|
テーマ:アニメあれこれ(25370)
カテゴリ:銀の匙
CODE-Eの第8話を見ました。
第8話 色仕掛けとすれ違いのこと。 町に住む人の入居率は38%で、更にそのうちの30%が能力保持者の可能性があると男性に言う礎不動産の男性。 「それじゃ、僕は部室に行ってくるから」 「上手くやってるみたいじゃない、彼氏と」 「か、彼氏?」 「巫君よ」 「ち、違うって。光太郎君とはそういう関係じゃなくて…ただの友達って…じゃないけど、私のことを分かってくれてて、それで…」 「ふ~ん…」 「え、な、何?」 「ま、そういう感情のコントロールも大事な訓練の1つかも」 「そ、そういう感情って…?」 「赤くなってる」 「え!?」 電磁波に反応するたまごっち型のブザーが鳴ってしまうが、すぐに音を消せるようになっていた。 「そ、そんなことないよ…」 千波美を英字新聞に開けた小さな穴から写真で撮るアドル。 「8時10分、登校中、クラスメイト斎橋由真との接触あり。一瞬動揺したようだが、取り立てて変化なし。以上。いい加減変えたら?」 「何?」 「新聞。もう一週間前のよ」 「この辺に売ってないんだ、これ」 「日本の新聞でいいじゃない」 「スパイといったら英字新聞。それもこれに限る」 「あんまり聞かないけど…。気がついてる?」 「あぁ、あれだろ?」 「2、3日前から」 「何者だろう?」 「まさか、私達以外にも!?」 「だとしたら、面白くなってきたようだね」 昼休み、お弁当を食べ終えた千波美は光太郎に部室に誘われます。 部室に入ると園美もいました。 「遅いわよ、いつまでお弁当食べてるの?」 「ご、ごめんなさい…」 「座って、海老原君」 《そっか、そうだよね…》 「これ、何だと思う!?実はね、園美が君の身体に関する書類を色々と整理してくれたんだ」 「こんなに!?」 「まぁ、本当はもう少しあったんだけど乱雑にプリントしてもしょうがないから」 「へ、へぇ」 「そこで、そのデータを僕なりにまとめてみたんだけど…」 部室の前にアドルとミリスがやって来て、辺りを窺い、中の声を聞こうとドアに耳を当てているのを由真が見ます。 「今現在、僕達が認識している君の力、それは電磁波と同等と考えられる。その力のON、OFFのスイッチは君の感情が大きく関係している。つまり、泣いたり、笑ったり、怒ったりと君の感情が大きく振れる時、その力が発動される。原因は隕石などによってもたらされたウイルスで発生したムータントケラムによる細胞、っていうところまでは以前話したよね」 「う、うん…」 「実はそれに関連した文献でタイプEというのが見つかったの」 「タイプE…」 由真の話を思い出した千波美。 「断定は出来ないんだけど、どうやらこのタイプEって呼ばれている人がムータントケラムと呼ばれる細胞を持つ人であり、隕石によるウイルスの感染者らしいんだ」 「えぇ!?」 「感染といっても直接健康に影響するものじゃないんだ」 「そうよ、慌てないで」 部室のドアに付けられている盗聴器を由真は見つけますが、取るのをやめます。 「で、ここからが1番大事なことなんだけどそのタイプEの人達は普通の人だと使われていない脳の一部を使っているらしい」 「脳の一部…」 「うん。だから、その構造のことがもっと分かればもしかすると力のコントロールをもっと簡単な方法でできるかもしれないということだよ」 「そ、そうなの!?」 「勿論、それは可能性レベルの話だけどね。前にも言ったように電気鰻もちゃんとした科学的根拠があって電気を出しているんだ。だから、君のその器官のことももっとちゃんと調べることが出来ればコントロールの仕方も分かるはずなんだよ。可能性はぐっと大きくなったと思うよ」 「まぁ、今の段階で分かった事実を素直に受け入れるべきだし、寧ろスゴイと思わない?これだけの時間でここまで分かるなんて」 「そうだね…」 「大変だったのよ。データをコピーして持って帰って家のシステムを使って徹夜しちゃったんだから。焦らなくても大丈夫よ、光太郎が研究してくれる限り、必ず何とかなるんだから。ね?」 「いや、今回のこの成果は園美の協力のお陰だよ。僕一人じゃとてもじゃないけどこんなに早くここまで辿り着けなかったと思う。ありがとう、園美」 「ううん、私、光太郎の力になれればそれでいいの。それが私の幸せなの。残りは今夜徹夜して明日持ってきちゃう。待ってて、光太郎」 千波美は嫉妬したのか、電磁波を発してしまったようで、その影響で盗聴器が壊れてしまう。 「どうする?データ」 「そういうことなら僕の出番だな」 千波美を落とそうとするアドルは友達とお笑いの話をしていたので、自分の笑いのセンスで千波美を落とす気のようです。 「君達、そんなにお笑いが好きなのかい?それじゃ、こんなジョークはどうかな?あるジュエリーショップでのセレブなマダムと店員の会話。『あたくしは美しくないものは許せないの。だから、この店で一番美しいネックレスを出して頂戴』とマダムが言った。すると、『そのネックレスをどうするおつもりですか?』と店員が聞いた。マダムは『決まってるじゃない、首にかけて鏡で見るのよ~』『それはお止めになった方が』と店員が言った。『何故?』と聞くと店員が答えた。『鏡で見ると奥様の許せないものが見えてしまいますから』アハハハハハ!!」 誰も笑ってくれないのでアドルはどこが面白いのかを説明しても反応を返してくれないので、帰っていきます。 「どうやら日本人には僕のお笑いはスケールが大きすぎるようだ。はぁ…次の策を考えよう」 テニスでいいところを見せ、この勝負を君に捧げると言うアドルはボールをプレゼントしようとしますが、千波美の後ろの太った男子にパスしてしまうのだった…。 放課後、千波美を追いかけてくるアドル。 「海老原君、実は僕は…君に恋を…」 ミリスは光太郎に告白しているところを千波美は見てしまう。 「だから何?」 「私、あなたに興味があるの」 「興味って…?」 「そんなこと、女の子の口から言わせる気?つまりそれは…。気づいちゃったの、私…」 「何を?」 「巫君のことを好きなの」 「もしかして海老原君、巫君のこと好きなんだ?そうなんだ、君…巫光太郎のことを…」 「違う!!違うって!!私、そんなんじゃ…」 動揺した千波美は電磁波を発し、学校の電子機器がおかしくなり始める。 デジカメで記録を残そうとするアドルだが、デジカメ自体も電磁波の影響を受けていることに気づかない。 慌てて学校から走って帰っていく千波美は盗撮されていた。 園美はデータの整理をしていると、父親に呼ばれる。 次回、「お見合いと恋敵のこと。」 使ってない脳の一部を使ってるのかってNIGHT HEAD GENESISを思い出しちゃった(笑) ![]() ![]() ![]()
Last updated
August 22, 2007 11:10:05 AM
[銀の匙] カテゴリの最新記事
|