DARKER THAN BLACK -黒の契約者-の第23話を見ました。
第23話 神は天にいまし…
「白、大丈夫か!?白!!」
星空を見上げていた白は振り返る。
「『昔の星空は知ってますか?昔の星空の思い出はありますか?』。はぁ、これがアンケートの課題ですか」
「変な課題だと思いません?ほら、多分例の星の噂から」
「噂?」
「あ、そうだ、今日じゃないですか。昔の星が見えるんです、知らないんですか?」
「昔の星?」
ゲート出現とともに出現した偽りの星。
人々の間で、一夜だけ本当の星空が戻るという噂が流れていた。
「夜中の12時から朝まで」
「歌舞伎町のタイムサービスじゃあるまいし…。―兎に角そのガキ、あ、いや、お坊ちゃまの代わりにアンケートを取れと」
「こういう自由研究とかでも案外成績に響くんですの。それで数集めた方がいいんですって、アンケートの数。他の子は精々10人ってトコでしょだから、うちは50人、いえ、100人でいきましょ」
「はぁ…」
「集めて下さい、アンケート。100人分」
「いや、その…」
「10万出します。子どもの宿題だからといって内のよしひろちゃんが負けるわけにはいきません」
「集めます、100人分集めさせていただきます!!」
久良沢探偵事務所に来た新しい任務はアンケート取りだった。
「南米のあの地域は誰も立ち入る事はできねえ。分かっているのはゲートを巡って派手な紛争が起こったというだけだ、世界大戦並みのな。そして、その戦いには大量の契約者達が兵器として投入された。その中に黒とアンバーがいた、同じ組織に。黒の死神と恐れられていた頃の黒はまだ契約者でも何でもなかったという話だ」
「そうなのか!?」
「本当に恐れられていた契約者は他にいた。白と呼ばれた黒の妹だ」
「まだ続いてるんだ?対価。いつも一緒だよね、恋人みたいに。また星見てるんだ」
黒は眠っている白を抱きしめながら星空を見ていた。
「やることがないから見てるだけだ」
「いつまで見上げてたって昔の星は見えない」
「光だと!?」
「あぁ、物凄い光だった。あんなのは今まで見たことがない。何でアンバーが黒を追うのか、南米と同じ事をここでやろうとしているアンバーに黒の力が必要だとするならその説明がつく」
「南米のゲート消失と黒の間に関係があるってのか!?おい、待てよ。もしそれが事実だとしたら…」
昔の星について聞き込みをしている
凱と
キコ。
斉藤と
河野に尾行されていた
未咲は誰の命令か尋ねるのだった。
その後、
ノーベンバーの痛いた見つかった所に花束や缶コーヒーが供えてあるのを見る
未咲。
そこで、先の大使館爆破事件を気にかけていた
未咲は
黒と遭遇する。
「あ、あの、お腹空いてない?」
「は?」
「そんなにお腹が空いてるように見えましたか?」
「いや、ちょっとね。知ってる人と似てる気がして」
「追いかけてる犯人とかじゃないでしょうね」
咳き込む
未咲にやっぱりそうだったんですかと言う
黒は焼肉屋に来ていた。
笑って誤魔化そうとする
未咲。
「そのまま動くな。後ろの席からあんたを狙ってる」
黒にご飯粒がついていたので全然が迫力ないと笑う
未咲。
「不思議なものでね、長い間星を追い続けていると少し愛着のようなものが湧いてくる」
「仕事熱心なんですね」
「確かにバリバリやってきたと思う。でも、いつの間にか組織に飲み込まれてしまって自分を見失いかけてる気がして」
「組織はどこも同じです。所詮都合のいい手駒として使われるだけで」
「そうかもね…」
その焼肉屋でお金がないので会計できないだけでなく、ブラックリストにも載っている
凱と
キコがいた。
「あぁ!?嘘、嘘、マジですか!?ショック…年増好みだったんですか」
「年増…」
「李君じゃないか、丁度いいところに」
凱らの分まで焼肉屋で支払いを済ませた次はバッティングセンターにやって来た
黒と
未咲は昔の星空が戻るという夜更けまで時間を共にすることになる。
次々と町の明かりは消えていき、皆、星を見ようとしていた。
だが、危機は目前に迫っていた。
既にこの時、イブニングプリムローズの
アンバーによって、東京消失計画が実行に移されようとしていたのだ。
そうとも知らず、人々は昔の星を待ち望み夜空を見上げる。
「もう行かなきゃ。話せてよかった。色んなこと考えすぎてちょっと迷ってたんだけど…」
「迷った時は自分の直感を信じて動けないいんじゃないですか?」
「…!?」
「どうかしましたか?」
「あ、ううん、そうだよね。付き合ってくれてありがとう、楽しかった」
「僕もです」
「黒、家に戻るな」
「どうした!?」
「いいから」
そして、
未咲と別れた
黒のもとには
黄が駆けつける。
「早く乗れ!!俺達は組織に切り捨てられたらしい」
「何故だ!?」
「こっちが聞きてえよ」
「黒、南米のゲート消失のことで何か隠してることはないのか?」
契約者の能力の重力で地面に押し付けられる
黒達だったが、ウェイが重力能力使いを瞬殺する。
白のこと、ゲートでのことを聞きたいので
アンバーに会うことにする
黒。
「そうして。アンバーと会って、アンバーと話をして」
「乗れよ、送ってってやるぜ。行ける所までな」
未咲は今すぐ東京から離れるように父から言われるのだった。
《起こるというの!?南米のようなことが》
次回、「流星雨」
何か黄が死にそうな雰囲気に感じるんですけど…。

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