ご愁傷さま二ノ宮くんの第5話を見ました。
第5話 海へ行こうよ
「どうして、この私が部屋の掃除などを。あら、何ですの?これ」
真由と
峻護の部屋を掃除中にBL本を見つけてしまう
麗華。
「これは、なんて破廉恥な!!」
元の場所に戻した
麗華は顔を少し赤くしながら、もう一度読むのだった。
そして、コミケに参加した
麗華の本は売れ行きが好調だった。
「ここは一体…!?」
「南の島よ」
「南の島だね」
「俺が言いたいのは何故俺達がここへ連れて来られたのかということで」
「だから、休暇よ。決まってるでしょ」
「皆、家事やら特訓やらで頑張ってるからね。そのご褒美だよ」
「ま、そういうこと。あんたもゆっくり骨休みしなさい」
「そんな馬鹿な…姉さんが休暇をくれるなんて…。これには絶対裏が…」
「全く、人騒がせな…」
「あの、二ノ宮くん、あ、あの…よかったら私と一緒にボートに乗ってくれませんか?」
「え!?」
「俺と?」
「はい、ダメですか?」
「いや、そんな…」
峻護とボートに乗る
真由は海亀に触ろうとしてボートから落ちかけたのを
峻護に助けてもらう。
峻護は特訓のことは忘れて、お互いにゆっくりしようと言うと、今日一日一緒に遊んで欲しいと
真由が誘うとOKしてもらうのだった。
砂浜で横になり、昔のことを夢で見ていた
峻護。
《約束…?》
寝ていた
峻護の頬に冷たいジュースの缶を当てる
真由。
「うわぁ!?」
「ご、ごめんなさい。そんなに驚くと思わなくて…」
水着姿の
真由に日焼け止め塗りをお願いされてしまう
峻護。
いつも引っ込み思案な
真由も、今日はちょっとだけ大胆になり、
峻護とビーチで2人きりになろうとする。
もちろん
麗華がそんなことを許すはずもなく、
保坂の考えた作戦をとる。
大胆な水着を着た
麗華は
峻護を手招きして呼びます。
「先輩、その水着は…」
「え?やっぱり変ですのね。もう保坂の馬鹿。だから嫌だと言ったのに」
「いや、変というかその…」
「もう水着のことはいいんです。それより、これを私に塗りなさい」
麗華にも日焼け止めを塗る
峻護。
峻護より
麗華が感じていた…。
2人で1つのジュースを飲んだり、砂浜で追いかけっこをしたり、砂を崩して棒を倒さないようにするゲームをしたりしている
峻護と
真由の邪魔をする
麗華はことごとく裏目に出ていた。
「先輩、どうしたんだ?」
「私は一体どうしたらあの男を…。でも、だって…分からないんだもの。どうしていいか」
「弱気ですね。でも、僕、そんなお嬢様も嫌いじゃないですよ。分かっていますよ。二ノ宮くんのことは別に何とも思ってないって。でも、決断を躊躇えば同じチャンスは二度と回ってこない。兵法の基本です」
「きっと星が綺麗だと思うの。ここは空気も綺麗だし、夜なら空は満天の星で…。だから、だからね…」
「いいですね、それ」
「本当に?」
「もうバッチリ。今夜は満月らしいですから海もキラキラ光って綺麗ですよ」
「嘘じゃない?」
「大丈夫です、お嬢様なら」
「荷造りをします。服を用意なさい」
「はい、お嬢様」
夕日に染まっている海岸を歩いている
峻護は
真由を見つけ、星を見に行かないかと誘う。
それを聞いてしまった
麗華は無言で立ち去っていく…。
涼子と
美樹彦は
峻護達を残し、明日迎えに来るという置手紙を置いて先に帰ってしまった。
食事の席で、
麗華が姿を見せない。
「俺、ちょっと探してきます」
「どうして?」
「それは北条先輩が心配だから」
「何で君が心配するのかな?二ノ宮くん、君はいい人だよ。頭の回転も速いし、まぁ妙に鈍いところもあるけどね。でも、本当に君はお嬢様の気持ちに気づいてないのかい?」
「お、俺は…と、兎に角行ってきます」
「んふふ。逃げるのも戦術だというけど」
「あの…やっぱり私も」
「さて、どうなるのかな?」
夜の砂浜を歩いている
麗華は石に躓いてこけてしまう。
足を挫いてしまった
麗華はこんなんじゃあの時の約束が守れなくなってしまうと思いながらも、
真由と楽しそうにしている
峻護を思い出して、どうしたらいいか分からないと泣きながらも、心の声が聞こえていた。
麗華を探す
峻護は
麗華を見つけ、星を一緒に見る。
足を挫いている
麗華を背負うとする
峻護に抱きつく
麗華。
だが、それはもう一人の
麗華で、サキュバスらしく、
峻護の手を自分の胸へと誘導していく。
だが、時間が来たらしく、もう一人の
麗華がいなくなると、
麗華は気を失って倒れてしまう。
これがサキュバスの精気が足りない状態だと判断した
峻護は
麗華にキスしようとするところを
真由は見てしまい、その場から立ち去ろうとすると罠にかかってしまう。
そして、何者かに拳銃を突きつけられた
峻護。
キスしなくても目覚めた
麗華は自分が
峻護の腕の中にいることに慌てて、声を出しているので
麗華も拳銃を突きつけられてしまう。
次回、「思い出してよ」
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