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テーマ:『BLEACH』(613)
カテゴリ:絶園のテンペスト
BLEACHの第145話を見ました。
第145話 エスパーダ集結! 藍染の御前会議 デモウラの最後の攻撃も受け止めた茶渡。 「すまない、本当は戦意を失った相手にトドメを刺すような真似は好きじゃないんだが、どうやら今回は…そう甘いことも言ってられないらしい。巨人の一撃(エル・ディレクト)」 茶渡はデモウラに圧勝し、石田は藍染へ伝言させるためにアイスリンガーにとどめを刺さない。 「藍染に伝えろ。その為にお前は滅却しなかった。『滅却師が来た』と。真にお前が恐れるべきは死神じゃない。滅却師だとな」 デモウラとアイスリンガーはその場所の番人であり、侵入者を排除し、倒せば部屋と共に崩れ落ちるという。 「この戦いに終わりはない。貴様らの前に勝利もないのだ。恐れるべきは…大層な物言いだが、滅却師、貴様一つ覚え違えている。藍染様は何者も恐れてなどいない。それ故我々はあの方の下へと集うのだ。恐怖より生まれた我々に、恐怖を持たぬあの方の歩みは月光のように眩いのだ。あの方は…」 22号地底路で出会ったアイスリンガーとデモウラを退けた一護達は崩れる地下空間から脱出して虚圏の地上に出る。 そこは全てが夜で白い砂だけが存在する世界だった。 「ここが虚圏。なんつうか、寂しい所だな。何にもねえや、真っ白だ」 「植物はあるんだな、枯れてるが…」 「いや、これは石英のようなものでできている」 「おい」 「どうした?これは…!?」 「城…宮殿か?あれが奴の言っていた虚夜宮ってヤツか」 「デケー」 「距離感がおかしくなりそうだ」 「全体像が掴める距離から見られて良かった」 「見たら何か変わんのか?」 「気休めにはなる、見えないよりはな」 「そういうことだ」 「どっちでもいいや。兎に角、あの中のどこかに井上がいるって考えていいんだよな」 「だろうね。他に隠せそうな場所もない」 「うん」 虚夜宮目指して走り始める一護達。 しかし、遠近感がおかしくなりそうな距離にある虚夜宮へいたる道は果てしなく遠い。 その頃、藍染は十刃全員に召集をかけていた。 「おはよう、十刃諸君。敵襲だ。まずは紅茶でも淹れようか」 虚夜宮へ向けて走っていると、一護、石田、茶渡は砂嵐に巻き込まれる。 だが、石田が用意していた霊子隔壁によって危機一髪助かる。 「一護、石田の集中力をそがない方がいい」 ヒビの入った霊子隔壁をパンチする茶渡。 その衝撃で吹き飛ばされたものの、竜巻の中からは脱出することができたものの、上から真っ白な砂が滝のように降り注いでくる。 「延引に行き渡ったかな?さて、飲みながら聞いてくれ。要、映像を。侵入者は3名。石田雨竜、茶渡泰虎、黒崎一護」 「…!?」 「侮りは禁物だよ。彼らはかつて、たった4人で尸魂界に乗り込み、護廷十三隊に戦いを挑んだ人間達だ」 「4人?1人足りませんね、残る1人は?」 「井上織姫だ」 「へぇ、仲間を助けに来たってワケかよ。いいんじゃねえの?弱そうだけどな」 「聞こえなかったのか?藍染様は侮るなと仰ったはずだ」 「別にそういう意味で言ったんじゃねえよ」 侵入者の中に因縁の一護がいると知り、ティータイムを中座して勝手に殺しに行こうとするグリムジョー。 「どこに行く?グリムジョー」 「殺しに行くんだよ、入った虫を叩くのは早いにこしたことはねえだろ」 「藍染様のご命令がまだだ。戻れ」 「その藍染様の為にあいつらを潰しに行くんだろうがよ!!」 「グリムジョー、私の為に動いてくれるのは嬉しいが話が途中だ。今は席に戻ってくれないか。どうした?返事が聞こえないぞ、グリムジョー・ジャガージャック」 突然、力が抜けたように苦しみだし、座り込むグリムジョー。 「そうか、分かってくれたようだね。十刃諸君、見ての通り、敵は3名だ。侮りは不要だが、騒ぎ立てる必要もない。…(中略)…驕らず、流行らず、ただ座して待てばいい。恐れるな。例え何が起ころうとも、私と共に歩む限り、我らの前に敵はない」 砂漠にいるようなトカゲみたいな虚は一護に気が付き、慌ててカサカサと砂の中に逃げてゆく。 「何かここ来た時は何もねえ死の世界みたいな所かと思ってたんだけど、意外と小っこい生き物もいるんだな。虚だけど…。あれ、虚って人間の魂が主食なんじゃねえのか?あの小っこい奴ら何食って生きてんだろうな」 「ここ虚圏は随分大気中の霊子濃度が濃い。おそらく、小さな虚なら呼吸するだけで十分な栄養が得られるんだろう」 「大気中の霊子濃度!?お前、そんなの分かんのかよ?」 「滅却師は周囲の霊子を駆使して戦う種族だからね。ふん、霊子が濃い方が調子がいいのさ。さっき戦って見て確信した。コツさえ掴めば、僕はここでの戦いの方が現世や尸魂界より力を発揮できるはずさ」 「へぇ、便利なもんだな。霊子が多くて調子が良くなるなんて虚かお前くらいのもんじゃねえの?」 「何!?本来、死神だってそういうもんだろ」 「俺は違うけど…」 「君だけだ。朽木さんだって尸魂界で霊力が回復してたじゃないか」 「ルキアが変なんじゃねえの?」 「兎に角、霊子濃度が高いという事実は僕だけでなく、破面側にも利することは確かだ。藍染がどの程度、虚を破面化し、どの程度統制しているか分からないが、例え統制されていなくても破面側にとって僕達は敵であると同時に食料でもある。そして、一見普通の虚に見えても、霊子の濃いこの虚圏では力は段違いと見るべきだろう」 話が長いので茶渡と先に進もうとする一護達の前に3体の虚に追われているマントで全身が隠れている子どもを見つけるが…。 次回、「その名はネル!不思議なアランカル登場」 関西ではBLEACHの再放送も始まったので初期の話をちゃんと見たいと思います。 バウント編くらいまでは再放送して欲しいな…。 BLEACH 破面・虚圏潜入篇1(完全生産限定版) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
October 24, 2007 09:07:45 PM
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