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カテゴリ:機動戦士ガンダム00
機動戦士ガンダム00の第4話を見ました。
第4話 対外折衝 ソレスタルビーイングは戦争根絶をうたいながらも国家の秩序を乱すテロリズム以外のなにものでもなく、それで148名の尊い兵士の命を失ったとして、セイロン島での介入を人革連は断固とした態度でテロに対抗していくと主張していた。 「私達のしたことで人革連の軍備が増強されていくんじゃ…」 「彼らがそうすると言うのなら、我々は武力介入を続けていくだけです」 「戦争の根絶…」 「そう、それこそがソレスタルビーイングの本懐」 『地球の化石燃料が枯渇した西暦2307年。3つの国家群により建造された3本の軌道エレバーターと太陽光発電システムによって人類は半永久的なエネルギー供給を手にするまでに至っていた。しかし、各国家群は己の威信と繁栄の為、大いなるゼロサム・ゲームを続けていた。そう、24世紀になっても人類は未だ一つになりきれずにいたのだ。そんな世界に対して楔を打ち込む者達が現れる。MS・ガンダムを有する私設武装組織ソレスタルビーイング。彼らは世界から紛争をなくすため、民族・国家・宗教を超越した作戦行動を展開していく。そして、またガンダムマイスターに与えられる新たなミッションがは閉まる』 「遂に都市部にまでテロの波が押し寄せてきたようね」 「えぇ」 「穏健派が手を結ぶ前に改革を進めないと」 「分かっています。化石燃料に頼ってきたこの国を立て直すためには太陽光発電システムを所有する国家群に援助してもらうしか方法はありません」 「ですが、我が国はは軌道エレベータの建設計画へ参加せず、エネルギー供給権を保有しておりません。虎の子である石油が輸出規制を受けている今、無償で援助してくれる国が果たしてあるかどうか…」 「それを探すために議会は王政を復活させて私を担ぎ出したのでしょう?なら、やるべきことは一つです」 「それでも状況は切迫しているわ。このまま国内が荒れ続ければ程なく彼らが現れる。私設武装組織ソレスタルビーイングが」 「ソレスタルビーイング…」 「聞いたか?アレルヤ。リアルIRAの活動休止声名」 「えぇ」 「あの声名で俺達を評価する国も出ているようだが、それは一時的なものだ。武力介入を恐れて先手を打っただけに過ぎない」 「僕達がいなくなれば彼らはすぐに活動を再会する。分かってますよ。紛争根絶はそんなに簡単に達成できるものじゃない」 「だからさ、休める時に休んどけよ。すぐに忙しくなる」 「恒久和平の実現、そのためのガンダム…」 ガンダムと直接対決したセルゲイに、ガンダム捕獲のための選任部隊を作らせる。 そこに切り札と期待する超人機関の作った超兵1号ソーマ・ピーリスも参加する。 見た目が少女のソーマの若さにセルゲイも戸惑いを隠せないでいた。 日本にいる刹那は平和な公園にいても、過去の戦争の悪夢を幻視していた。 「あ、君」 「沙慈・クロスロード」 「うん、そう、名前覚えてくれたんだ」 「誰さん?」 「あぁ、隣に住んでる…えっと…」 「刹那・F・セイエイ」 ユニオンで対ガンダム調査隊を任されたグラハム。 希望したガンダムに対向できるカスタム機も完成した。 「壮観です、プロフェッサー」 「その代わり、対Gシステムを稼動させても全速旋回時には12Gもかかるけどね」 「望むところだと言わせてもらおう」 グラハムの要請で対ガンダム調査隊に2名の部下も着任するのだった。 スメラギが予想通した通り、南米タリビアがユニオン脱退宣言が流れる。 軌道エレベータ周辺という地勢を利用した強気な発言をするが、ソレスタルビーイングが介入するだろうと考えてのものだった。 「例え利用されると分かっていても、私達は動く…」 そして、ガンダムマイスターに新たなミッションが発動される。 エクシアは海底に沈めたドックに隠しており、刹那は潜水して出撃する。 ただちに、ユニオンとアメリカの艦隊がタリビアに移動を開始し、グラハムもカスタムフラッグで嬉々と出撃する。 『遂にガンダムと御対面ですか。楽しみですよ、中尉』 「私もだ。さて、このカスタムフラッグがどこまで眼d舞うに対抗できるか…いや、そうする必要があると見た」 3機のガンダムは主要都市にそれぞれ分散して進んでいく。 「ソレスタルビーイングが武力介入をすれば、タリビアの強行姿勢を手助けすることになるわ」 「逆に武力介入をせず、ユニオンの軍事行動を許せば、紛争根絶という彼らの行動理念が瓦解する…」 エクシアはタリビアの部隊に攻撃を開始する。 「ソレスタルビーイングの創設者・イオリア・シュヘンベルグは声名でこう言ったはずよ」 「ソレスタルビーイングは戦争を幇助する国も武力介入の対象であると」 「タリビアを戦争幇助国と断定、目標を駆逐する」 タリビア政府は、ユニオン脱退撤回を条件に援軍を要請し、これを受け入れ進駐するユニオンは軍を派遣する。 作戦完了し、刹那達は撤収するが、グラハムが襲いかかる。 カスタムフラッグは速度的にはエクシアに対向できるものの、エクシアに海中に逃げられるのだった。 「カスタムフラッグ、一応対向して見せたが、しかし、水中行動すら可能とは汎用性が高すぎるぞ、ガンダム」 「まさかタリビア軍を攻撃するなんて…」 「タリビアも、そしてアメリカもこうなることを予測していたようね」 「予測していた…?」 「ソレスタルビーイングに武力介入されたタリビアは率先して米軍の助けを借りたのよ。これにより、タリビア国内の反米感情は沈静化し、アメリカ主導の政策に舵を切ることができる。タリビアの現政権もアメリカの支援を受けて安泰。他の国々もタリビアの二の舞を避けるべく、露骨な反米政策を打ち出そうとはしないでしょう。この一連の事件で一番得をしたのはどこかしら?もし分からないのであれば、あなたにこの国を救う資格はないわ。アザディスタン王国第1皇女マリナ・イスマイール様」 「ねぇ、どういうことなの?姉さん。ソレスタルビーイングがタリビア軍を攻撃って…。あの国は戦争も何もしていないじゃないか」 「そうね」 「戦いを止めさせるとか言ってたくせに戦いを引き起こしてる。そんなのおかしいよ」 「そんなに簡単じゃないのよ、世界は。世界は…簡単じゃないの」 次回、「限界離脱領域」 ![]() ![]() ![]()
Last updated
October 27, 2007 08:20:20 PM
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