2007/09/29(土)09:20
獣拳戦隊ゲキレンジャー 修行その30「セイセイでドウドウな女」
獣拳戦隊ゲキレンジャーの第30話を見ました。
獣拳巨神 DXサイダイオー
修行その30 セイセイでドウドウな女
臨獣殿で理央とマクが戦っており、理央は怒臨気を出す。
「貴様、怒臨気を出せるようになったのか」
「もっと見たければ見せてやる」
「危険ですね。今はまだマクの力が圧倒的に上。このまま戦えば理央様は死にますよ」
「そんな…」
「マクより強くなるためには操獣刀が必要です」
「お待ち下さい、マク様!!なにとぞお許し下さい!!」
「退け、メレ!!」
理央とマクの間に割って入ってマクに謝るメレ。
「操獣刀の在処が分かりました。ですから、この場はお治め下さい」
納得した理央はマクに頭を下げるのだった。
《今はご辛抱下さい、私の力で操獣刀は必ず…》
ケンが操獣刀をマスターシャーフーに渡そうとすると、そのまま持っているように言われる。
ケンならその操獣刀の能力を上手く引き出せると、獣源郷に修行に向かわせたそうです。
ジャンは羨ましがりますが、ゴウもレツもランもまだケンのことをよく思っていないようだった。
責められている中を、妹の幸子と待ち合わせがあるからと誕生日プレゼントのを手に待ち合わせ場所に向かってしまう。
「ありがとう、嬉しい。お礼に何か奢るよ。恐竜やのカレーでいい?」
「おぉ、いいね。でも、ちょっと野暮用ができちゃったみたい」
「えぇ!?」
「悪ぃな」
「じゃ、頑張ってね。ありがとう、お兄ちゃん」
「俺に何か用かい?臨獣殿のお色気姉ちゃん」
「1対1で勝負しな。あたしが勝ったら操獣刀は頂く」
「ストレートでいいね」
「姑息な手は嫌いなのよ。欲しい物は堂々とこの手で掴み取る。操獣刀も理央様の愛もね♪」
ケンがゲキチョッパーに変身し、メレと戦っていると他のゲキレンジャー達も現れる。
「やぁ、皆天晴れ天晴れ。でも、一応彼女と1対1の勝負中なんでちと退いててくれる?」
「ケンとメレ、セイセイでドウドウなんだな」
「そういうこと!!じゃあ、行くぜ」
「余計な邪魔が。だが、必ず奪い取るからな」
メレはこの場は一旦退くが、同時にゾワゾワを感じるジャン。
臨獣殿ではカタとラゲクに理央が牢に入れられていた。
「さて、もう間もなく新たなチョウダが生まれる」
「面白そう、見物しましょ」
メレに近づくロン。
「真正面から堂々と操獣刀を奪い取ろうとするとはメレ様の誇り高き戦いぶり、感心しませんね。臨獣殿に生きる者は己の欲のためなら手段を選ばぬのが常識。愛しき者のためなら人はちっぽけな使命や誇りなど捨てるもの。ゲキチョッパーの妹を誘拐するのです」
「私にそんな姑息な真似をしろと言うの!?」
「他に方法があるのですか?理央様を救う方法が」
幸子を狙うメレ。
秘伝リンギにより生まれ変わったチョウダには一度戦ったゲキレンジャーの技が通じない。
だが、前回ケンだけまだ戦っていないと思い出し、攻撃します。
だが、幸子を見たケンは戦いの途中なのにトイレと言って、後を追って行ってしまう。
その後をゴウが追いかける。
「幸子じゃねえな、お前誰だ!?」
「よく気がつきましたね、私はメレ様の代理の者です。本物の妹さんはお預かりしています。妹さんの命が欲しかったら、1人でうんが沿いの倉庫に来て下さい。そこで操獣刀と引き換えです」
「ヒデー話だな。俺も一緒に行ってやるよ」
「でも、奴は1人で来いって」
「あいつらは約束守ると思ってんのか!?甘いな、俺に任せろ」
ケンはゴウを気絶させ、単独で倉庫に向かう。
幸子は縛り付けられ、傍にはメレが待っていた。
「なぁ、やっぱ勝負って形にしようぜ。さっきの仕切り直しってことでさ。どう?」
「邪魔が入らなければ私が勝ってたわ」
「その詫びってわけじゃないけど、俺はこの姿のままで戦う。そっちは変わってOK」
「それで勝てると思ってるの?」
「やるだけやんなきゃ、面目が立たないってことだ」
「いいでしょう」
「おいおいおい、お嬢ちゃん。どこまでも甘ちゃんだな」
堂々と戦うケンとメレ。
「やっぱり、あんたセイセイでドウドウだな」
「五月蝿い!!」
ケンに何故か負けてしまうメレ。
「お前の勝ちだ。とっとと妹を連れていけ。操獣刀はいずれ必ず奪ってやる、この手で真正面からな」
「何をしているのですか?メレ様。あの小娘を殺しなさい。その瞬間、ゲキチョッパーに隙ができる。そこですかさず操獣刀を奪うのです」
「でも…」
「目的のためなら手段を選ばない。それが臨獣殿のやり方ではないですか?理央様に操獣刀をさしあげたくないのですか?理央様は待っておられますよ、あなたが笑顔でお戻りになるのを」
メレは理央のため、幸子を助けようとしているケンを攻撃する。
操獣刀は奪われ、幸子は落下していく。
「お前、最低の卑怯者だな」
「おめでとうございます、大変良い勝ち方でした」
納得いかないメレは悔し涙を流しながら怒臨気を放出する。
幸子はゴウが助けてくれていました。
そこにまたチョウダが現れ、ジャン達も駆けつける。
「スーパーゲキレッド!!」
「スーパーゲキイエロー!!」
「スーパーゲキブルー!!」
「ゲキバイオレット!!」
「ゲキチョッパー!!」
「燃え立つ激気は正義の証!!」
「「「「「獣拳戦隊ゲキレンジャー!!」」」」」
ゲキレンジャーは5人力を合わせて、チョウダに攻撃する。
ダメージを受けたチョウダは巨大化し、ゲキファイヤーで応戦し、倒します。
操獣刀を奪われたことを謝るケン。
「操獣刀の事は心配するな。わしら拳聖が何とかする」
「悪いのは幸子ちゃんんをさらってまで奪い取ったメレよ」
「卑劣な…」
「うん…」
「アイツ、何となくセイセイでドウドウだと思ってたのに」
理央の牢を怒臨気で破壊するメレ。
「メレ、お前も怒臨技を。フッ、その身に…黒い怒りを、纏ったか」
「理央様の心の雨をいつか止ませることができるなら、私は何にでもなります」
メレの差し出した操獣刀を受け取った理央。
「獣源郷へ行くぞ」
「はい♪」
2人の姿を見て笑うロン。
次回、「俺たちムニムニ!」
獣拳戦隊ゲキレンジャーDVDvol.4