獣拳戦隊ゲキレンジャーの第37話を見ました
修行その37 ギャンギャン!お見合い問答無用
スクラッチに、
ランの母・伶子が、
ランに見合い話を持ってきた。
実は
ランは地元の大地主の一人娘。
そろそろ結婚して宇崎家を継げというのだ。
「結婚なんてダメダメランちゃん!!」
「お前、そんなにランが好きだったのか」
「ランちゃんがゲキレンジャー辞めたら、男ばっかになっちゃう」
厳しい母には逆らえない
ランは全く結婚する気はないものの断れないのであった。
その頃、臨獣殿では
ロンの導きにより、最強の拳“幻獣拳”が動き出していた。
「幻獣拳、激獣拳に勝り、臨獣拳を凌ぐと言ったな」
「えぇ、この世には神秘と幽玄の生き物、幻獣が13体います。臨獣殿アクガタの中で獣を超える力を得た者が、更に幻獣に学び、幻獣の力を手にした。その13の流派が幻獣拳です」
「つまり、最強の中の最強の拳ってことね」
「そうです。御覧なさい、あれこそが幻獣王の星。だが、未だに本当の輝きを放っていない。その周りを取り囲む4つの星があるでしょう。あれが幻獣王を守る四幻将の星。既に3つが本来の輝きを放っている。そして、その傍には四幻将を支える双幻士の星が2つずつ輝いている。未だ輝かざる幻獣王の星は理央様、あなた。そして未だ輝かざる四幻将の星はメレ、あなたです。全ての星が輝いて幻獣王の世が始まるのです」
「で、私達も幻獣拳の使い手になれと?」
「そうです。その為には幻獣拳の調製者である私と血盟の儀式をしてもらわなければなりません」
ただ、血盟の儀式を行うと、『無限道』という輪廻の苦しみを背負うということになるそうです。
「何だ、それだけ?構わないわ、幻獣拳が理央様のためになるのだ」
「それだけとあっさり言ってしまうとは。成程、四幻将に相応しい」
「早くその血盟というのを済ませようじゃない」
「血盟の儀式とは即ち、臨獣拳使いが発する臨気を幻獣拳使いのみが発する気、幻気に変容させるもの。私の幻気を受け入れ、己の臨気を幻気に変えるのです。ゲンギ・幻解放」
「リンギ・解放」
「メレ、あなたは」
「私は」
「臨気を解き放ち」
「臨気を解き放ち」
「幻気を受け入れる」
「幻気を受け入れる」
「ゲンギ・ゼンリンゲンノウ」
人間の絶望と悲鳴が身体に満ちれば、新しい力が与えられるようになった。
これで
メレは幻獣王となる
理央を護る四幻将になるため、臨気を幻気に変える“血盟”の儀式により幻獣拳の使い手になっていた。
ケンの提案で、見合い相手に嫌われる作戦を実行するが、目論みとは逆に
ランは見合い相手に気に入られてしまう。
そこで、
ケン達4人は
ランの恋人に扮装して見合いに乱入する。
しかし、すぐに伶子に正体を見破られ、スクラッチの印象を悪くして逆効果だ。
四幻将の一人、サンヨの双幻士である幻獣ケイトス拳使いのゴウユが街に出現する。
気配を感じ取った
ジャン達が駆けつけるが、ゴウユの超音波での攻撃に戦う術もない。
一方、
ランは長刀を持った伶子に足止めされていた。
「大切な人を護るために生きる」という自分の選んだ道を理解してもらいたい
ランは伶子にスーパーゲキイエローとして戦う姿を見せることにする。
駆けつけた
ランの指揮で、ゲキレンジャーは5人の激気弾を合わせたゲキワザ・五合業を放ちゴウユを吹っ飛ばす。
キャプテンとして立派に戦う
ランの姿を見た伶子は
ランの選んだ道を応援することにする。
ところがゴウユが巨大化し、ゲキファイヤー、ゲキトージャウルフ、サイダイオーで応戦するが、ゴウユの強さには敵わない。
そこで、ゲキエレファントファイヤーに変形し、エレハンマーでゴウユを投げ飛ばす。
すかさず、サイダイオーでとどめをさそうとしたところに、巨大サンヨが出現し、重さを自在に操るサンヨは、サイダイオーの動きを封じ、ゲキファイヤー、ゲキトージャウルフを一突きで吹っ飛ばす。
幻獣拳の圧倒的な強さを見せつけ、去っていったのだった。
メレは幻獣フェニックス拳の使い手に変貌する。
「幻獣拳、確かに見せてもらった。激獣拳に勝り、臨獣拳を凌ぐ。理央様を幻獣王と仰ぎ、幻獣拳の世がやって来る」
「幻獣フェニックス拳、鳳凰の力を手にしましたね」
「全ては理央様の為に!!」
次回、「ビバビバ!もう一人のレツ」
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