する。 敵の救命艇から降伏したいと通信が入るも、ジョミーはトォニィに殺るように指示する。 「へへ、母さんがオムライス作ってくれるって」 「そう」 「でも、父さん酷いんだ。僕が勉強しないってサッカーボール取り上げるんだ」 サムはキースがやってきたので駆け寄っていきます。 「赤のおじちゃん!!あのね、あのね、僕、今日のご飯全部食べたよ」 「そうか、サムは偉いな」 「だってね、僕の好きなものば~っかりだったんだ」 《今のサムはあなたにしか心を開いていないのね…。そして、あなたも…》 「同窓会出来たわね、3人でだけど」 「何の用だ?」 「お祝いを言おうと思って。おめでとう、上級大佐殿。演習中の事故を適切に処理したらしいけど、それだけで本当に2階級特進?ジルベスター星系での大規模な演習でその第7惑星が壊滅、そもそもこの時期に何故こんな演習を?――懐かしいわね、こうしてると…。いつもあなたとサムと3人で楽しかった…」 サムはスウェナが触ってくると睨んでいます。 「昔話か?」 「ステーションE-1077は廃校になったわ。10年前のことよ。ステーションは現在、パルテノンの管轄下に置かれ、民間人はおろか、政府の人間も簡単には近づけない。知らなかった?更にその2年前、ステーション近くの宙域でクジラが目撃されたという情報もある。今度のジルベスター星系でも…。ねぇ、Mって何?」 「…っ、そこまでだ、スウェナ・ダールトン。これ以上、危険な遊びを続けていると君だけではない、別れた君の家族にも注意が必要になるだろう」 「脅すの?」 「私にも止められないと言うことだ」 「御忠告どうも、帰るわ。そうだわ、これ、約束の」 スウェナとキースを見ているサム。 スウェナは帰り際にキースにシロエの本の入った封筒を渡す。 「じゃあね、サム」 「バイバイ」 キースもマツカ達と一緒に帰っていくのだった。 新たな敵が現れ、トォニィに出るように言うジョミー。 《人間がミュウを忌み嫌うように仲間は君達を恐れるだろう。だが、君達は働け、ミュウの為に》 シロエの本を見ていたキースはサインの下にチップが入っていることに気づき、再生する。 『見てますか、キース・アニアン。ここがどこだか分かります?くっく。フロア001、あなたの揺りかごですよ。今から楽しみです、これを見るあなたの顔が。面白いことになるでしょうね。その時はステーションの連中にも見せてやりたい。マザー・イライザの申し子、その鉄面皮が崩れるところをね。僕はあなたを人形だと言った、機械仕掛けのあやつり人形だと。その僕も驚きましたよ。まさかこんなものが待ち受けていたとはね。さあ、見るがいい。キース・アニアン。これがあなたの…』 ここで映像が途切れてしまう。 「ブルー。まるで意味のないカード。あの日から未来が見えなくなって過去が蘇ってくる。もうすぐなのですね、ブルー。もうすぐ本当のことが…」 トォニィ達が歩いているのを遠巻きに見ているミュウ。 「殺ちゃおっか。殺してこの船乗っ取っちゃう?」 「面白そうだ」 「でもソルジャーは?」 「あいつだって、僕達が束になれば」 「そうよ。あたし達と遊んでたヘナチョコジョミーだもの」 「へなちょこへなちょこ」 「ねえねえ、トォニィ。そうしましょ。あなたがソルジャーになって」 「五月蝿い!!できもしないことを騒いでんじゃない!!グランパの、ジョミーの目を見たことがないのか。僕達の叶う相手じゃない」 「また始まった」 「トォニィのグランパ贔屓」 「そんなことない。トォニィの方が強い。絶対、絶対強いわよ」 「忘れたのか。僕達がここにあるのはグランパのお陰なんだ」 「そうだけど…」 「僕は、ジョミーのために生きる」 「じゃあ、あたしもあたしはあなたのために生きる。あなたがジョミーに従えというなら…」 民間船でのアルテメシアへの渡航は前面禁止になっているが、ミュウ達を追い、アルテメシアに向かったスウェナの船にもトォニィが現れる。 その映像を見たジョミーはスウェナに気づき、止めるように叫ぶ。 アルテメシアからのミサイルを手でとめるナスカチルドレン。 『ユニバーサルコントロール。ミュウの長、ソルジャー・シンからメッセージを送る。我らは今、アルテメシアに帰ってきた』 「消せ!!」 「ダメです!!シールドの効果ありません!!」 『速やかに降服せよ。降服しなければ殲滅する。市民とて容赦はしない。抵抗しても無駄だ。我々に妥協はない。これは我々が歩む地球への第一歩である』 「グランパ。力に満ちた声。受けとるがいい。人間達よ!!」 地上で見上げる人々にも爆発のようなものが見え、怯える人々。 「こいつだ。こいつが俺が見たモビー・ディック。何が夢だ。何が黙ってろだ。見ろよ、もう隠せねえ。クジラはいたのさ。本当にいたんだ!!へへへへっへ。ざまあみやがれ!!」 アルテメシアに降り立つ船からジョミーを先頭にミュウ達が降りてきた。 ジョミーを見て、ハッとするスウェナ。 《遠くにいったはずの友達が姿を現した時のことを覚えている。夜空が赤く瞬いて、その中を何かが飛んでいったことも。皆が忘れてしまっても、この世界には私達が知らない何かがある。あの頃からずっとそう思っていた。あの日見た何かを追い続けていればいつか本当のことが分かるんじゃないかって。まさかそれがあなただったなんて、ジョミー…》 《スウェナ》 「アルテメシアが陥落したようです」 「らしいな」 「こんな時に一体どこへ?」 「墓場だ」 「墓場?」 「過去の眠る、墓場だ」 次回、「それぞれの場所」 ![]() ![]() ![]() ![]()
Last updated
August 4, 2007 08:30:20 PM
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