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テーマ:アニメあれこれ(26112)
獣神演武の第4話を見ました。
第四幕 五神闘士 「キャー!!」 森の中で頭蓋骨に矢の刺さった白骨化した死体を見つけてしまう頼羅。 「ヒデーな、こりゃ」 「何があったんだ!?一体…」 岱燈達は旅の途中、悲鳴を聞き、幼い娘・林鈴と共に賊に襲われていた男・陳情を助ける。 その時、賊の用心棒をしている鳳星という腕の立つ弓使いと出会う。 「退け、オメーらじゃ敵わねえよ。おいらの矢を素手で受け止めやがった。悪いことは言わねえから退け」 鳳星は賊を退かせるが、彼はやたら調子の良い男で頼羅に一目惚れしてしまう。 「何だ、お前…」 「この辺じゃ見ない子だね。君、どこから来たの?いくつ?彼氏いるの?いないよね。おいら、鳳星。君、名前は?」 「ら、頼羅…」 「頼羅ちゃんか、可愛い名前だな」 「頼羅に近づくんじゃねえ!!」 「うるせえな」 武器を岱燈に向けるが、壊してしまい、その場から去っていく鳳星。 「何か分かんないけど、馬鹿の匂いがする…」 陳情から話を聞くと、自警団の跡目争いで先代の右腕だった瑛烈が街を支配するために一人娘・林鈴の命を狙っている、という事だった。 そこに瑛烈達がやって来て、その中に鳳星がいた。 「二度会えるってのはもう偶然じゃねえ。頼羅ちゃ~ん、ねぇねぇおいらんとこ来ない?ご飯も食べ放題だよ」 「何言ってやがる、俺達はたった今こっちの味方になったんだ」 「はぁ?」 「分かったらさっさと帰れ帰れ、シッシッ」 「お前、あれか?頼羅ちゃんの男か?」 「男!?」 「馬鹿野郎、コイツは俺の妹だ」 「兄貴?あー、似てねえ」 「似てなくても兄貴は兄貴だ」 「気が変わったら、この先の屋敷にいるからね」 「今度、頼羅に近づいたらただじゃおかねえ!!」 「あの弓使いは何者です?」 「最近、瑛烈が雇った流れ者の用心棒です」 「……」 「どうしたの?」 「いや、少し気になることが…」 その夜、劉煌は鳳星に会うため、瑛烈の屋敷に忍び込む。 武器庫で自らの武器「霜纏弓」を探す鳳星の前に現れる劉煌の紋様に反応し、鳳星の弓を持つ手の甲に「禄存」の紋様が浮かび上がるのだった…。 「やはり、それは禄存の紋様」 「何だよ!?」 「伝承によれば七人の北辰天君は己が属性に相応した武器をそれぞれ持つ。そして、五神闘士・禄存の武器は弓。君は自分の力に耐えられる弓を見つけられずにいる。昼、私の目の前で避けたこの矢が何よりの証拠。そして、我々の持つ紋様もまたその証だ」 「…!?」 「何故だ?何故、五神闘士なる者があのような者の用心棒など…」 「五神闘士!?俺はそんなもんは知らねえ。ただ、師匠に言われたことをやろうとしているだけさ」 「お師匠に言われたこと?」 己に相応しい武器を探すように師匠から言われた鳳星だが、そのことを劉煌には言わない。 「分かった、今日のところは引き下がろう。だが、覚えておいてくれ。貪狼が現れ、破軍も現れ、また動いている。二天神尊が並び、現れたのだ。もし君が貪狼に付くと言うのなら私は全力で君を潰す」 「貪狼!?破軍!?何言ってるか、分かんねえよ」 「知らぬか、ならばいい。いずれ知ることになる、それが星の定め」 劉煌が去った後、鳳星は巻物を見つけ、その中の弓という文字だけ読めた。 そこにやって来た瑛烈から巻物が明日の夜、仕入れる決戦に向けての準備だということを知った鳳星。 そのことを立ち聞きしていた劉煌は陳情に伝えると、岱燈は武器が来る前にやっつけて武器まで取ってしまおうと言うのだった。 「成程、岱燈にしては冴えてるじゃないか」 武器を劉煌達が奪い、その武器で陳情達が油断している瑛烈達を襲うという作戦を取ることになった。 「岱燈、私と頼羅殿が足止めをする。その間に…」 「分かってるって。何度も言うな、簡単簡単」 「何か不安なのよね…馬鹿兄貴が簡単とか言うと」 「馬鹿って言うな」 岱燈達の前に現れた鳳星。 何をしているのか教えてくれなかったが、林鈴の家の方から煙が上がっているのを見つけ、4人で向かっていく。 「何てことだ!?」 「あいつら、武器手に入れてから突っ込むんじゃなかったのかよ!?」 霜纏弓を手にして、火の上がった林鈴の家を見て笑っている瑛烈。 武器は昼間の内に手に入っており、鳳星が怪しいと思って先に手を打っていたらしい。 「早く皆を助けないと。陳情さんも林鈴ちゃんもまだ中だわ」 一度に何本も矢を撃つことの出来るカラクリを持っている瑛烈は決して助けには行かせようとしない。 「岱燈、ここは任せた。その間に私があの2人を助ける」 「分かった」 岱燈は瑛烈に、劉煌は陳情達を助けに向かっていく。 霜纏弓が使えない瑛烈は岱燈に簡単に一発入れることができる。 陳情と林鈴をあっさり救出した後、劉煌は瑛烈の手下達と戦う。 鳳星は霜纏弓を手にすると、瑛烈の手下に陳情から奪われた林鈴を助けるため、弓を放つ。 「貴様」 「性根の曲がった奴には真っ直ぐな矢は撃てねえんだよ」 逃げようとした瑛烈は劉煌に螺穿棍で肩を叩かれ、気絶するのだった。 燃えた家を復興させていく陳情達にお礼を言われた岱燈達は鳳星を仲間に加え、都へと旅立つのだった。 次回、「病みし帝国」 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
October 29, 2007 03:56:48 PM
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