ドージンワークの第10話を見ました。
第10刷 こんなになっちゃった
「私達、夏合宿で海に来ています。夜になってもお風呂や花火、枕投げ。楽しいことがい~っぱい!!ね、なじみさん」
「時間ないんだってば。即売会は明後日!!」
《たまには電車もいいな。世間が今、どんな情報に興味を持っているのか分かる。データ上の数値だけじゃ分からない生の声だ。少年達よ、今読んでいる漫画の続きが気になるだろう?来月号の原稿は編集者であるこの俺の鞄の中に…――!?ない!?何で原稿がないんだ!?》
龍一郎は必死になって思い出し、弟・
純一郎に貸した車の中に原稿を置き忘れていたことを思い出したことまでを話す。
「にいさん、出版社に勤めてたんだ…」
「おーい!!知らなかったのかよ…」
「てっきりホストか何かかと。だって髪形だって変だし」
「おいおい、どう見たって格好良いだろう?」
「ところでなじみと二道さんは?」
「歩いて買出しに行ってもらったわ」
「こんな夜遅くに女性2人だけで…心配だな」
スーパーに買出しに来ていた
なじみと
かねるは帰りにナンパされていた。
そして、車に乗せてもらい、しかもモデルになってくれると男2人と
かねるとで話が進んでいく。
夜の海でモデルをしてくれる男2人だが、男と男の絡みのBLのためなので襲いかかろうとしている感じの態勢をとらされるだけでなく、顔をもっと近づけるように
かねるに指示されて嫌々ながらも顔を近づけています。
「これ、何の絵系?」
「美しき愛の形」
俺達と普通の美しき愛の形をと近づいてきますが、火の玉の出現かとおもいきや、メガネが怪しく光った
ジャスティスが海から現れます。
「ジャスティス!?」
「ジャスティスさん!?」
「僕の連れが大変ご迷惑を…」
「何だよ、テメー」
「彼女らは俺達と遊んでんだよ」
「遊んでいる。ほぉ、では僕も混ぜてもらえませんか!!」
スーツを脱いで、ビキニの海パン姿になる
ジャスティスの体から迸る怪しきオーラに怯えたのか男2人は逃げていくのだった。
「ところで、お前が目をつけたという作家だがどんな奴なんだ?」
「いい本を描くんだよ、なじみさんは」
「ちょっと待て」
《なじみさん!?女か、女だったのか》
「いいだろう、続けてくれ」
純一郎は
なじみの同人誌を
龍一郎に見せます。
「ん?まぁ、いい紙だな」
「どんなもんだい?兄さん」
「いいや、下手だろう、これは」
「そんなことはない!!兄さんはこの本に込められた思いが分からないの!?」
「込められた思いつうか、お前がこれを描いた子に思いを込めているとしか…」
《鋭いわね》
「そんなんじゃない、兄さんは全然分かってないよ!!もういい、出てってくれ」
「ここはソーラと私の部屋」
「……。兄さんの分からず屋!!僕が出てってやる」
「あ、そこは…」
押入れを開けて出て行こうとする
純一郎。
知らない男の人には付いていかないようにしようと思う
かねるは部屋で原稿を描いていた。
そして、夜眠ることにする2人だったが、
かねるは枕投げしようとか言ってくるのだった。
翌日、皆が遊んでいる中で原稿を仕上げていく
なじみと
かねるだった。
そして、ついに原稿が完成し、コピー誌が出来上がる。
「スゴイです、なじみさん」
「あぁ、全くだ」
「え、まだいたんだ」
「荷物を運んだ。これから帰るところだ。いや、しかし、大した収穫だったよ。お前が言ってた意味が少しは分かった気がする」
挨拶として
なじみが
龍一郎と握手したのだが、会ったばかりの俺の手を握ったということで俺に気があると思ってしまう
龍一郎。
「だったら、俺は初めて会った時、激しく抱きしめられたんだぜ。確実に僕の方が好かれているね」
「なんてふしだらな女だ」
「なじみさんはそんな人じゃない!!」
掴み合っている星兄弟を見た
かねるはまたBL視点で見てしまうのだった。
そして、同人誌即売会を始めようとすると天候が悪くなり、雨が降ってくるのだった。
だが、一冊100円なので笑いのネタにするため若者が買ったりなど売れていくのだった。
次回、「なじみととんじゃう」
ドージンワーク 1 初回限定版 CD付