銀魂の第71話を見ました。
第71話 消せないデータもある
「闇に包まれた町、その暗闇の中に不気味に光る一群が見えますでしょうか?クーデター、これはからくり達による人間達へのクーデターです!!現在、奉行所、見回り組が鎮圧に向かってますが、エネルギーの供給源を占拠され、首都機能は麻痺、苦戦を強いられています。えー、現在私が報道しているこの映像も無事に放送されるか分かりません。一体、江戸はどうなってしまうのでしょうか!?そして私のギャラは支払われるんでしょうか!?」
銀時達は巨大なからくりメイドの三丸七號に追いかけられながら、源外の運転で
伍丸弐號の元へと向かうのだった。
途中、源外が犠牲になりながらも先を進む。
「研究を続けるうち、私は知った。娘を蘇らせる事は不可能であると。最も完成に近いとされたこの林博士の人格データを引き継いだ伍丸弐號もバグを起こし、完全とは程遠い。自分で言うのもなんだがね、からくりに侵食され、人格が崩壊しているらしい。だが、研究の中で1つの可能性が生まれた。芙蓉プロジェクトの最初の娘・全ての芙蓉の雛形と言われる零號の中に、後に開発したからくり達に比べ、はるかに劣る性能のあれに種子の発芽など期待してはいなかった。だが…」
「神楽ぁぁ!!定春ぅ!!」
「銀ちゃん、後で行くから待ってるネ」
三丸七號との戦いに
神楽と定春が犠牲になりながらも
銀時は零號に仲間は大乗だと励まされながら先に進む。
「零號は感情が芽生えつつある。紛れもない人間の感情が。芙蓉の魂を長らく体内に収めることで零號プログラム自体に変化が起き始めている。あれは芙蓉の子、いや生まれ変わりと言っていいかもしれん。戻ってくる、ようやく私の元に。もう二度と放しはしない、寂しい思いはさせない。もうじき世界はお前の大好きだった友達たちしかいなくなる。お前の為に私がこの国を…」
「そいつは違うだろう。娘の為なんかじゃねえ、生き返らせそうとしたのも、こんなバカ騒ぎ起こしてんのも全部テメーの為さ!!寂しかったのはテメーだろ、流山」
「芙蓉、待ちわびたぞ。さぁ、私の元へ。どうした?私の命令が聞けぬと言うのか?零號」
「残念ながらあなたを博士とは認められません」
「な、何を!?」
「林博士の命により、伍丸弐號、あなたを破壊します」
銀時と共に
伍丸弐號へ立ち向かっていく零號。
1ミクロンしかない核を破壊しなければ何度でも再生していく
伍丸弐號は零號のバグを直し、
新八に攻撃させる。
「娘に人を殺めさせるとはね。何でも思い通りになる娘、結局あんたが欲しかったのはそいつかい?お父さんよ。自分を独りぼっちにしない娘、決して死なない娘、ずっと一緒にいてくれる娘。テメーが欲しいもんは娘なんかじゃねえ、テメーの思い通りになるメイドだ!!そんなに思い通りの女欲しいならくれてやるぜ!!ただし、ちとごついか」
「ご主人様」
「これは私のからくりじゃな…」
源外のからくりが
伍丸弐號へ一斉射撃をし、逃げようとする彼を零號が捕まえる。
伍丸弐號を江戸中のエネルギーが集まっている機械にぶち込まれる。
「冥土でメイドと乳こねあってろ、このエロジジイ!!」
零號もさようならお父さんと涙を流しながら攻撃するのだった…。
零號の中の芙蓉が笑ってくれないので苦しいと言う感情を味わう零號。
先ほどの対決の際に暴発してしまったターミナルを抑制するため、守りたいものを守るため自分を犠牲にし、江戸を守り抜く零號。
「お父さん、私…友達が出来たよ、からくりじゃない本当の友達…」
ターミナルの爆発で大破した後、身体のパーツがバラバラに飛び散ったが、
銀時達によりパーツが回収されるのだった。
大破で記憶やデータを失いながらも、中枢電脳管が納入された頭部がゲーム機についた状態で再生される。
そして、スナックお登勢のスタッフという形で客に知識を与えてもらうのだった。
再生しても一つだけ覚えていることがあり、侍は「勇者より魔王より上に位置する大魔王四天王の一人」であり「私の大切な友達」として記憶されていた。
次回、「かも知れない運転でいけ」&「犬の肉球はこうばしい匂いがする」
銀魂 シーズン其ノ弐 2
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