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テーマ:アニメあれこれ(26112)
カテゴリ:結界師&レンタルマギカ
結界師の第31話を見ました。
第31話 志々尾 驚きの経歴 『中学生・墨村良守と高校生・雪村時音は今は学校が建つ烏森の地を妖から守るのが先祖代々続く結界師として2人に課せられた使命である』 正守は限の経歴を良守に語り始める…。 「あいつは生まれた時から妖混じりだったんだ。だから、周囲には上手く溶け込めなかった。姉を除く家族ともね」 限は妖混じりとして生まれたため、家族や周囲に溶け込めなかったが、ただ1人、姉の涼だけは別だった。 涼は限を可愛がり、限が友人を殴った時は一緒に相手の家まで謝りに行ってくれた。 「こっちが謝ることねえよ」 「でもね、限。相手がいくら馬鹿にしたからって先に手を出したらこっちが悪いの。分かるでしょ?さ、行こ。でも、どうしてだろ?あんた、自分から喧嘩吹っかけることしないのにね。何で絡まれやすいのかしら?あんた、いい子なのにね」 だが、限は泥団子を自分だけでなく、涼にまで当てられたことで怒り、手が変化する。 涼が手を掴んで止めたことで、限の意識が戻るが、涼は限の手のことに気づくのだった。 限がその友人を大ケガさせる事件を起こし、父親はある団体に限を引き取って貰う事を決断する。 父親が考えた末に出した決断だったため、涼もそれを受け入れる。 話を聞いた限は家を飛び出し、翡葉がその様子を携帯で正守に報告する。 「少年の名は志々尾限、10歳、妖混じり。未だ邪気を発しながら山の中を走り回ってます。はい、覚醒しました。応援を…」 限を引き取ってくれる団体とは夜行だったのだ。 涼が守ってくれなかった事にショックを受けた限は、森で暴れ回り、制止しようとする翡葉を振り切る。 《チキショウ、チキショウ、チキショウ、何でだよ!?守ってくれるって言ったじゃねえか。化け物…うぉぉぉぉぉぉぉぉ!!》 「静かになったな。あ…頭領」 「や、腕は平気か?」 「頭領自らいらっしゃらなくても」 「そんなことよりどうだ?様子は」 「さっきまで暴れていましたが、今は落ち着いています」 「早く捕まえた方がいいな」 「はい、頭領、自分も」 「お前は腕を休めろ。黒姫、まずは少年の居場所と状況を洗い出せ。――マズイ、急ぐぞ」 《限、ごめんね…。ごめんね、一番傍にいて欲しかった時にあんたの手、離しちゃった。ごめんね、限…!!》 「限、いるんでしょ?聞いて、あんたがいらないって言ったんじゃないの。父さんが言ったのは…。ごめん、何があったってあんたは私の大事な弟なのに。もう2度と他へやるなんて言わないから、私が言わせないから!!限、帰るよ、下りてきな!!姉ちゃん、あんたを引き摺ってでも連れて帰るからね」 「来るな!!」 興奮している限は近づいてきた涼に爪を振り下ろしてしまう。 駆け付けた正守は救護班を手配して限の後を追う。 限は声をかけてきた正守に攻撃を仕掛ける。 正守は肩に傷を負うが、絶界を発動して限は閃光に包まれる…。 《俺、死ぬのか…?良かった、これでもう誰にも嫌われずに…》 夜行の屋敷で目覚めた限は、自分の体につけられた炎縄印に気付く。 「悪いけど、勝手に付けさせてもらった」 「ふざけやがって、俺の身体に…」 正守は力を解放しようとすると体中が炎で焼けるような痛みが走ると限に説明する。 「お前、自分が何をしたか分かっているのか?最初はその印を刻んで家に帰すつもりだったんだ。でも止めた。君はあそこでは暮らせない」 「あの、姉ちゃんは…?」 「一命は取り留めたよ。これからは自分の力の使い方を訓練するんだ。君のお父さんから聞いたんだけど、限という名は奢らず限界を知り、自分の力を見極めるようにと付けた名前だそうだよ。俺は君にならそれが出来ると思うよ」 夜行の面々は限を温かく迎え入れ、花島亜十羅が限の指導役を務める事になる。 「しかし、その後、限は時々、自分を制御できなくなったりもした。でも俺は周囲の反対を押し切ってあいつを烏森に派遣した。お前となら上手くやれると踏んだんだ。俺は自分の判断が間違ってるとは思わない」 「俺はどうすればいいんだよ…?」 「お前が知りたかったことは全て話した。限の周りにある壁を壊したいんだろ?自分で考えろ」 「どうすりゃいいのか、分かんねえよ!!」 「分からないのか?限の手を離すな。ただそれだけだ」 正守は夜行に戻る事になる。 そして、夜の烏森学園。 「限君、そうだったんだ…。やっぱり、このまま帰っちゃうのかな?」 「時音、どうしたらいいんだ?」 「そうね、難しいわね」 「お前だけが頼りなのに」 良守が時音に限の過去を話し終えると、限の姿を探します。 《頭領の期待も裏切った。もう俺のいる場所なんて…」 「おい、志々尾!!よ、いい月夜だな。あ、あのよ、あのさ、何つったらいいのかな…ぐわぁ、頭の中がグチャグチャだ…」 「もう、しょうがないわね。私に任せな。限君、何か良守が話があるんだって」 「時音、貴様!!」 「あ、逃げた」 「つうか、何でアイツ逃げんだよ!?」 《あいつら温いからな、適当な別れの言葉でも言うつもりだろ。いや、最後に文句の一つでも言うのかも」 「待ちやがれ!!こら!!待ちやがれ!!テメー、いつまで逃げてやがんだ!?自分の過去を知られるのがそんなに怖いのか!?兄貴からお前と姉さんのこと全部聞いた」 「あのバカ」 「直球勝負だねぇ」 良守が過去の事を聞いたと伝えると、限は言い争いを始め、激しいケンカに発展していくも、関節を小さな結界で囲まれ、限は動けなくなってしまう。 「聞けってぇの!!今度のことだって頼み込めば何とかなるかもしれないだろ!!」 「道場なんていらねえんだよ!!」 「お前にいて欲しいんだ」 「温いこと言ってんじゃねえ!!」 「俺はお前を信じる」 「ふざけるな!!」 『派遣の理由は色々あるけど、良守と合うと思ってさ』 限の攻撃は手前で止まり、弦の手首を掴む良守。 「お前が必要なんだ」 「バカだ、お前。いくらお前が必要だと言ったって俺は解任されんだぞ」 「どうにかして残れねえのか?」 「そうよ、残って一緒に戦ってくれると助かるわ。良守だけじゃ頼りないし」 「頭領が解任を決定したら…」 「そんなことさせねえ!!例えクソ兄貴が何と言おうと…」 その時、翡葉が限の残留が決定した事を伝えるためにやってくる。 限は礼を言い、限の残留は正守が決めたようだった。 良守と時音は限の残留に大喜びする。 次回、「強烈な亜十羅の試練」 結界師 DVDvol.9 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
August 6, 2007 08:52:41 PM
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