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テーマ:アニメあれこれ(26108)
獣神演武の第1話を見ました。
第壱幕 破軍吼ゆる刻 北辰七星の「破軍」「貪狼」の二星は、相争い地上の覇を唱える荒星である。 「破軍」の宿業を背負う少年、岱燈は天下を統べる覇者の剣「賢嘉爛舞」が納められている蓮通寺で暮らしていた。 一方、もう一つの荒星「貪狼」である賢帝国の将軍、慶狼は自らの野望を果たすため賢嘉爛舞を手に入れるべく蓮通寺に向かう。 たった一人で並み居る青龍党員、蓮通寺僧兵を蹴散らし、本堂へと迫る慶狼と異変を感じ本堂へと急ぐ岱燈。 「いったに何があった!?敵は何人だ?」 「一人…うっ…」 「一人だと!?」 「賢嘉爛舞…天下を統べる覇者の剣は遂に我が手に」 「テメー、人が夜遊びしてる間に何好き勝手してやがんだよ!?クソ外道が許さねえ!!」 「道を阻むものは薙ぎ払うのみ」 「やるな、一人で乗り込んでくるだけの事はあるぜ」 「我が目的は覇者の剣・賢嘉爛舞。己が一人の力で手に入れるのが礼儀」 「寝言こいてんじゃねえ!!テメーにくれてやるもんは石ころ一つだってありゃしねえんだよ!!」 岱燈の攻撃は慶狼に簡単に受け止められてしまう。 「右手を使わせるか。褒めてやる」 慶狼に殴り飛ばされた岱燈は近くに落ちてきた賢嘉爛舞を取ろうとするが、剣に触るなと窓から突き落とされてしまう。 岱燈は「破軍」の証である紋を右肩に青白く光らせながら、選ばれし者しか抜くことができない賢嘉爛舞を鞘から抜く。 「何だ、この剣!?」 「何!?破軍を選ぶというのか、賢嘉爛舞。いや、ありえぬ!!ここで破軍と出会ったのも星の定め」 「破軍!?何、ワケ分かんねえこと…」 「我が大義の前に散れ!!」 「ふざけんな!!髭野郎!!」 賢嘉爛舞を手にしている岱燈だが、慶狼に押されてしまう。 「破軍とはいえ、所詮小童。剣を抜きえたところで我が敵では…――何!?」 「まだだ、ダチの敵を討つまでは」 「小僧、まだ煩わせるか!!」 岱燈と慶狼はぶつかり合うのだった。 劉煌の左胸、将鶴の右掌、麟盟の右太腿、虎楊の左首、鳳星の右の手の甲の紋が青白く光るのだった…。 慶狼の目に傷を負わせた岱燈だったが、力尽きてしまい谷底に落とされえてしまう。 そして、賢嘉爛舞を手に玄狼党に戻ってくる慶狼。 方向音痴のために道に迷い遅れてきた劉煌によって救われた岱燈。 蓮通寺の大僧正の孫寧は岱燈の父・曹栄を誘って月見に出かけていたそうです。 「有名轟く青龍党の猛者達と蓮通寺の僧兵を相手にたった一人で…!?」 「破軍でも敵わぬとはな」 「今、何と!?」 「岱燈!!岱燈!!あ、こんにちは、孫寧様」 頼羅は兄である岱燈を頭突きで起こします。 「おはよう、馬鹿兄貴」 「やい、コラ、頼羅!!何しやがる、何しやがらぁ!?」 「何で2度言うの?」 「うるせぇ!!テメー、ぶん殴ったる!!」 「キャ~馬鹿兄貴が怒った~」 頼羅を追いかけてきた岱燈だが、仲間の仇を討てなかった自分の無力さに歯噛みしながら暴れる。 「岱燈、格好悪い当り散らすなんて見っとも無い!!自分だけ悲しいと思ったら大間違いなんだから。私達はまだいい、あの人達はもう悲しむこともできないんだよ。岱燈が死ななくてよかった。そう思えるだけでも幸せなのよ」 「頼羅、俺強いよな!?」 「うん…」 「じゃあ何で負けたんだ!?」 「そんなの…そんなの分かんないよ!!」 頼羅は薬草を投げて走り去っていってしまう。 慶狼は賢嘉爛舞を鞘から抜こうとするが、抜くことができない。 「生きているのか、破軍の小僧が。良かろう、貴様がわしを選ばぬのなら力を持って天を掴むまで。出でよ、史明」 「流石は慶狼閣下。死人の気配すら読まれるとは」 「行け」 「破軍の始末はお任せを」 岱燈を始末するため、千里眼の魔刀・萬詳史明を使う史明を差し向ける慶狼。 「何かあったのか?頼羅」 「来ないで…岱燈」 「何だって?聞こえ…」 「萬詳史明」によって操られた頼羅が岱燈を襲う。 「お出ましだな、破軍。お嬢ちゃんは俺の操り人形さ。さぁて、早速見せてもらおうか、破軍の力ってヤツをさ」 「破軍?だから、何なんだよ!?そりゃ」 「おいおい、知らないのかよ」 「やめて…」 「知らぬは本人ばかりか。破軍とは覇者の星。強大な力で全てを薙ぎ払い、世を動乱へと導く剛深き星。坊やは破軍の定めを背負って生まれた。あんだろ?身体に紋様がさ。そして、破軍と覇を争うもう一つの星が貪狼、つまり打ちの大将の慶狼さ」 「テメー、もしかしてあの髭野郎の手下!?」 岱燈は電撃動けなくなってしまう。 「坊やに足りねえもんを教えてやる。野望に覚悟に権力、知識、才に死、そして憎悪だ」 反撃できないのに興を失った史明は頼羅に自分の首を締めさせる…。 「テメー、ゼッテェ許さねえ!!」 頼羅の危機に、岱燈は怒りに我を忘れ、破軍の波動に目覚める…。 「そうだ、それが坊やに足りなかった憎悪ってヤツだ。何百年ぶりだろうな、破軍と貪狼の二星が現れたのは。ゾクゾクするぜ」 「うわぁぁぁぁぁあ!!」 破軍の力に目覚めた岱燈は天に向かって吼えるのだった――。 次回、「武曲の宿業」 星村麻衣/かけがえのない人へ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
October 16, 2007 08:02:18 PM
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