ながされて藍蘭島の第19話を見ました。
第19話 謎めいて、探偵(前編)
紅夜叉シリーズの本を読んでいた
行人。
ちかげがその本は島内で出版された本で、作者は謎に包まれていると話しているとそこに
ちかげの母、
しずかがやって来ます。
「どうも、こんにちは。今日はちかげさんに本を貸してもらおうと思って…」
「いつもちーちゃんから話は聞いてますわ。ミステリーがお好きなんですって?」
「あ、はい」
藍蘭島が雷雨に襲われたとある日、
すずや
梅梅や
あやね達の元に一通の招待状が届く。
『その時、僕達はまだ気がついてなかった。それが恐怖への一夜へと誘う悪夢の招待状だということに』
それは藍蘭島の西の森の山奥にある温泉宿・月見亭の女将からのものだった。
招待の目的が分からぬまま月見亭に向かう一同。
出迎えた月見亭の女将・
さくやはなんと130年以上前に作られたからくり人形のようで、お辞儀すると首が取れてしまう。
「驚かせてすみません。私、カラクリ人形なもので」
「からくり?」
「はい、歯車とばねを中心に構成されています」
「そんな…ありえないですよ」
「一体、いつ誰が何の為にさくやさんを作ったんですが?」
「すみません。それは全く覚えてなくって。アイランド号に荷物のふりして乗り込んだところまでは覚えてるんですけど」
「と、いうことは130年以上前に作られたって事ですか!?」
「はい、でもご心配なく。時々関節が外れたりしますが、それ以外は今のところ問題ありませんので」
「そうじゃなくて余計にありえないですよ」
「ね、口で説明しても行人は信じなかったでしょ?」
「た、確かに…」
「そ、そちらのお荷物お持ちしましょう」
荷物を持った
さくやの腕が取れてしまいます。
あやね、
まち、
ゆきの、
りんは一足先に着いたようで先に温泉に入っています。
4人とも、
行人と一つ屋根の下で一夜を過ごすのでもしもの時に備えて身体を磨いています。
すずと
梅梅も温泉に行く気ですが、
行人は見送るつもりなのです。
「ちょっと行人、いってらっしゃいじゃないよ!!折角の露天風呂なんだし、一緒に入ろ」
「行人さんも一緒に…!?」
「僕は後でいいよ。それに男風呂に入るから一緒には入れないよ」
「ここ、男風呂なんてないよ。ほら、ここに男風呂なんて作っても誰も使う人いないし」
「そんな…」
「それじゃ、ホントに行人さんと…」
身体を磨きすぎてひりひりしている
あやね達を放って、温泉に浸かっている
すず、
梅梅、
ちかげ。
苦手を克服させるために慣れさせようと
ちかげが
行人に温泉が空いたと伝え、
行人が湯船に浸かった所で岩陰に隠れていた
すず達が逃げられないように囲う作戦を提案します。
部屋でお菓子を食べている
行人は
さくやの淹れたお茶を楽しんでいます。
さくやは招待状を出しておらず、
さくやも遊びに行くという手紙を
すず達から受け取っていたと言う。
それを聞いていた
ちかげは手紙にある紅という判子のようなものに気づき、怪人紅夜叉からの招待状だと推理する。
ちかげは話し込んでいて、
すず達のことを忘れていた。
ご飯を食べ終えてもボーっとしているので
行人は
すずを団扇で扇いであげています。
ちかげが涼みに部屋を出て行くと、
行人は紅夜叉のことを考え、呟いてしまう。
それを
すずに聞かれた
行人は紅夜叉のことを話しますが、本だけのものだと言われてしまう。
だが、
ちかげの悲鳴を聞いて駆けつけ、人影を見たという方向に
さくやが攻撃すると、
しのぶがいた。
しのぶもまた招待状を持っていたが道に迷っていただけだそうです。
行人は
ちかげを怪しいと思い始めますが、それはないだろうと思い直し、お風呂へ向かう。
皆、のぼせているのでもう一度お風呂に入ろうとは思っていないが、
あやねはチャンス到来として後を付いて行きます。
「行人様、お背中お流しいたしますわ」
だが、振り返ると鬼のお面のようなものをしていたので悲鳴をあげる
あやね。
悲鳴を聞いた
行人は
さくやからタオルを借りていたようでしたが、慌てて悲鳴の聞こえた場所に向かいます。
すず達は大して気にも留めず、カキ氷を食べています。
気がついた
あやねは赤鬼の仮面をつけて脅かしただろうと言いますが、
行人は
さくやと一緒にいたのでそんなことできるはずがない。
あやねが突然、かゆみを訴えると、紅夜叉が現れる。
次回、「謎めいて、探偵(後編)」
ながされて藍蘭島 其之参 初回限定生産
ながされて藍蘭島 其之四 初回限定生産