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カテゴリ:おおきく振りかぶって
おおきく振りかぶっての第23話を見ました。
第23話 ゲンミツに 1点差で迎えた西浦最後の攻撃。 「うぉぉぉぉぉ!!」 《うおっ、気合入ってんぜ》 「松田、深見、攻撃最後だから頑張れよ!!」 「おう!!」 「あいよ!!」 狙いうちに合わせて、隆也コールが応援席から響きます。 《ぜってぇ、出る!!》 打席に立つ阿部は絶対に塁に出てやると気合十分で、西浦スタンドも、これが最後の攻撃だからと応援に力が入る。 「チッ、振れよいい球」 「え」 「んだよ!?」 「あぁ、そうだな…」 「なぁ、振んなきゃ当たらねえぜ。最低1点入れなきゃなんだから先頭大事だぞ!!ってんなこと分かってるんだろうけどさ」 「うん」 《花井は勝つ気だ。今更だけど桐青に対等な気持ちでいるのって凄いことだよ。その上実際、9回で1点差なのってマジスゲー。あと10回やったら、10回ボロ負けすんのかもだけどこの試合は1点差なんだ!!ここで欲張んなきゃ嘘だ!!》 「広く広く!!クサイ球カットだ!!」 「1本!!」 「大丈夫大丈夫!!」 もちろん西浦ナインも、強豪・桐青相手に誰一人、負けることなど考えておらず、ベンチから阿部に力強く声をかける。 一方、桐青の捕手・和己は速球を空振りした阿部に、それが有効だと判断し決めにかかる。 阿部も、準太の決め球が速球だと気づき、タイミングを合わせようとするのだが、バットを振るタイミングが早過ぎる。 ギリギリフェアで何とか出塁することが出来た阿部。 コーチャーが田島であるため、1球目から走ってくると注意する和己だったが、次の打者・泉のバントと田島のコーチャーで1、2塁へと塁を進める西浦。 《よし、よし》 《ノーアウト1,2塁か。2人ともスッキリとしたヒットじゃないけどバック攻めるような出塁でもない。認めたくねえが、向こうの勢いに押されてる。高校野球の試合で明らかに格の違うチーム同士の試合で格下が勝つことがある。見てる方は珍しがってミラクルだなんだってはやすけど、あんなのやられてる方が崩れてるだけだ。俺は食われないぞ!!》 打席に立った栄口。 《打順が3番に回れば4番はネクストサークルに入る。4番しか盗塁のタイミングが指示できないのなら2番打者の間にランナーを進めてくるだろう》 《1球外してもいいぞ》 《見せ場くれんのか、よし!!》 《キャッチやる気か!?ーうーん、このタイミングだとギリギリすぎるな。8回の三盗は警戒されてなかった上での成功ってことか》 《ここからは打つか送るかね。無死1、2塁ならそれでも1点はとれる!!」 《2番はここまで3打席バントだ。ここは当然送りだな。よっぽど信用があるんだろうが、ここは簡単にやらせねえ。2打席目で打ち上げたのはストレート、同じように打ち上げさせる!!》 和己の考え通りに打ち上がり、ファールとなる。 《これで1-1、まだやってくるな》 《ビビってしまった。次は決めなきゃフォークが来るぞ》 だが、2球目もファールにしてしまう栄口。 《栄口君でも厳しいような球放ってるの!?9回に随分余力があるじゃないのそれで下手に打たせてゲッツー喰らうよりバント失敗の方が痛くない。それに――…」 《やっぱ3バントか。―…え?速球?いや、ここはフォークじゃないの?打ち上げてるけど速球は当たる。桐青にとって当てられないフォークの方が確実じゃあ――…》 「タイム!!」 《ヤベ、そんな不満な顔したか?》 「フォークないぞ」 「え?」 「4回で水谷が三振した以降、1球もないんだって」 「こ、故障?」 「分かんねえ。まぁ、他普通に投げてっから大したしたことないんだろうけど」 「そだな、今も速球バンバン投げてるし」 「だから次も速球来るぞ」 「…っ」 「つーことだ。しっかり転がそーぜ」 緊張している栄口は巣山と手を握ることで条件付けにより緊張を和らげるのだった。 「できっぞ!!」 「おぉ!!」 《今日はこれで4打席バント。1回失敗してっからここで上げたら成功率5割だ、5割じゃバントの意味ねえ!!怖がんな!!》 バントを成功させた栄口は1アウトになってしまったものの、2、3塁へと進めさせることができた。 《これで1アウト2、3塁。さてと、問題はこっからね。栄口君がやっと転がせた球を巣山君がバントは難しい》 《1塁は空いた。理由は分かんないけどフォークは多分ない。ストレートに絞って兎に角当てる!!内野ゴロでも阿部なら帰ってくる。田島は猛烈にマークされてた。何とか俺で1点だけでも入れるんだ》 《転がったら突っ込んでやる。1点とってまず×ゲームをなくす!!》 巣山は1球目、2球目とストライクし、3球目はシンカーでストライクとなってしまう。 「田島、打てよぉぉぉ!!」 「テメー、頼むぞ!!」 「田島君、頑張れぇぇ!!」 打席に立った田島は1球目はファール、2球目はストライクとなってしまう。 「田島、打ってくれぇぇ!!」 《よし》 《田島》 《頼む!!》 3球目のシンカーをバットを振った遠心力で右手指3本のトコまでバットをずらしてシンカーを打つ田島。 阿部がホームして同点となり、続いて泉も帰ってきたので1点の勝ち越しとなる。 「うっしゃぁぁぁぁぁ!!」 桐青はタイムを取り、裏は1番からで点を取るので、お前の仕事は何だか分かるなと準太に言う和己。 「初戦のうちに打たれてよかったよ。シンカーばかりに頼っても良くないって分かった。今日は序盤の反省もあるし、まだまだやることあんな」 「はい」 「頼んだぞ」 打席に立った花井だが、1球目のシンカーの飲まれてしまい三振してしまう。 《リード1点か。延長に入ったらうちが不利になる。この回で決めたい》 「三橋!!おら、最後決めんぞ!!」 《阿部君と、泉君と、栄口君と、田島が点入れた。このままだと勝てる。俺が打たれなければ…勝てる!!》 次回、「決着」 ←DVD第4巻は花井君に泉君に西広先生にクソレがいますね♪初回盤はBOX付き!! おおきく振りかぶって DVDvol.5 おおきく振りかぶって DSVDvol.6 完全生産限定版CD付←CD付きですと!?おお振り」プレミアムラジオCDらしいので楽しみです。こういう特典を待ってたんだ!! お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
October 8, 2007 11:37:18 PM
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